Ross Bay Villaの晩秋のお庭

チューイが少し「Sleep in(寝坊)」できるようになったとはいえ、引っ張っても6時半までにはペン(ケージ)から出して朝ごはんの準備をする。今朝も6時に目覚ましセット。なので、週末も午前中が長くて(笑)。

今朝はチューイの朝の世話をしたあと、7時に開くスーパーで買物をし、30セントほど値下がりしたガソリンを入れに行き、庭で刈り取ったものを地区のリサイクルに持っていった。その時点で8時半にもなっていなかったので、家に帰る途中にスタバに入り「バニラソイラテ」をゲット。週末の朝のスタバなんて初めてかも。そしたらねー、中も外もテーブルがいっぱい! 年配の方たちが楽しそうに「ソーシャライゼーション」されていて、その風景が新鮮だった。別のベーカリーでアーモンドクロワッサンを買い、ほっこり♡ 焼立てでふわふわで。やっぱり早起きはいいな〜と。私にとっての「大好きで贅沢な時間」って:

  • ゆったりとした朝ごはん(これはパン食・甘い朝ごはんがいい)
  • ひとが普通入らない時間に入るお風呂(午前10時とか、午後3時とか)
  • 翌日仕事がない日の就寝時の読書

最近、もう一つ加わったのが、お風呂で体が温まった後に、ごろんと床に寝そべってブランケットを軽くかぶり目の上にも小タオルをかぶせ、瞑想モードで落ちていく時短パワーナップ。20分ほど深い眠りに落ちるのが、んもう、超気持ちいい。

あれれ。何の話をしてるんだ。

そうですそうです。今日はそういうわけで朝の時間がゆったり長かったので、午前中に自転車でちょっくらペットショップまで走った。チューイの生食(冷凍)の買い出しに。

その帰りにねー、いつもはさーーーっと素通りする「Ross Bay Villa」に自転車をとめた。

詳しい歴史はサイトでも紹介されているんだけど、この「ゴシック・リバイバル調」の家が建てられたのは1865年。1879年までの14年間は「Frank J. Roscoe と Anna Letitia Roscoe」がお住まいだったファミリーホーム。

その後何年もの間、誰が住んで放棄されたのかという歴史の部分はきちんと読んでいないからわからないのだけれど、2000年から2014年の間に少しずつ修復工事が行われたそうです。たくさんのボランティアの人たちのちからあって蘇った歴史です。私もこの地区に住んで長いので、鬱蒼とした草に覆われていた頃のRoss Bay Villaも知っている。「このまま朽ちていくのかなぁ」って思ったこともある。

修復工事にこれだけの時間がかかったのも、ヘリテージ建築物であることが大きかったらしいです。当時の様相を復元するのは簡単なことじゃないもんね。

でねー♪ お庭が!とーーーーっても素敵で!

建物の中のディティールや家具と同じように、庭も当時のブリティッシュガーデンを再現されているらしいです。何年もかけてボランティアの人たちが少しずつ作り上げてこられたお庭。

こうしてみると、穏やかな住宅街の一角にある、ようだけれど、片方には新しく建ったコンドミニアムがある。大きなビルの間に残されたわけではないけれど(「The Little House (by Virginia Lee Burton)」みたいに)、Ross Bay Villaのこの空間だけが特別に切り取られて守られているようで素敵です。

このおばあさんに、「お花がとーってもキレイですね!」って話しかけたら、「そうでしょう?もうシーズンもおわりだけれど、今年はいつまでも温かいからまだ咲いているのよ」っていいながら、にこにことダリアとコスモスを束ねていた。ボランティアの方です。

コンドミニアムで影になってしまった部分には、キッチンガーデンが再現されている。このエリアを担当しているおばあさんは、「今年は出だしが寒かったから不作だったのよー。」って。耕し始めた頃は土が痩せていて何も育たなかったけれど、ようやくまともになってきたわ!って嬉しそうに話してくれました。

小さなスペースをとても上手に使われている。

フェンス沿いの手入れをしているのがデイブさんで、お庭のマスターボランティアさんだそうです。おばあちゃんに教えてもらった。「こんにちはー!お庭がとってもキレイで、素晴らしいです!」って話しかけてみると、「そう言ってもらえてとてもうれしいよ。ようやく庭らしい庭になってきたよ。」って。

ダリアやアスター、コスモス、サルビア。とても可愛らしいお庭。

見ていて思った:水やり用のソーカーホースが決め手だな。。。 と。しっかりと張り巡らせてあるソーカーホースがあるから、うちみたいにからっからに乾いて砂みたいになっている花壇がなかったもん。

ふと思い立ってRoss Bay Villaに立ち寄ってみて良かった♪