おっと〜っ!!!
あのまま右足をおろしていたら、この子を踏みつけていた。
ふぅ。セーフセーフ。
かたつむりと違い、こんな小道を歩くナメクジは「棒きれ」にしか見えない! 人の気も知らないで(?)、のそりのそりと道を横切っていく。この子は茶色いけれど、バナナスラッグだと思う。カナダで初めてバナナナメクジを見たときは叫んだ。本当にバナナの色(というよりも、あの、臭いジャックフルーツみたいな色に近い)だった。今日見たこの子は15〜18cmくらいだったかな。雨がちらつき、朝露で地面が湿り始めているこの季節、ナメクジたちも日陰から出てきて活動するのだろう。
それにしても、ナメクジっていう生きものは人をぎょっとさせる。様に思う。
前にも書いたけど、カタツムリは「殻を背負っている」というだけで、ぐっとランクアップして愛着さえわいたりする。ナメクジのこの「裸感」と、ただまっすぐでだらしなさを漂わせた長い体が、見る人の気持ちをもぞもぞとさせるのかもしれない。
でも、ふんづけなくて良かった。
*おまけのヒマワリ
もうそろそろ庭のちんちくりんのヒマワリたちも終わりです。朝晩すっかり涼しく(寒く)なったもんね。
一つの花に一体何枚の花びらが押し詰まっているのだろう。