オメガ 3・6・9

だ〜いぶ前に紹介した「フラックスシード」とその効果 (→ココにうだうだと書きました)。

フラックスシードには、オメガオイル(正確に言うと「オメガ3」と「オメガ6」)が含まれているんだそうな。オメガ3オイルは、体内で作り出すことができないし、心がけてとりいれてあげないと、どうしても不足気味になるんだって。日本では、「せの青い魚」(サバやらサンマやら)をしっかりと食べることで、必要なオメガ3を摂取できるけど。カナダではそういう種類の魚が手に入らない。なので、「すった」フラックスシードをヨーグルトに混ぜたりして食べるようにしてます。

ちょっとしつこいけど…

誠に素晴らしい「フラックスシード」の効果をおさらいしましょう★

  • 動脈硬化予防
  • 血圧を下げる
  • コレステロールを下げる
  • 中性脂肪を下げる
  • 心臓病・がん・脳溢血・脳卒中・糖尿病などの予防効果
  • 抗うつ作用
  • ストレス軽減
  • 新陳代謝を高め、脂肪を燃焼する効果=ダイエット効果
  • アレルギー(花粉症・アトピー)の症状を緩和する
  • 美肌効果
  • 筋肉疲労・捻挫・傷口の回復を早める効果
  • カルシウムの摂取を促す
  • 視力を高める
  • 手足の爪を強くする
  • ぜんそくの症状を和らげる
  • リュウマチや関節炎の症状を和らげる
  • PMS(Premenstrual Syndrome=生理前の症状)を和らげる

ほっほう。えっと、フラックスシードは日本名は「亜麻の種」。種のまま食べると、そのままう◯ちに出てしまうそうなので、すったものか、油=フラックスシードオイル=亜麻仁油を使うといいそうです。

ほんの少しクセがあるかなぁ。ワタシはたいして気になりませんが、うちの相方はダメ。種をマフィンやパンに混ぜ入れたのなら大丈夫だけど、そうでなければ徹底的に避ける彼。そんなオイル、わざわざ摂り入れる必要ないさ、と耳も貸さない。

ところが、先日、相方がファミリードクターに「きちんとオメガオイルを摂取しないとだめですよ」って言われたらしく。

ほらみろ。オメガ3だよ。

で、ここ2週間ほど、毎日のスムージーにこっそりと混ぜいれてます。

オメガオイル 3−6−9

相方には、スムージーの材料も言わないし、オメガオイルをどれくらい混ぜいれているのかも言いません。教えてしまうと、「ああ、その変な野菜と妙なオイルのせいで、今朝はおなかがピーピーだったよ」とぶつぶつ言うので。なんでも気持ちの問題です。知らぬが仏。

by カエレバ

この(↑)のオメガ3・6・9には、フラックスシードのオイルだけでなく、ひまわりやかぼちゃの種の油やゴマの油も混じってます。面白いのは「Borage Oil」という花のオイル。Borage Oilには、良質のオメガ9が含まれているそうです。

Borage は日本名で「るりじさ」っていうんだって。

るりじさ

ルリジサの花はきゅうりに似た味がして、サラダなんかに入れて食べれるそうな。

ウィキによると「ワインと一緒に飲むと気力が沸いてくる」「恐怖やストレスに対してアドレナリンを分泌させ、鬱などに効能がある」んだって〜。ほほぅ。育ててみようかな…

話がそれちゃったけど。オメガオイル(特にオメガ3)、ばんざーい(←?)。

Goodies#22: Flaxseed Oil/フラックスシード・亜麻仁油

前にGoodies#3の朝ごはんのところで軽く通り過ごした「フラックスシード(亜麻の種)」。気合を入れて紹介します。おっし。

フラックスシードは種のままだとこんな風です。

フラックスシード

フラックスシードが体にいいということは、ずいぶん前に耳にしてなんとなくは知っていた。けど、実際に毎日の生活に取り入れるようになったのは4ヶ月ほど前から。フラックスシードの効用について色々と調べるきっかけになったのは:

  • 年がら年中乾燥している肌
  • 体が「きしみ」だした
  • 日本にいる姪っこのアトピー

カナダの気候のせいか、ここの硬い水のせいか。日本にいるときはどちらかというと「オイリー」な方だったのに、ここでは、冬場なんて特に「粉がふくほど」乾燥する。それに対して、外から一生懸命保湿クリームなどをぬっていたのだけども、この肌の状態に加えて、去年の終わりごろから妙に「体のきしみ」を感じだした。しゃがんでいて立ち上がると「足腰がぐぐっと痛む」。生理前の腹痛もひどいし、「ムーディ(やったら機嫌が悪い)」になったりする。で、ファミリードクターに相談したら、「女の人は35を過ぎると、自然にそういう風なきしみが出てくる。だから、体の内側から改善するように心がけることが大切。」と、カルシウムとビタミンD、それからOmega 3 & 6 (オメガオイル)をきちんととることから始めるように薦められたわけです。オメガオイルとフラックスシードについて調べているうちに、アトピー性皮膚炎にも良いということも知った。

オメガ3、オメガ6というのは油に含まれる必須脂肪酸の種類で、ともに体内で新陳代謝を調整するホルモンを形成しているそうです。大切なのはオメガ3とオメガ6をバランスよく、毎日の食事から摂取すること。これがとても難しい。
理想は、オメガ3: オメガ6=1:2の割合で摂取することらしいが、普段の食事ではオメガ6のほうが断然多く摂取されている(1:30などという割合)。バランスが大きく崩れ、体内の調節機能が麻痺した結果、アトピー性皮膚炎などの現代病の増加につながっているらしい。 こわい。
市販の植物油の主成分はほとんどオメガ6。一方オメガ3はというと、背の青い魚(鮭、イワシ、サンマ、さば等)、緑色野菜、海草、大豆や小豆などに含まれている。オメガ3を高率に含んだ油はほとんどないため、普通の油を多用する食生活では、どうしてもバランスが崩れてしまう。

確かに、オメガ3は普段の食事の中ではとてもとりにくい。青魚なんてカナダでは手に入らないし。

そこで、フラックスシードオイル(Flaxseed Oil = 亜麻仁油)
フラックスシードには 「Alpha Linolenic Acid」「 Omega 3」「 Omega 6」 = 3種類の Essential Fatty Acid(EFA)が正しいバランスで含まれているんだそう。フラックスシードには、このEFA(必須脂肪酸)以外にも「繊維」「たんぱく質」「リグナンス(癌やバクテリア、ウイルスを予防・抑制する成分、大豆イソフラボンと同じ効用あり)」が詰め込まれている。

フラックスシードオイルの効果:

  • 動脈硬化予防
  • 血圧を下げる
  • コレステロールを下げる
  • 中性脂肪を下げる
  • 心臓病・がん・脳溢血・脳卒中・糖尿病などの予防効果
  • 抗うつ作用
  • ストレス軽減
  • 新陳代謝を高め、脂肪を燃焼する効果=ダイエット効果
  • アレルギー(花粉症・アトピー)の症状を緩和する
  • 美肌効果
  • 筋肉疲労・捻挫・傷口の回復を早める効果
  • カルシウムの摂取を促す
  • 視力を高める
  • 手足の爪を強くする
  • ぜんそくの症状を和らげる
  • リュウマチや関節炎の症状を和らげる
  • PMS(Premenstrual Syndrome=生理前の症状)を和らげる

本当に素晴らしい。

できるだけ毎日、テーブルスプーン1杯~2杯のグラウンドフラックスシード(擦って粉になっている亜麻)をヨーグルトに混ぜて食べている。
フラックスシードオイル(亜麻仁油)の方は、光を通さない瓶に入っていて、要冷蔵。光に当たると酸化し固まってしまい、熱を通すと成分が分解されてしまう。なので、調理には使えません。フラックスオイルを利用する場合は、サラダやジュースにそのままいれるといい。アトピー肌に直接ぬりこんでもいいそうです。

フラックスシード
姪っ子に亜麻仁油も送ってあげたいけど、クール宅急便の様なサービスがないと無理。なので、粉末になっているフラックスシードを買ってきた。オーガニックでもフラックスシードはこっちでは安いです。

フラックスシード
夏はアトピー肌はほんとに痒くてつらい。少しでもましになるといい。明日送るよー。

紹介リンク:健康食品の原料屋 :亜麻仁粉末をオンラインで売っている(高すぎる…)アトピーで困っているひとにカナダから郵送してあげたくなる…

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Goodies#3: cannot miss breakfast/朝ごはんはとばせない

そうです。私にとって朝ごはんはとても大切で絶対に「とばせない」。起きた瞬間に「朝ごはんが待ってる」と思うと、ベッドからの一歩もすんなりと出る。朝ごはんをとばすと調子がくるって、午前中機嫌が悪かったりする。通常のシフトだと、7時15分には家を出るので、遅くても6時45分には座って朝ごはんをとる。

かといって、私の朝ごはんは理想的な日本食(白ご飯+お味噌汁+お惣菜)ではありません。大抵、1~2周期で「はまるもの=マイブーム的なもの」がある。ずいぶん長いこと楽しんでいた朝食は、自家製のマルチグレインのトーストに荒粒のAdams100%ピーナッツバター(おいしいよ)+ヨーグルトでした。ここ最近(もう1ヶ月以上になるかな)楽しんでいるのは、「シリアル+グラノラ+フラックスシード(粉末)+ヨーグルト+豆乳」の健康朝食(かなりヘルシーだと思うし、腹もちも良い)。あれば果物をほおりこんだりもする。

飽きっぽいのですが、はまると「もう見たくない」って思うところまで続けてしまう。それから「体にいいこと、いいもの」トピックにも「はまりやすい」ので、いいものを見つけたり聞いたりするとネットでミニリサーチをして試してみたくなる。今の朝ごはんメニューは、こういう私の性格とミニリサーチのコンボです。以前、体のクレンジングやDetox(ディトックス)について調べていたときに、健康の基本は「消化器官」にあり。っていうことをあちこちで読み、毎日の食生活の中に繊維をきちんと取り入れること、きちんとした「お通じ」があることがとても大切だと知りました。それから、女性は特に30を過ぎたらきちんと「カルシウム」と「オメガ3・6・9オイル」をとることも大切だそうです。私のファミリードクターはいつも、一日最低グラス1杯~2杯の牛乳かヨーグルトでカルシウムを補いなさいって言ってます。

そういう訳で。
今試しているのはKashiというブランドのシリアル。たんぱく質や繊維がたくさん含まれていてバラエティーも豊富。この中にファイバー・繊維たっぷりの”All Bran Original”を混ぜる(日本でも売ってる!)。で、グラノラ(オーツ=麦とフルーツやナッツをオーブンで焼いたもの。血糖値を下げます)も入れて、そして(!)「フラックスシード(粉末=すりつぶしてあるもの)」も大さじ1~2入れる。フラックスシードのパワーはすごい。知ってますか?日本では手に入りにくいのかもしれない。フラックスシードにはファイバーの他、ビタミンB,マグネシウム、antioxidants (酸化防止剤?)や女性ホルモンのバランスを整えるPhytochemicalsや、肌や消化器官の調子を整えるオメガ3も含まれている。フラックスシードの話はし出すと長くなるのでまた今度。

朝ごはんのシリアルミックスに戻って。
で、最後にヨーグルトを盛って果物があったらそれもいれて、「豆乳」を注ぐ。2ヶ月ほど前に「牛乳」から「豆乳」に変えてみた。変えた理由は、豆乳のバニラ味がおいしかったから。最近は色んなブランドやフレーバー(味付き)の豆乳が手に入るし。牛乳には、カルシウムやビタミンA、たんぱく質がたくさん含まれている。が、豆乳には不足している。でも豆乳には牛乳の何倍(10倍だったかな)もの「鉄分」が含まれている。プラス、これまた女性ホルモンを整えたり、髪や肌にもいい「大豆イソフラボン」を摂取できるもの豆乳。
どっちも捨てがたい。なので、牛乳成分はヨーグルトからとるから良しとした。個人的に、豆乳のほうがおなかが「ごろごろ」したり、口の中にねばねばした感じが残らないという点が好きです。

30歳過ぎると、体のあちこちに「きしみ」を感じる。健康な女性でいるためにも、朝ごはんはしっかりと食べます。
ぐちゃぐちゃと色んな味が混じったシリアルと、一杯のコーヒー。ああ…幸せ。
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