初もの・ルバーブのマフィン

とってもいいお天気の日曜日。今日は朝から妙に元気だった。こんな風にもりもり働いた日曜日って久しぶり♪ 日が長くなって外が明るくて気持ちがいいだけで、これだけエナジーレベルがあがるもんなんだねぇ。すっごーい。

朝からいつものパンを焼き、ついでにとっても久しぶりにグラノラをつくったヨ。

グラノラ

ヨーグルトと果物と一緒に朝ごはんに食べたくて。今日のグラノラには「キノアフレーク」と「スペルトフレーク」も混ぜてみた。押し麦みたいにキノアとスペルトがぺったんこになっているもの。このせいか、とっても香ばしい香りがする。家で作るグラノラは甘すぎないので、このままぽりぽりと食べてしまう。向こう側でおこぼれを待っているGus。。。

そうそう、今朝パンの材料を混ぜながら良いことを発見したー。私のパンには、「きなこ」が4分の1カップほど入っている。とはいえ、きな粉は日本の食材屋さんの高いものか、日本から送ってもらった貴重なもの。でね、今日、ふと、ローストした大豆が戸棚に残っていたのを見つけてね、「コレをグラインダーで挽けばいいかも♪」と。そう、豆まきに使うようなあのローストソイビーン。マジックブレットでがががーっと挽いてみたらそれっぽくなった!日本産のきな粉にはとうてい及ばないけれど、これなら惜しまずパンに使えるー☆ 大したことじゃないんだけど、こういう小さな発見がとても嬉しい。ふふっ。

Gusの散歩をして、床磨きをして、洗濯して、芝刈りして。

そして、庭の「ルバーブ・シゲル」さんをのぞいてみた。

ルバーブ

眩しい赤。

嬉しくなって、初ものルバーブでマフィンを作った。このマフィンは意外に美味しいのです。→☆レシピはこの記事にて

ブラウンシュガーの甘みとルバーブの爽やかな酸味がGood☆

ルバーブマフィン

酸っぱいのが苦手の相方も、ルバーブのこのマフィンは大好きです。

ルバーブマフィン火を通したルバーブは、とっても綺麗なピンク色で春らしい。でしょ?

Yum Yum。

昨夜、「Clouds of Sils Maria」という映画を見た。ジュリエット・ビノシュがベテランの女優という役を演じてます。20年前に自分を一躍有名にした舞台のリバイバルに出てほしいと頼まれ引き受けるんだけど、彼女の意に反して、与えられた役は20年前の若い女性の役柄ではなく、年配の女性の役。映画のストーリーは、とっても簡単に言ってしまうと、ビノシュが世代交代を現実のものとして受け入れていく姿を描いたドラマ。彼女が役を練習するのが、スイスの「Sils Maria」にある山の上のコテージでね、映画を見ているだけでひんやりと澄んだ空気を味わえそうだった。ジュリエット・ビノシュの演技も素晴らしいし、クリスティン・スチュワートもかっこよかった(←彼女はバンパイアとしてしか見たことがなかったので)。何より。このSils Mariaの山と山の谷間を蛇のようにうねりながら雲が流れこんでくる、そのシーンに感動してしまった。パッヘルベルのカノンがBGMに流れていて、良いなぁと。スイスの山々というと、ハイジの世界しか知らないけれど、いつか電車に乗ってあんな風景をながめてみたいなぁ〜って。うっとり。

また一週間! えいえいおー!

*お知らせ:写真の上でクリックすると写真が大きくなります。写真の外側でもう一度クリックすると閉じます。試してみてね☆

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Silver Linings Playbook・世界にひとつのプレイブック

金曜の夜なので、映画を一本。

今年のアカデミー賞の6部門(作品賞、監督賞、主演・助演男女優賞)の全てでノミネートされていた「Silver Linings Playbook」、ようやく見ましたー。日本でも上映されていて、邦題は「世界にひとつのプレイブック」なんだってね。予告を見て、典型的なハリウッド・ハッピーエンディング・ラブストーリーだなって思ってました。

世界にひとつのノートブック

で、まさに、その通りでした。

思ったとおりの分かりやすいストーリーで、映画の3分の1くらいのところで、大体のストーリーは予想できちゃいます。でもって、ハッピーエンディングなので、あまりハイテンションでなく、頭をつかう必要もなく、後味の良い映画を見たいとき(金曜の夜など)にオススメ〜。

見所は、ジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーのクレイジーなやりとりかな。クレイジーなのに、本音をぶつけ合う中に優しさが感じられる二人の関係は微笑ましい。ジェニファー・ローレンスは22歳にしてこの映画で主演女優賞をとりました。去年は「Hunger Game」でも注目されていたネ。個人的には、2010年の「Winter’s Bone」でRayを演じていたときが一番印象的だったかな。。Winter’s bone は、ストーリーそのものが衝撃的だったのもあるけれど、ジェニファー・ローレンスは演じることのできる若手女優だなってその時に思った。

世界にひとつのプレイブック

二人でダンスを練習するシーンがかわいらしかった。ジェニファー・ローレンスって、細くてウエストもぎゅってくびれているのに、胸は豊かで手足が長くって、ナイスボディ。

この映画がどうして6部門にノミネートされたのかは疑問だけど、相方と私の映画の好みには偏りがあると思うので、ま、こういう映画は大衆に愛されるんだよねきっと、。。。とまとめておいた。

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雨雨雨の金曜日。正直、朝からムスッとしてしまい、やり場のないイライラをかかえてスタートした一日。夕方になって青空がのぞき、気持ちも自然と和らぐのに気づいた。なんて単純なんだろう。日本に住んでいた時って、お天気ごときにこんなにも気持ちが揺らいだことってあったかなぁと、考えてしまった。Silver Linings Playbook は、そんなちょっとムーディだった金曜日の締めくくりには、ピッタリの映画でございました。

*おまけ*

相方が急に熱を出してしまって食欲がないので、冷蔵庫に残っていたカリフラワーで「カリフラワーのフリタータ」を試してみた。私用。

カリフラワーの振りタータ

ゆでて柔らかくしたカリフラワーを、フォークで軽くつぶして、炒めた玉ねぎとチーズとスパイスのフリタータ。びっくりするくらいふっかふかになったヨ。カリフラワーパワーだ〜。

Happy Weekend!!

 

心動かされたドキュメンタリー・Searching for Sugar Man

Searching for Sugar Man・シュガーマン 奇跡に愛された男」というスウェーデンと英国の合作ドキュメンタリーを見た。2012年のアカデミー賞、ドキュメンタリーの最優秀賞を得た作品で、気になっていたものです。日本でも今年3月中旬に公開されたそうだけど、見ましたか?

素晴らしいドキュメンタリーでした。音楽界から忽然と姿を消したシュガーマンことSixto Rodrigues(ロドリゲス)を探し求めるドキュメンタリー。1970年代にアメリカのデトロイトでデビューし活動するものの成功せず。ボブ・ディランと比較されるほど期待されていたもののレコードも全く売れず、音楽界から消えてしまったんだって。ところが、ロドリゲスの音楽は、遥か南アフリカで当時の反アパルトヘイト闘争のシンボルとなり、人々の心を揺さぶり莫大な人気を得たんだそうです。彼の音楽は南アフリカの多くの人々に愛されたものの、実際にロドリゲスを見た人は一人もいない。「アメリカで銃で頭をぶち抜いて自殺した」とか、「全身に火をつけて自殺した」っていう自殺説だけが残るだけで、彼が消えてしまった後のことを知る人は誰もいない。そんなロドリゲスのミステリーを探っていく中で偶然浮かび上がってきた真実:ロドリゲスは生きていた。

もし、機会があったら見てみてね。

彼の人としての温かさと「おごりのなさ」に感動しました。上手く言えないけれど、彼のような人をみていると(ドキュメンタリーの中で、ですが)、「魂・spirit」の様なものを感じます。ロドリゲスの歌声を聞くのも音楽も、私にとっては初めてだったのに、何故か「聞いたことがある」気がするのも不思議です。相方も私もとても衝撃を受けた作品でした♪

☆参考までに:Searching for Sugar Man:日本語サイト

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