Drop-in Figure Drawing 試してみるの巻

土曜日だというのに頑張って早起きして、「Figure Drawing(人体デッサン)」のドロップインに参加してきたー。

まずは感想:楽しかった〜。「夢中になる」っていうプロセスが楽しかった!

近所に住むAさんはカナダでも有名な水彩画家で、「土曜日の朝に大学でドロップインのFigure Drawingがあるから来るといいよ!」って誘ってくれたのが1年前のこと。「週末に早起きするのがつらい〜」「ドローイングなんて基礎も何も知らないし…」とあーだこーだと理由を付けて行かなかった。冬休み中に相方も「Aさんにコンタクトとって、行ってみるべきだ」と、背中を押してくれたので、よっこらしょと重い腰を上げて行ってみることにしたのでした。

9時半から12時半までの3時間。ドロップインで誰でも参加できて、参加料は$5。Aさんいわく、スペースがいっぱいになったら入れてもらえないから、早めに行ったほうがいいよ!と。9時過ぎに行くと、すでに8人程がポジションをおさえていた。クラスの始まる9時半には、25〜30人くらいの参加者が集まった。すごーい。明らかにアートの学生って思われたのは2人だけで、あとはほとんど退職されている人たち。30代40代は私をいれて…2人だったかな。Aさんの話では、集まった人たちのアートの経験やレベルは様々で、使うミディアムも色々。コンテ、チャコール、鉛筆、パステル、インク、水彩などなど。

それだけの人が集まって、ぐっと集中すると、大きなスペースに独特のエネルギーがあふれてくる。それがとっても気持ちよかった。

あ、私は以前に2度ほど「生」のモデルさんを描く機会があったのみで、フィギュアドローイング(人体デッサン?)の基礎を習ったことはない。私の両どなりの男性は、とても真剣にドローイングのスキルを磨かれていて、お互いの作品を眺めてコメントしあっていた。他にも、フランスでデッサンのレッスンを受けてきた方とか、Aさんの様なアーティストもいて、実は昨夜はちょっとどきどきしてよく眠れなかった。

でもね、始まってしまうと描きたいように描けばいいやと、夢中になりましたー。見せるのも恥ずかしいんだけど、記録だ。いいや。

すごい我流。

Jan16_1

女性のモデルさんだったよ。30秒、1分、3分、5分、10分、15分、20分、30分、というコマでポーズが変わる。アートの学生さんがタイマー係をしてくれた。

楽しかったけど難しかった〜。とても。手元を見ずにずんずん描いた。すると頭が妙に大きかったり、足元がすごく重たくなったり。休憩中に他の人の作品を少し眺めてみると、みんなそれぞれだったよ。とても美しい明暗を付けて描いている人が多かった。

Jan16_5

人の体って美しくて面白い。簡潔さと複雑さが共にそこにある。

すごい集中したと思う。家に帰ってどっと疲れていることに気づいた。右脳がぎんぎんと働いたんだろうな。今はネットでデッサンの基本なんかを調べられるし、ちょっとのぞいてみようと思う。

そうそう。人物のスケッチで大好きなのっていうと、やっぱり「Egon Schiele(エゴン・シーレ)」の作品。家に帰ってから検索しまった。かっこいい。
2-Nude_with_crossed_arms4-Crouching_Woman_with_green_kerchief

良い頭の体操になりました〜。ふぅ。

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