Goodies#286: 点心・ディムサム

ここでも何度か登場してもらっている、仲良しの Zhou 一家さんに誘われて、久々に「ディムサム」に行ってきた。

日本では「飲茶(ヤムチャ)」って言われる方が多いかな。この辺りではヤムチャと言っても通じず、ディムサム(広東語読み)かティエンシン(マンダリン読み)。いつもはチャイナタウンの中にあるディムサムに行くんだけど、今日は KeFenの勧めで中国人の間で人気のお店に集合。

ディムサムは、大勢で丸いテーブルを囲んで、少しずついろんなモノを試食できるのが楽しい♪ 相方と二人で行っても、いろんな種類を頼めずにお腹がふくれてしまう。今日は大人が6人、ティーンのサニーちゃん(KeFen の娘さん)と3歳半のタリアちゃんの8人。わーい☆

飲茶

カートで点心のセイロが回ってくるんだけど、注文はKeFen と彼女の旦那様におまかせ。美味しいものを選んでもらった♪ 正面の右が KeFen で、隣が Tuna (テュナ。そうそう、お魚のツナみたいです)。ツナさんはトルコ人。「ツナ」はトルコ語では「川」っていういみなんだって。その隣がタリアちゃん。めっちゃかわいい。タリアちゃんは、ここに来る前にジムナスティック(体操)のお試しクラスに行ってきたらしく、眠かったみたい。

第一ラウンドのセイロの数々。

飲茶

ショウロンポウとかシュウマイはもちろん、私が花丸をつけたのは、右の上の方にある、エビの天ぷらの茄子サンド。ウマウマでした。がいらんって呼ばれる、この緑の野菜も大好き。中華料理ではこういう風に、さぁ〜っと炒めてオイスターソースだけの野菜料理がおいしい。

飲茶

この方はツナさんの旦那様のマークさん。初めてのディムサム体験にも関わらず、「鶏の足」(←中国人、好きやんね?)までもむしゃむしゃとトライしていたのは立派!うちの相方なんて、ぜっっったいに手をつけないシロモノ(私も食べたくないです)。

ツナさんとマークさんは、どちらもジオグラファー。というか、ツナさんは Civil Engineering で博士号を持っていて、地震学が専門。地質とかプレートとか、そういう要素を集めて、アルゴリズムを使ってプログラムをかいて、ソフトウェアーを作ってしまうという… 超、頭のキレルお母さん。こんなに頭がいいのに、すんごい朗らかで楽しい人です。日本にも少し行ったことがあるんだけど、そのときに、「漢字とひらがな」に「惹かれた」そう。ツナさんが「何かに惹かれる」っていうのは、私がきれいな写真に惹かれるのとわけが違うのね。彼女の脳みそが、漢字を解読し始めたらしいです。同じ漢字を繰り返し見ることで、それが使われている場所(標識とか地図)の意味とつなぎあわせて「解読」するらしい。… 頭のいい人って、脳みその働きが違うのだわ。

マークさんももうすぐ博士号を終えます。同じく地震に関係する分野。今の私たちが非常時に備えておくべき「キット」をリストアップしてくれた。とにかく、キットの中の食料でいうと、家族が5日間、不自由しない食料と水は最低限なんだって。あと、体を暖かくできるものと、体を濡らさないことが一番大切なんだって。私たちも緊急時のキットを少しずつ揃えておかないといけないと思いました。

飲茶

Kefenとサニーちゃん。サニーちゃんはサムソンのスマートフォンで撮った写真を見せています。いつもかわいいサニーちゃん。

飲茶

Kefen と旦那さまの Kenshanさん。

で、中華で私がいつも楽しみにするのが、これ。

飲茶

おかゆ。おかゆってなんなんだろね、ほっとする。マークさんは「このスープのとろとろさがおいしい」と言って、ずるずると音をたてて楽しんでました。

やーっぱり。大勢で食卓を囲むのって楽しいねぇ。

さてさて、みなさん、今週も元気に頑張りましょう。