感謝祭の週末より

体調がどうもスッキリしないし周りに広めちゃ悪いので、家で静かに感謝祭の週末。3連休最後の今日はとってもいいお天気。きらっきら。散歩して庭の落ち葉かきと最後の芝刈りなどをして体を動かして気持ちよかった〜。

2016 Thanksgiving Day

Gusと歩いた丘の上には、最高に日当たりの良い白い家がある。ワイヤーフェンスなので小道の側からお庭がのぞけてしまう。私がそこに住んでいたら、プライバシーがなくて嫌だなぁって思うのだけれど、羨ましいほど日当たりがいい。そこのあまりフレンドリーではないおじさんは、外に長椅子をだしTシャツ脱いで短パンにサングラスだけの格好で日光浴をしていた。10月半ばの日光浴、いいなぁ〜。

2016 Thanksgiving Day

かさこそ落ち葉の上の散歩が楽しい。今日は合計10230歩、とiPhoneに出ていた。それで約6kmみたい。こんな風な秋の日はまだまだ歩けそうだった〜。

2016 Thanksgiving Day

光がね、とってもきれい。スポットライトを浴びた落ち葉が光ってた。

お届け用のパイを焼いたり(我が家にも一つ…)。

2016 Thanksgiving Day

相方のおばあちゃんの「パンプキンシフォンパイ」のレシピで。パンプキンパイはクラストだけを別に焼いて、火を通したフィリングをあとで入れる、というものもある。シフォンパイだと泡立てて角をたてた白身をそのまま混ぜ入れちゃうだけ、というレシピも見かける。このおばあちゃんのレシピは、パンプキンフィリングは15分ほどゆっくりと火を通し、それを冷ましたところに泡立てた白身を入れ、クラストに注ぎ込んで焼く。見かけは普通のパンプキンパイとあまり変わりないけれど、食感が軽いよ♪ モラッセスが効いていて私は大好きなパイです。

それから☆ ひとつ久しぶりにチャレンジ:スタッフド・マッシュルーム

2016 Thanksgiving Day

調子が悪かった相方にサプラ~イズ。彼の好物です。ジュリア・チャイルドの基本のフレンチクックブックのレシピ。マッシュルームの「え」の部分を刻んだものと玉ねぎをゆっくりと炒め、そこにパルメジャーノ+エマンタール、パセリ、パン粉、タラゴン、クリームを混ぜてマッシュルームに詰め込んで焼いたもの。とっても美味しい。

2016 Thanksgiving Day

ターキーをローストする気分ではなかったので、我が家のひっそり感謝祭の夜はこのマッシュルームと鴨の胸肉にポテトとサラダでした〜。Gusにもおすそ分け、と、お肉を少しあげてみたところ、ぺっと吐き出した! なんで?! なんでも食べる子だと思っていたけど、鴨肉はダメみたい。。。なんという贅沢なっ。 匂いが嫌だったのかな。。。Gusも食べないものがあるのか。

この間のストームで庭が落ち葉やら枯れ枝ですごい状態だったので、まとめて庭の奥のマルチコーナーに積み上げた。その後芝刈りをしていると、強風で吹き飛ばされたっぽい「蜂の巣」を見つけた。

2016 Thanksgiving Day

スズメバチの巣だね。ぱりぱりの薄い紙の様。驚くほど精巧に作られていて感心しちゃう。

今年はリンゴの当たり年らしく、お隣さんのふる〜いリンゴの木も真っ赤なリンゴがたわわに実っている。でもね、とってもまずいのです。そのリンゴたちもこの間の嵐でうちの庭にぼとぼとと落ちてきた。

落ちた拍子に木の下に置いてある「ウサギよけ用のフェンス(Gusのパピーペンでした)」にリンゴがささった模様(↓)

2016 Thanksgiving Day

そして調度良い高さに刺さっているリンゴ… 狸に食われている。

そう、これは狸です。最近、家族連れ(3〜4匹)で道をわたっている狸をよく見かける。こうしてリンゴの時期になると裏庭にやって来る。。。今年は来なくなった!って喜んでいたのに、やっぱり見つかった。狸は利口なので、どこでどんなものを食べたのか、翌年も覚えているんだって。常連客になってもらっちゃぁ困るので、落ちてきたリンゴをせっせと広い集め、ワイヤーで囲ってあるマルチの山の中に埋めています。

3連休、やっぱり3日休めると体も心も休まるなぁ〜。みなさんも、風邪には十分気をつけてくださいねん♪

instagramlogo

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ今日もご訪問どうもありがとう。
←ぽちっと One Click嬉しいな♪

アップルフラン by Julia Child

先週紹介した「鴨肉のロースト with オレンジソース」のレシピは、Julia ChildさんのFrench Cookbookのものでした〜。ジュリア・チャイルドっていうと、フランス料理研究科として60年代に話題を呼んだ女性。数年前だったっけな、「Julie & Julia(ジュリー&ジュリア)」っていう映画で、注目されなおしてたよ。レモンさんのコメントに同感で、私もこの映画そのものは「つまんねぇ」って思ってしまったんだけど、お料理シーンは『おいしそうだな』とごっくん。この映画のあと、本屋さんには北米人向けに計量方法を書きなおしたジュリア・チャイルドのお料理本が並んだりした。日本語では出てないのかな〜。とにかく、私たちの持っているバージョンは、古いものなので字ばっかり。

あの、鴨の夜のデザートとして、同じレシピ本の「アップルフラン(Apple Flan)」を同時進行で作ってたのでした。庭のリンゴの消費のため、今日もまた一つ焼いたよ。

ジュリアチャイルドのアップルフラン

アップルフランは分量とステップだけ把握したら、それほどややこしくないよっ☆ なので紹介しますね〜。

アップルフラン by Julia Child

材料A フランの生地:

  • 牛乳 1C
  • 砂糖 2オンス(約55g)
  • 卵 3個
  • バニラエッセンス 大さじ1
  • 塩 小さじ 1/8
  • 小麦粉 2.5オンス(71g)

材料B リンゴの部分:

  • リンゴ 570g(大=2〜3個、中=4個)
  • バター 2オンス(55g)
  • カルバドス、ラム酒、コニャックなど 1/4 C
  • シナモン 小さじ 1/8
  • 砂糖 50g

まずはリンゴの準備から。リンゴ(酸味のあるシャキッとした種類が良し、グラニースミスなど)は皮を向いて3~5mmの厚みにスライスする。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

フライパンでバターを温め、リンゴにうっすらと焼き色がつくまで炒める。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

火を止めて、カルバドス、シナモン、砂糖を加えます〜。カルバドスはリンゴを原料とする蒸留酒。普段、こんなお酒は飲まないんだけど、このフランの為に買ってきたよ。無しでもいいか〜って思ったものの、イヤイヤ。4分の1カップも必要ってことは、省くわけにはいかんでしょ。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

アツアツのリンゴにふりかけると、もんのすご〜くいい香りがするよ〜!で、このカルバドス+砂糖+シナモンに30分ひたしておきます。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

こ〜んな感じ(↑)。これだけをバニラアイスにのっけて食べても、最高に美味しいと思う。ひたした後は、リンゴをすくいあげ、残ったシロップもとっておく。これは後でフランの生地を作るのに使いまーす。

フランの生地の方はとっても簡単。上のAの材料を全部、フードプロセッサーかブレンダーにいれてしまう。注意!することは、牛乳を1カップとありますが、上のリンゴのシロップと牛乳を合わせて1カップにします。

この日、シェフだった相方は、牛乳の代わりに「バターミルク」を使ってみたい!って言い張ったので、結局「レシピ通りのバージョン」と「バターミルクバージョン」の二つを作ったんよー。バターミルクバージョンでは、うちの庭のリンゴを使った。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

お料理の仕方、台所の使い方、人それぞれよね。うちのカウンタースペースは限られているので、私は性格的にも「使ったら片付けて次に進む」タイプなんだけど。↑↑の相方の散らかし様といったら。。。蓋やらペーパータオルやら道具やらがあちこちに散乱して。。。なんで小麦粉入れの蓋が目の前の本の上にあるのー! スーシェフの私、片付けたい気持ちをぐっとこらえ、やりたいようにやってもらいました。作るべきものが出来上がれば良しとしよう、と。

さて。フランの生地の材料を混ぜ合わせたら、「半分の量を」バターを塗ったガラスの容器に注ぎ込みます。そして、その器をストーブトップに直接おいて、弱めの中火で温めていきます。

アップルフラン by ジュリアチャイルド

何をしているのかというと、下の部分に火を通して仮に固めてしまうのです。このステップでは絶対に目を離さないこと! ふつふつと泡が見えてきたらオッケー。ホットケーキを作るときの要領と同じ☆ もうすぐひっくり返せるかな〜ってときに、火から下ろして。

人それぞれ。

その上に、バターで炒めてシロップ漬けにしておいたリンゴのスライスを並べます〜♪

ジュリアチャイルドのアップルフラン

そして、こうして(↑)残りの生地を流し入れる。ま、りんごが挟まったホットケーキの様なものだね。

175度(華氏350度)で約45分。表面に焼き色が付いたら出来上がり〜。

ジュリアチャイルドのアップルフラン

ね、こんな風(↑)☆ 卵がいっぱい入っているからか、カスタードプリンみたいな優しい味がする。生地の部分がまったりとした柔らかい甘さなので、このフランに使うりんごが「爽やかで少し酸味のある種類が良い」っていう理由にも納得。

さて、お友達にはどっちがどっちのバージョンって言うのを言わず、AとBとだけ言っておいて、どっちの方が好きかを言ってもらいました。ビックリすることに、相方の実験「バターミルクバージョン」に軍杯が上がったぞ〜。バターミルクの入っている方が「クリーミィで、少し酸味があって、そのバランスがいい」との感想。

ということで。これからは牛乳の代わりにバターミルクかヨーグルトを使うことに決定☆ お天気の悪い週末に、是非、お試しあれ〜!

今日もご訪問どうもありがとう。↓↓ぽちっと One Click嬉しいな♪
にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ