ずっと気持ちのいい天気が続いている。朝は涼しくて11〜12度。でもお昼ごはん時までには暖かくなり、25度くらいまで上がる。家に帰って、夕方のお日様が当たっている野菜たちを点検する時間が気持ちいい。
去年の畑の記録写真と比べると、まる2週間遅れている今年の畑。去年はもっと元気に育っていたものが、育たなかったり、育ってはいても、形が変だったり。手探りで野菜を育てていると、毎年「来年はこうしよう」って思うことがある。例えば、今年はブロッコリーのすぐ横に葉っぱ野菜を植えたんだけどね、ローテーションの早い葉っぱ野菜に水をあげるのと同じペースでブロッコリーにも水をあげていたのですね。すると、気がつくと、ブロッコリーの葉っぱが黄色くなってきた。水のあげすぎみたい。でも、ブロッコリーに合わせて水をあげないでいると、葉っぱ野菜がしおれたり。
自転車をこぎながらも、来年の春先には馬糞(ホースマヌアー)を加えようか、鶏糞(チキンプー)にしようか、と思いめぐらす。ちいさな畑で、言ってみればただの野菜なのに、気がつくと私が野菜や土のことをあれこれ考えていることって多い。みんなそうなのかな。
トマトって、あの赤くなる実の大きさに比べて花がとても小さいと思う。
小さな黄色い花の花びらがしおれて、それを破って出てくるかのようにちっちゃなトマトの実が顔をのぞかせてます。すごいなぁ〜。
ほんとうにゆっくりなペースだけど、毎日のちょっとした変化に気づくのが楽しい。
…と、私が観察をしていると…
きたきた…
しゅび〜〜ん。
飛んできた Gus。影がオモシロイ♪
*おまけ*
とても心温まる映画を一本。Le Havre / ル・アーブルの靴磨き。カンヌ国際映画祭の出展作品の一つ。フランスの作品です。
フランスの小さな港町「ル・アーブル」を舞台に、靴磨きのおじさんマルセルと彼の奥さん、不法移民の男の子とマルセルの友達たちの繰り広げる素朴なお話です。大きなドラマもサスペンスもないんだけど、人情味に溢れていてあたたかい気持ちになりました。友情をテーマにしたこういう映画、すごく好き。普通の人たちの普通の生活や生き方を描写するのって、派手さやアクションで塗りたくれない分難しいんだと思う。オススメで〜す☆