BC Spot Prawns – 甘エビ捕り

晴れた土曜日、昨日のこと。船を持っているお友達が、「エビを捕りに行こう!」と誘ってくれました♪ やっほー!

去年も船を出してくれて、とりたてのぴちぴちのエビを沢山譲ってくれました(→ココ)。実は月曜日が相方の誕生日なんだけど、そのお祝いにと、沈めてある6つのTrap(エビ捕獲用籠)を挽きあげるよ〜。だって♪

Brentwood Bay

このお友達は、Brentwood Bayっていう湾にMy Boatを停めていて、お宅も船着場から歩いて5分のところなので、この時期、毎日仕事の後エビ用Trapを挽きあげて集めて、また沈めて、ということを繰り返しているそうな。この時期だけで、一年分のエビを収穫できちゃうんだって。すっげー。

Brentwood Bayで捕れるのは、British Columbia州の西海岸特有の「スポットプローン(Spot Prawns)」と呼ばれているエビ。

これがさ、知らなかったんだけど、日本人が好んで食べる「甘エビ」と同じ種類のエビらしい!通りで生で食べたら甘いわけだ〜。

はい、我が家の Salty Dog。海に出るの、大好きなGus。ラッキーなことに今回も同行させてもらってます。

2102-spotprawn

船着場での気温は15度くらいだったけど、船の上は寒かった。もっと着込んでいくべきでした。

Brentwood Bay

怪しげな真っ黒なセールボート。ここまで大きい船だと、船の上で十分生活できてしまうよね。きっと。

船が走りだすと上機嫌なGus。笑ってるし(↓)。

Brentwood Bay

こんな広い湾で、どうやって自分のエビ捕獲用籠が沈めてある場所を見つけ出すのだろう、と不思議だったんだけど、船にはちゃんとナビゲーションシステムがあって、沈めた場所に印をつけておくことができるんだって。そーよねー。じゃないと、別の人が沈めた籠まで挽きあげてしまいそうだもんねー。

Brentwood Bay

G:うみのかぜがきもちいい〜。

Brentwood Bayの水は本当にきれいで、ここの甘エビは特別おいしいそうです。籠をひきあげる瞬間ってどきどきモノ。

ひとつの船で沈めてもいいのは6つまでだそうです。

中央にぶら下がっている白い入れ物に、エビ用のエサをいれておくんだって。お友達はこの籠を6つ、沈めています。

じゃじゃ〜ん☆ バケツにいっぱい。

Brentwood Bay

全部で5kg強。すっげぇ〜。

こういうエビってどうやって食べるのがおいしいのかな。とりあえず、生でも食べてみたし、お友達はよく「サビーチェ」(ライム汁にひたしておくもの)を作るそうな。軽く炒めてもおいしいし、新鮮だからまるごとフライにして食べても美味しそう。今回は船の上で頭の部分を全部とってしまいました。家に帰ってから楽だろうって。

日本の甘エビは私の薬指くらいの太さだけど、スポットプローンの大きいものは、親指くらいの太さのものもあります〜。

Brentwood Bay

Gusは特等席に座ってすっかり「じっさま」の顔。あんたは恵まれたわんこだよ。

夕食は結局バターとニンニクで軽くソテーして食べましたー☆

Brentwood Bay

こうやって自分で捕ったものが食卓に並ぶのって、幸せ。

海の幸、ごちそうさまでした。

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Goodies#344: エビを獲るat Brentwood Bay

昨日、紹介しきれなかったので。
初セーリングの「ハイライト」でもありました:★エビを獲る★

このあたりで獲れるエビは「Wild BC Spot Prawns」と呼ばれるもの。大きなものは(エビを伸ばした)長さが20〜23cmになる。普段、この辺りのスパーで見かけるエビの多くは、アジアから輸入された「ブラックタイガー(ウシエビ)」なんだけど、そういうエビは9割以上が養殖。新鮮で無添加でフリーラン(?)で「オールナチュラル」の地元のエビがとれるなんて、幸せ♥(←ここで♥を使わずしてどこで使う)。

この Wild BC Spot Prawns は、実は今が「旬」です。食べごろ♪ このあたりで釣りをしようと思ったら、フィッシングライセンス(海水用と淡水用があるヨ)を買って持っていないと違法になる。エビを獲るのも同じです。相方も一応、一年間のフィッシングライセンスを買ってきたところ。お友達のガイの様に、マイボートを持っている場合、ひとつのボートにつき4つまでトラップ(エビの捕獲用のカゴ)を沈めることができる。で、一日、一ボート当たり「400匹」までとってもいいんだって。400匹ってスゴイ量です。

それでは、前置きはこれくらいにして。アクションっ!

カナダ西海岸でエビを獲る

この長い棒(?)でブイを引き寄せて。

カナダ西海岸でエビを獲る

ポータブルの「引き上げ機」で沈めてあるトラップを引き上げる。この辺りの海の深さは約70メートル。

おぉ~~!!見えてきた。

カナダ西海岸でエビを獲る

きたきたきた。。。

カナダ西海岸でエビを獲る

ほらね、重たそうでしょ?見ているだけだとそんなに重たそうではないんだけど。

カナダ西海岸でエビを獲る

ほ~~~ら。あがった~っ☆

カナダ西海岸でエビを獲る

おおおぉぉぉ… エビだエビだ。見てわかるように、ひとつのブイにトラップが二つ、縦に並んで繋がっています。なので、重いわけです。

カナダ西海岸でエビを獲る

二つのトラップからこれだけ。×2。バケツにいっぱいのエビが獲れたー。(私は何もしてないのですが、満足感120%)

カナダ西海岸でエビを獲る

もちろん。アジア人は「ためらわず」、「生」で食べますよー。(↑以前登場してます、Kefen とFrank)甘エビのようにプルプルとして甘かった。わさび醤油がほしかったね〜。とても寛大な(?)ガイは、ぼくの家の冷凍庫はこのエビでいっぱいだから、君たちだけで分けてね、と。重さにしてどれくらいあったのだろう。今、このエビをスーパーで買うと、500gが1200円。頭付きの値段。結構なお値段でしょ?バケツを持った感じ、ざっと4〜5kgはあったよ。

ウェストコーストのエビ

美しい。夕食はこのエビをバターとニンニクでささっと炒めて、レモン汁をかけていただきました。

甘かった… 美味しかった… こういう、素材の本当の味を味わえること、これからの時代とてもとても貴重で贅沢になってくると思う。あらためて、ごちそうさま。

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Goodies#343: 初めてのセーリング at Brentwood Bay

気持ちのいい日曜日、相方のサーモン釣り友達のガイに「セーリング」に連れていってもらいました☆

ガイのボートはエンジン付きのボートで、大人8人まで乗れるもの。

初セーリング

今回は私をいれて5人。家から車で40分ほど北に行った、Brentwood Bay (ブレントウッドベイ)に集合して出発♪ ガイと奥様のサンドラは、このベイ(小さな湾)から徒歩で5分のところに住んでいるので、海の大好きなガイは、仕事の後に船を出して入江を遊覧(?)するんだって。それが彼にとっての一番のリラクゼーションなんだそうです。なんと贅沢なリラクゼーション。

初セーリング ブレントウッドベイ

週末は本当にいい天気で暖かく、海も穏やかでした。ブレントウッドベイは、大きな靴下のような形の湾の「かかと」の部分、とでも言いましょうか(↓の図)。

ブレントウッドベイ

このとおり、ずいぶん中に入り組んだ湾になっているので、たいてい穏やかなんだって。最近のニュースによると、ブレントウッドベイのある「サンニッチインレット(入り江)」は、鮭やその他の魚、オルカやアザラシの数がずいぶん増えているらしい。この春には、鯨も楽しそうに泳いでいたんだって。。これは、このあたりの水質がとてもいい証拠。確かに、ボートから海を覗いてみると、とっても透き通っていました。

初セーリング ブレントウッドベイ

コースは、ブレントウッドベイからサンニッチインレットを北に進んで、西の方(左上)の「ミルベイ(Mill Bay)」をぐるりと周る。そして南に戻ってきて左下の「靴下のつま先」あたりをゆっくりと遊覧。

とてもユニークな形の家を見つけた。

初セーリング ブレントウッドベイ

白雪姫の七人の小人が出てきそう。おじさんが薪を割っていました。

初セーリング ブレントウッドベイ

典型的なノースウェストコーストの風景。

カヤックを楽しむ人達もあり。

初セーリング ブレントウッドベイ

その後北上して、次は靴下のかかとの「ほころび」の辺りも。ここは「トッドインレット」って呼ばれていて、実はビクトリアの観光名所の「ブッチャートガーデン」から、この小さな入江が見える。つまり、この入江にボートを浮かべれば、ブッチャートガーデンの有名な「サタデー・ファイヤーワークス(土曜日に上がる花火)」を無料で楽しめる☆ いいなぁ~。雰囲気出るなぁ~。

初セーリング ブレントウッドベイ

残念ながら、オルカやイルカやクジラを見ることはできなかったけど。

アザラシの大家族(というか、集団)に出会ったヨ。

初セーリング ブレントウッドベイ

見えますかー。岩肌と同じ色あいなので、ガイに言われないと気付かなかった。ココだけで、軽く40頭ほど。べろ〜んと寝そべって日向ぼっこしているのがほとんどでした。のどかだねぇ。

ひとつ気がついたのは、海の上にいると「時間の立つのを忘れる」ということ。まるで時間が水に溶けて消えてしまったように、気がついたら2時間、次に気がついたら4時間。ぜんぜんそんな感じがしないから奇妙でした。浦島太郎が竜宮城から現実にもどったときに、過ぎ去った時間にびっくらたまげたの、わかった。

楽しかったー☆

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