こそ泥っ!

朝、Gusと散歩に行くのに裏口を開けようとすると。。。

へっっ??

一瞬目をうたがった。

きみ。そんなところで。。。何やってんの???

おっ。気づかれたか。

べぇ〜〜〜〜〜〜〜っ。

ぬぁ、ぬぁんという態度っ!

窓の向こう側からは、反射してよく見えないのかもしれない。でも、私達の気配は感じているらしい、こそ泥。

ぬぅっとこっちを見つめて。

間合いをつめて。

えっ?

にょっ。

目が合ったーっ!

それでも焦る様子もなく。りんごを大切に両手で抱えてまた振り返る、こそ泥。

私たちのりんごの木になった、最後のりんごだった。2日ほど前に見つけて、「あぁ、コレが最後だなぁ」と、裏口のポーチの手すりの上に置いておいた。寒くなってきたし、外においておいたほうが長持ちするかも〜、なんて思って。

裏庭の奥には、お隣さんの古いりんごの木から落ちてきたリンゴがたっくさん転がっている。なのに、このタヌキたちは見向きもしない。カスカスで美味しくないのをよ〜くわかっている。全く。

元気な一週間を!