感謝祭の夕食・ターキー胸肉ロースト

今週末は感謝祭で3連休☆ Thanksgiving Dayは明日なんだけれど、気持ちのゆったりしている中日の今日、すーーーーっごく久しぶりにターキーディナーを作ることにしたっ!よっしゃー!

といっても、二人だけなので七面鳥一羽をまるごとローストすることはせず、七面鳥の胸肉だけがローストしやすいようにロールになっているもの(?ネットできゅっとしてあるやつ)を買ってきた。数人に「胸肉だけのは便利だよー。あまり時間もかからないし、二日ほどで食べ切れるし」ってすすめられた。で、初めてのトライ♪ ターキー胸肉ローストのレシピはこれ→☆

見てみるとすっごいシンプル。切れ込みを10箇所ほどいれて、底に厚めにスライスしたにんにくを差し込む。オリーブオイルでコーティングして塩コショウ。セージやオニオンパウダーをふりかけても良い。最後に刻んだローズマリーをこすりつける。オーブンは180度(350F)。約500gに対して30分のローストで計算すると、私の買った塊は1200gくらい75分くらい焼く!焼き上がったら蓋をして10分待つ。

ターキーディナーで私も相方も一番好きなのというと、「スタッフィング」=詰め物の部分。七面鳥の胸の空洞部分(?)に乾燥させたパン(クルトンみたいなの)に味付けをして詰め込んで一緒にローストしちゃうのね。焼いているうちに、ターキの肉汁がしみてしっとりとして、それにグレービーをだらだらとかけて食べるのがとても美味しい。コンフォートフードです。

胸肉だけのローストだと、スタッフィングを詰める場所がない。なので、スタッフィングだけをロースティングパンで作ったよー。これも初トライ。参考レシピはこれ→☆

ポイントは、使うパンをサイコロ形に切って最低24時間乾燥させること。じゃないと水分を吸ってグチョグチョとパンプディングのようになってしまう。12時間ほどしか乾燥できなかったので、使うチキンストックの量を少し減らせて気をつけた。

玉ねぎとセロリ、ハーブを炒めるときに、ドライのアプリコットを半カップほど加えた。これは前にスタッフィングを作ったときに相方が加えていて美味しかったので♪ たっぷりのバターで炒めるところを、半分「Duck Fat(鴨肉をパンフライしたときにとっておいたもの)」で代用した。

すごい、脂質と炭水化物。。。

ターキーもスタッフィングも同じ温度でローストできるので助かった〜。

同時にオーブンから取り出せるようにタイミングを合わせて、全部で1時間半ほど。悪くない!

ちゃちゃっと適当にグレービーを作り、さつまいものマッシュとえだ豆を添えて。

いっただっきま〜〜〜っす☆

すーーーんごい久しぶりのターキーディナーに、相方も嬉しそうだったし、私も自分で作って嬉しかった。ちょっとフェスティブなワンプレートディッシュ、たまにはいいね〜♪

去年も一昨年も、感謝祭に特別何かをしてお祝いしようっていう「気分」になれなかった。それを思うと、こうして「初・ターキー胸肉ロースト」と「初・キャセロールスタッフィング」を作って食べてみたいなーっていう気持ちになれたことは「良いしるし」。

デザートは、定番。相方のおばあちゃんの「パンプキンシフォンパイ」(→レシピはこの記事)。

手元にある手書きのレシピがボロボロでいい加減で、わたしもこんなもんかな、って具合で焼いているんだけど。プリベイクのパイ生地を使うって書いてあるけど、どれくらいベイクするのかは書いていない。焼成時間も「焼き色がつくまで焼く」としか書いていない(汗)。いつもはプリベイクせずに、そのままパイ生地の中にフィリングを入れて焼くんだけど、今回は20分ほど「Mizueさんのパイ生地」を焼いてからフィリングを入れ、その後30分焼いた。

いつもよりもカリッとちょっとクッキーっぽいクラストになったけど、美味しかったよー☆

モラッセスとスパイスが効いているこのパンプキンシフォンパイは、軽くて本当に美味しい。おばあちゃん、レシピありがとう!

Happy Thanksgiving Day♡

秋の散歩は気持ちいい。

Goodies#133: 感謝祭の夕食

数年ぶりにトライした「感謝祭の夕食」。ぜーぜーはーはーでした。

でも、おいしかったし、楽しかった。夕食には、過去2年ほど、続けて感謝祭の日に招待してくれていた、中国人のお友達 Zhow さん家族(お母さんと娘さん、お父さんは現在帰省中)と、「雲南の夕食」に招いて下さった フランクさん一家を招待しました。

さて。前日、洗ってペーパータオルでふいて乾かし、冷蔵庫にいれておいた「七面鳥」をとりだした。

七面鳥

体重計にのせて重さを量ったところ、6.2 kg。

常温に戻すのに結構時間がかかった。もう少し早起きすればよかった。

で、これが昨晩作っておいた「スタッフィング」。

スタッフィング

スタッフィング、又は「ドレッシング」とも言う。ターキーディナーで、一番好きなのがこのスタッフィング。スタッフィングというのは、鶏肉なりなんなりの「中につめる詰め物」。色んなレシピーがありますが、私たちはブレッドベース(白いパンを使うもの)で、リンゴとソーセージのスタッフィングが好きです。パンはイタリアンベーカリーで「Sourdough bread=サワードーブレッド(酸っぱいの)」を買ってきて、2日程室温で乾かしたもの。それを2cmほどのキューブに切ります。ソーセージはスパイシーなもの、リンゴは青いグラニースミス(お料理に向いている青リンゴ)を刻んでタマネギとセロリと一緒に炒める。セージ、パセリ、タイムなどのスパイスをまぜ、それを先ほどの角切りにした食パンに混ぜ合わせる。私たちは、いつもドライアプリコットを小さく切ったものもいれる。これだけでも十分楽しめるくらい、おいしい。

このスタッフィングを、常温にもどった七面鳥に「徹底的に」つめる。スタッフィングは肉汁を吸い込み、スタッフィングのおかげでお肉の水分を保てるという、素晴らしい Give & Take の関係。

七面鳥とスタッフィング

びろびろとした皮を縫い合わせ、七面鳥をオーブンへ。焼くこと3時間。もう少し早い時点で七面鳥をオーブンから取り出したらよかったかなー、とも思った。オーブンから出してからも、もっている熱でお肉が料理され続ける。それを計算して取り出すべきだったな。

ローストターキー

ででーん。

七面鳥を焼いている間に、掃除、野菜の準備。前日に借りたdvdを返しにいったところ、マラソンレースで私たちの住んでいるエリア全体が「ロードブロック」になってしまい、普通10分で帰れるところを50分かけて帰ることになったワタシ...この時間のロスが後にひびいた。

ココから先はてんてこまいで、写真もとれませんでした。ぜーぜーはーはー。

それでもなんとか...

感謝祭の夕食

久しぶりだったので、もうちょっとあれをこうすればよかった、という反省点はいくつかありました。

が、大勢でのお食事はやっぱり楽しい。同じものを食べていても、大勢だとおいしさが倍増するように思う。中国人のお友達家族と一緒に、ノーベル平和賞を受賞された、民主活動家「劉暁波」さんに乾杯をした。彼の様な活動家こそが、中国の人たちを率いることのできる社会がくるようにと。

ターキーディナーの「目玉」は、二日目に作る「ターキーサンドイッチ」。楽しみだなー。これで3日程、残り物で大丈夫そう。うふふ。

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Goodies#132: 感謝祭の準備: パンプキンシフォンパイ

カナダでは明日が「Thanksgiving Day=感謝祭」(祝日、やっほー)。

ここ数年、友人が感謝祭の夕食に招待をしてくれたので、自分たちで作る必要がなかった。

今年は。作りまーす!久しぶりなのでちょっとうかれている私たち。カナダの家庭(アメリカでも同じですが)では、感謝祭というと「ターキーディナー=七面鳥の夕食」でございます。やっほー。

七面鳥。

七面鳥

あんまり美しい鳥ではない。相方のお母さんが住んでいる、カリフォルニアのウォルナッツクリークでは、野生の七面鳥がその辺をうろうろとしていたっけ。顔がよぼよぼで、怪しげな色合いだった。

とにかく。明日は、七面鳥を丸焼きしまーす。うふふ。

ターキーのお肉は、鶏肉などの他のお肉と比べると「ドライ」でばさばさとしていて、あまりフレーバーもない。tryptophan(トリプトファン)というアミノ酸がたくさん含まれているため、七面鳥のお肉を食べると「眠たくなる」らしい。それでも、感謝祭のローストディッシュは、ターキーでなきゃぁね。

感謝祭のターキーディナーを作ろうと思ったら、その週の初めのあたりに買い物を全て済ませる。必須アイテムの「根野菜」や「芽キャベツ」は、新鮮なものが売り切れてしまう。それから、今回は奮発して、ローカルのフリーレインジオーガニックの七面鳥を注文。

そして。大抵、前日(今日)にいろいろと下ごしらえをする。

わたしの担当は、「パンプキンシフォンパイ」。

相方のおばあちゃんのレシピです。今回は合計、大人6人、ティーンが1人。なので、パイは2つ焼くことに。

材料。

パンプキンパイ

レシピは一応「シフォンパイ」なので、卵の黄みと白みをわけて、白みの方を泡立てて角をたて、残りの材料にたたみこむ。普通のパンプキンパイよりも、軽い仕上がりになるかな。昔、始めてカナダに来たときは、パンプキンパイはあんまり好きではありませんでした。が、気づいたらこの時期に食べたくなるパイのひとつ、になってました。

パンプキンパイとホットミルク。好きだなー。季節ものです。

パンプキンパイ

できあがり。ははは。見栄え悪い。クラストが「ぼこぼこ」。気合いをいれすぎると、いつもこうなる。...ふむ。ま、いっか。

今日は、このパイ作りと、ターキーの詰め物「スタッフィング」の下ごしらえをしました。さて、明日は本番。
わーい。