皆既日食フィーバー

いやはや。無事に(?)皆既日食が終わりましたー。なにせ、北米では38年ぶりにほぼすっぽりと太陽が月に隠れてしまう皆既日食なもんで、その盛り上がりようがすごかった。1週間ほど前からネットニュースやテレビのニュース、ソーシャルメディアなどでも大騒ぎ。皆既日食の100%ラインにある田舎町などでは、過去に例を見ない交通渋滞とビジター人口だったらしいよ。この時とばかりに、道端に色んなベンダーさんたちがあふれたみたいです。皆既日食Tシャツやら飲み物食べ物、なんでそんなもの売ってるの?っていうようなもの(避妊用具とかね)を並べているひともいた(笑)。

カナダの中では、ビクトリアは今回の皆既日食を見るベストスポットだった様で、太陽の90%が月にかくれた。

私たちも皆既日食だね~とは言ってたんだけど、のんびりしすぎて特別な眼鏡を買うのを忘れていた。4,5日前になってお店を回ったらどこも売り切れで… 私は6歳の時にバングラデシュで皆既日食を見た。その時は、誰も皆既日食用の眼鏡なんてものをもっていなかったので、ろうそくで「すす」をつけて真っ黒にしたガラスの破片で日食を見たのを覚えている。そうすればいいよ~って相方に言うと、それは「危険だからやってはいけない例」の一つだって言われた。相方はかなりがっかりしていたけれど、私は仕事なので「キャンパスにいけば誰か持っているだろうし、貸してもらえばいいや」と思っていた。で、借りましたよー♪見れたよー♪

驚いたのは、キャンパスに集まった人たちの数! 天文台のある建物には、なが~~~い行列。子供連れのパパママがいっぱい!先着100人までは屋上の天文スペースに登れるようになってたみたいなんだけど、何百人と集まったんじゃないかなー。私も持ち場を放ったらかして外に出ていた(いいのか?)。専用メガネを通してみる太陽はオレンジ色の三日月のようで神秘的だった。欠け始めから終わりまで、約2時間かかったらしいけれど、あっという間に終わってしまったように感じたよ。太陽の9割がかくれてしまったら、随分暗くなるんだろうと予想していたのに、案外そうでもなく、ほんの少し薄暗くなりひんやりとしただけだった。100%皆既日食だった町はどんなふうだったんだろう。

月が太陽を8割ほどかくしたあたりで、こうして(↓↓)指で小さな輪っかを作るとね。普通なら丸い穴の影になるところが三日月形になったよー。

ほらほら。ズルしてないよっ。輪っかが三日月!

私が一番楽しんだのは「木漏れ日」。指の輪っかと同じ原理で、木々の葉っぱの影が三日月形☽☽☽

ブラシで描いたような影がきれいでしたっ。

次に北アメリカ大陸を皆既日食100%ラインが走るのは、なんと7年後。次は東海岸の方に移るみたいだけど、それほど遠くない未来。また盛り上がるかなっ。

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