朝がたの夢の中で、私は和菓子屋の前に立ち、中に並ぶ美しい和菓子にみとれていた。
起きたとき、「いちご大福が食べたい」と思った。どうしても、今日、いちご大福が食べたい。
そして、昔、書き留めた「いちご大福のつくりかた」の紙切れをがさごそと探した。はっは。みぃーっけ。
うちの母は、私が日本に帰ると(時期にもよりますが)いちご大福を作ってくれます。家で作るとたくさんできるので、遠慮せずに食べたい分だけ食べられるのが嬉しい。それに、いちごが新鮮でジューシー。母のレシピはなかなかよろしい。
和菓子というと。プロの作る和菓子は、本当にどれもとても「美しい」。「見ている分」にはどれもこれも大好きです。
「口にする」となると、好きなもの順位がある。
- 三色団子(堂々の一位)
- いちご大福
- わらび餅
- 八つ橋(とか、きな粉のまぶしてあるもの)
- かしわ餅
2番以降は、どっちが上位かを決めるのは難しい。でも、三色団子は、私の中ではいつも1番です。
で、今日はいちご大福。大福に使うのだからと、オーガニックの甘いイチゴを買ってきた。アンコは家にあったし、もち粉も、前回「八つ橋に挑戦(記事)」したときのものが余っていた。(あれはおいしかった)
母のいちご大福のレシピ:
材料とつくりかた:
- もち粉 150g
- 砂糖 75g
- 水 1C強
- これを蓋つきの耐熱容器にいれてよく混ぜる。
- 2分間、レンジでチン。取り出して混ぜる。またレンジに入れて様子をみながら1分チン。
- 3回程繰り返して、お餅が透明になればよし。
- これを細かくちぎって粉の上に落とし、手でのばして、あんこでくるまれたイチゴを、餅でくるむ。
できあがりの図。
これさぁ、レンジから出してすぐにお餅をあつかうと、あっついです。それからかなり手にくっつきます。粉の上に餅を落として、さっさとのばしてさっさとくるむ。母が作るときは、こんなにもべたべたくっついている様には見えなかったのですが...それから、イチゴはあらかじめ、あんこで包んでおくといいです。
その辺、粉だらけにして、必死になって作った「いちご大福」。
うんうん。食べたかっただけに、満足なり。うふふ。
おまけの質問:どうして、「母」が「草かんむり」をかぶったのが「苺」という字になったのだろう。