好きなひとにフェアウェル 【夢】と Humbert Humberの歌

とっても気持ちのいい金曜日♪ Happy Friday♪

@ university garden

やっと週末だー。今週は暖かくなってようやく20度を超えましたー。ヨーロッパ各地を猛暑が襲っているけれど。。。お元気ですか?しっかり水分をとって。溶けないでね〜。

今日は夢メモ(ゆメモ?)。スルーしてねー。

***

とてもとても好きな人だったんだと思う。

そんな特別な気持ちで、彼のお別れパーティーが開かれている公民館の扉のところに立っていた。そう、公民館でフェアウェルパーティ。一昔前の田舎町の公民館。季節の行事も、新聞やペットボトルのリサイクルも、手芸教室やビューティコンテストや結婚式やお葬式も、みんなそこで行われる。彼のお別れ会も。

夏の終わりの午後。枯れ草のにおいと、まだチクチクするような眩しい光と。ポップコーンとキャンディスプリンクル(?アイスの上にふりかけるカラフルなの)を思わせる話し声や笑い声や歌声が、開け放たれた公民館の窓からこぼれだしていた。ギターとアコーディオン。フォークソングかな。彼らしいなと思う。

このシーンのすべてが彼らしかった。

公民館の戸口から中をのぞく。
あぁ、ひとがいっぱい。楽しそう。
むこうの方に彼がいるみたい。 友だちや家族に囲まれている。背が高い彼だけれど、頭の先っちょしか見えない。みんな笑ってる。

私はずっと戸口のところに立っていた。頭の先と、ときどき、ひとの顔の間からちらっと横顔がのぞく。彼のお父さんがお母さんの肩を抱いて、私のそばで私と同じように眺めていた。近くに行ってひとこと声をかけたいな、っていう気持ちはあったんだけど、ずっとそこに立っていた。

私は両手で彼へのお別れギフトを抱えていた。そう、お餞別。手作りの。

それは大きな大きなピザの一切れのような形の「花板」。フラワーボード。他にうまい呼び名が見つからない。

オレンジ色のマリーゴールドをぎっしりと敷き詰めた、扇形の花板。土台を何で作ったのか知らないけど(覚えてないけど)、ちょっとふにゃふにゃしていて両手で上手に持っていないと形が崩れてしまう。

それと。

同じようにマリーゴールドで作った「スキー帽」。

手がふさがっていて持てないから自分でかぶっていた。

こんなものをもらって、しかも、このパーティーの後すぐにトラックで町をでていく彼にとっては、迷惑でしかないだろう。私を見つめるもうひとりの私は、そう思っていた。

でも、花帽子をかぶって花板をもって戸口にたっているわたしは、とても満たされていた。「ひとつひとつみんな新鮮できれいなマリーゴールドだしねっ」って。

結局、ピザの形の花板を、彼のところまで歩いていって手渡すことにはためらいがあった。(ためらいの理由は、「ひとをかき分けて歩いているうちに、花が崩れちゃったら悲しい」もんね)。近くに立っていた彼のお父さんに「Where is his truck?」とたずねた。

彼のピックアップトラックは公民館に横付けするようにとまっていた。荷台の半分ほどに荷物が積まれ、青いシートが被せられている。

その荷台の空いているスペースに、彼へのお餞別の花板をそっと置き、かぶっていた花帽子もその隣にならべた。

「これを見たら、私もお別れ会に来ていたんだなって気づいてくれるよね。きっと。」

と。

わいわいとした明るい声が聞こえたので振り向くと、公民館の入り口から友だちに囲まれた彼が出てくるのが見えた。変わらず、頭の先っちょしか見えなかったけど。

Tシャツに残るマリーゴールドのにおいと一緒に、さ、帰ろうかな、と。歩きだした。

***

私には珍しく、ちょっとセンチメンタルな夢?? でもないか(笑)。あれ、誰だったんだろな。朝起きて、しばらくしてからふわぁ~っと場面をおもいだして、妙に懐かしい気持ちになったよ。

でね、最近偶然見つけた「ハンバート ハンバート(Humbert Humbert)」というデュオの歌を聞きながら出勤。夢の余韻にぴったりだわ~ん♪ なんて思いながら(笑)。

飾らない素朴な歌詞と二人の歌声が好き。

ギターやピアノやハーモニカのシンプルな演奏に合わせたフォークソングがとっても心地よい。二人はご夫婦なんだってね~。素敵だな~。

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なぜなのか【夢】

久々の夢メモ。

昨夜は短いのをたっくさん見た。夢の中でたくさん走り回ったりしたので、起きたときに妙に疲れていた。

短編(?)が一つ終わるとまたすぐに次が始まるというようなもので、そのどれもが、なんとなくちょっと変だった。見ているときはそれほど「変」に思えないのが夢なのだけれど、思い出してみるとどれをとっても「なぜなんだろ」と。

一つの夢では、私は「ミリタリートレーニング」のようなものに参加していた。小さなグループごとにその日の目標があって、グループの総得点が一日の終りに発表される。目標を達成できなかったり得点が低いグループは、トイレ掃除や洗濯などをすることになる。初日、私のグループのメンバーをざっと見たところ、80歳くらいのおばあちゃんがひとり混じっていた。

「。。。なんで??」

で、他のメンバーは?? と見渡しても誰もいない。わたしと、おばあちゃん二人きり。他のグループは普通に20代、30代、40代で3〜4人で一つなのに。なんでー??? 私のおばあちゃんは、イキナリ腰を抜かしてしまうんじゃないだろうか、最初から私が背負って走らなきゃならないんじゃないだろうか、。。。そんなこと私にできるのか。。。一気に不安に襲われた。

教官がピーーーーーーッ!!!と笛を吹いた。

おばあちゃん、「きっ」と私を見て、「ほな、行くでっ」と走り出したっ。「ええっ???」

トレーニングはサーキット(アスレチック?)のようなコースになっていた。どろどろの水たまりに這いつくばって向こうにわたったり、丸太にしがみついて向かい側のプラットフォームに飛び乗ったり。

私の心配はよそに。

おばあちゃんはひょいひょい進んでいった。目の前の7−8メートルの高さから吊るされた網(?)にも、ひょいひょいのひょいとスパイダーマンのように吸い付いて登っていく。

click で拡大。 doodle marathon より

「えぇ〜い、あんたさんも、はよぅついてこんかいなぁ〜」 と、振り向きもせず私を急き立てる。

すごい、このおばあちゃん。スーパー80だ。。。 と、すでにゼーゼーしながらおばあちゃんのあとを追う私。

その後に見たのは。

大きな体育館の扉の前に立っていた。錆びれた青い鉄の扉。

体重をかけて両手でぎぎぃ〜っと押し開ける。誰もいないのか? 外の光に慣れていた目で見ると、体育館の中はずいぶん薄暗くてよく見えない。

いや、いる。人がいる。20〜30人くらいだろうか?

みんな。。。

忍者みたいな格好をしている。

自分がとても場違いなところに居合わせてしまった気がしてきた。 と、同時に、妙な気持ちが沸き上がってきた。

「できる気がする!」 そんな気持ち。

すると、目の前に現れたお師匠さん(のようなおじさん)が、「そうですよ。やってみなさい。体はちゃんと覚えています。」と優しく確かな声で言って頷いた。

周りをもう一度よく見渡してみると、みんなマーシャルアーツ(空手とか柔道とか拳法)の「型」の練習をしている。

「そうだ!私もできる!」と、短大の頃にかじった「少林寺拳法」のことをはっきりと思い出した。

お師匠さんの方をむいてうなずいた。やってみます!と。

自分でも驚くほどの自信がわいてきた!

そして。

「はちゃーーーーっ!」と、威勢よく忍術の練習する痩せた男のとなりで。

わたしは。。。

click で拡大。 doodle marathon より

ごろんごろん をしてみた。

。。。。。。。

おいっ。

せめて、せめて、前向きにでんぐり返しをしようよ。と。意気揚々とごろごろ転がっている自分にあきれているもうひとりの自分がいた。

でもね、「はちゃーーっ」の忍者は、ごろごろ転がる敵(?)に、どういう技をかけていいのか戸惑っているようだった。よ。

***

なぜなのか? って思うよね?

突然、春。願いごとのかなえかた。【夢】

まったく突然、春。大きな辞書を50ページほど一度にガバっとめくったような。よっこらせ、ばたん、春でっせ。

そんな感じでやってきた。花が迷いなく一斉に開いた。

きらきらでまぶしい週末、海岸には子どもたちやわんこもいっぱいだった。

海の水もきれいだったよー☆

私も今日はジャケットなしでもオッケーなんじゃない、という感じですっかりカナディアン。

ホットフラッシュがおさまって、まとめて眠れるようになってから、また夢を見るようになった。途切れ途切れの睡眠では変なところで目が覚めてしまって覚えていられないようだったから。週末の夢でね、「願いごとが絶対にかなうおまじない」を教わった。

こうやって。

from doodle marathon.

白いボリジの花枝を二本。頭に差す(縛り付ける)。そして願いごとをひとつ。

必ずかなうんだって。

白いボリジの花を見つけたら、ぜひ試してみてね♪