もう少し。とろけるカスティリオンチェッロを見てネ(また写真多いですー)。
サマーハウスに着いた夜、マシモがバーベキューで腕をふるってくれた♪
イタリアの人たちって、みんな夕食を食べるのが8時半とかそれ以降なのかな。いつも6時に夕食の私たちも、すっかりイタリアンペースに馴染んじゃって。夜ご飯が遅いと、その分慌てて夕食をつくることもなく、なんだかゆ〜ったりと準備から食事までを楽しめる気がした。
とてもシンプルなのに、めっちゃくっちゃおいしかったー!ソーセージ一本とっても、なんなんだこのウマさはっ?!って叫んでしまうほど美味しかった。フランチェスカは家を出る前に、ささっとナスとトマトソースの重ね焼きを作って持ってきてくれた。これがまた美味しかったぁ。やっぱりね、トマトの甘さがちがうっ!
夜、パティオのあたりに「蛍」が飛んでいた。ほ・た・る!
暗闇の中、ふわぁっと小さな明かりが舞う様子はなんとも幻想的でした。相方にとっては生まれてはじめて見る蛍。もっと暖かくなると、パティオの下の茂みは、蛍の集いでほんのりと明るくなるんだって。やっぱり、Magic!だ。
カスティリオンチェッロにいた数日、気持ちが浮かれて朝も早くに目がさめてしまって。まだ空気がひんやりとしている7時前、海辺の散歩にいきました。
低木の茂みをぬけて。
カスティリオンチェッロについてすぐに気づいたのが、あたりに漂う甘い香り。キンモクセイの香りによく似たいい香りを放っていたのが、この花。フランチェスカはPitosfolo(シロトベラ)だと思うって言ってた。
茂みを抜けて海に出ると、海岸沿いの岩場を抜けていく小道がありました。この辺りの海岸は、火山岩がごろごろとしていて独特な色合い。
岩と岩の間を吸い込まれるように、一人ずんずんと歩いてしまった。
ビクトリアでは、夏でも朝はひんやりしてジャケットをきなきゃいけないことばかりなので、こうして薄いスウェットだけでふらふらと散歩できるという開放感に嬉しくなってしまった。
釣り人たちがそれぞれのスポットで。ここでみかけた一人のおじさんは、夕方までずぅっと釣りをしていた。釣れたのか釣れなかったのかわからないけど、なんだか幸せそうでした。スノーケリングを付けて素もぐりをしている人も見かけたヨ。地中海は大きな潮の満ち引きはないらしいけど、大きな波が打ち寄せたときに内側の岩のくぼみに海水を溜めるんだって。
そこには。ウニ。
ウニがいっぱいーっ!! マシモ曰く、南のほう(プーリアとかあの辺り)では、ウニをそのままパスタにのっけて食べるんだって。それ、私も食べたい〜。
散歩から戻ると、せっせとパティオの掃除をしているマシモ発見。彼もじっとしていられない性分だな。
靄がかかっていた海も、散歩を終えて変える頃には青々としていた。
朝の空気が本当に気持よくて、幸せで胸いっぱいになるってこういうことなんだな〜ってしみじみ。そう言えば、イタリアに滞在中はずっとこういう気分だったので、変な話「ジャンクフード」や「おやつ」を食べたい衝動にかられることは無かった。気持ちがギスギスしたり満たされていないと、間食に走っていたのか…と気づいてしまった。
トスカーナのパンには「塩」が入ってないんだよ。ってフランチェスカが教えてくれた。だから、初めてトスカーナのパンを口にすると、「何かが違う」って思うはずだって。
うん、違ってたー!塩気がない分、粉の味がしっかり。テクスチャーも「密」で、これはこれでとても美味しい。う〜〜む…パンはどこで食べても美味しかった。
Aww…. Che Bello!!!