Goodies#78: ロシアバナナ指おじゃがの収穫

4月半ば(だったっけな)に植えた「Russian Banana Fingerlings / ロシアンバナナフィンガリング(ロシアバナナ指)」というジャガイモ。ぐんぐん育っている様子をここでも紹介した(記事こちら:Goodies#6)。

緑の茎も葉も、7月の終わりにはすっかり萎えてしまって、今は山積みにしていた土と「ワラ」だけが残っている状態。そろそろ掘り起こしてもよかろう。

ジャガイモの栽培について読んでいると、ジャガイモを収穫は「あわててはいけない」らしい。たくさんのおいもさんを、長い間貯蔵しようと思ったら、緑の部分が完全に萎えて、絶対に水をかけたりせず、雨が降らないうちはしばらく土の中においておくといいんだそうです。そうすると、ジャガイモの皮がしっかりとして、長い間貯蔵しても腐らないとのこと。

10日ほど前に雨がふったときは、しまったーと思った。けど、そのあとずいぶんと暖かくなり、土も完全に乾いている様子。で、今日、仕事の後、苗三本分のあたりだけを掘り起こしてみた。

ロシアンバナナフィンガリング

できてるできてる。

ロシアンバナナフィンガリングやフレンチフィンガリングなどの、指の形おじゃがは、レストランのシェフが好む種類のじゃがいもだそうです。「蒸す」「ゆでる」「ベイキング(オーブンでそのまま焼く)」など、どの料理法で試してもおいしいらしい。Texture / 食感はというと、みちっともちっとした感じ。男爵いものようにぽろぽろせず、メークイン系の芋よりも濃縮した感じで、甘みがあった。

Russian Banana Fingerlings

3つの種芋からの収穫。ちゃんと保存できるだろうか。

そして、隣でじっと待つ Gus。

Gus Border Terrier

笑ってるし。いくらなんでも、生でじゃがいもは食べんだろう...

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Goodies#6: Russian Banana Fingerling Potato/ロシアバナナ指というジャガイモ

ジャガイモを庭に植えるのは今年で2年(回)目。寒いくらいの天気の中で、すくすく元気に育っているのは、このジャガイモだけ。涼しい気候を好む他の野菜(レタスやホウレンソウ)は芽を出してはいても、育ちが悪かったりナメクジに食べられている...

天気のいい土曜日。半日「百姓」してました。この元気に育っているジャガイモ。今年は「Russian Banana Fingerling」という種類を試している。ロシアバナナ指(の形)。ネットで見つけた写真。こんなのがとれるのかなー。

russian banana fingering

Fingerlingの仲間にはFrench FingerlingやPurple Peruvianなど、色々とあるらしい。出どころによって名前がついてるのかな。どれも「指の形」っぽいからこういう名前がついているらしい...。「ゆび」だと思って見つめると気味が悪いかも。この種類のおいもさんは、このあたりの店頭には並ばないので食べたこともない。でも、育てたことのある人によると、ワックス系の芋(メークインなんかがその仲間)で、煮崩れしなくてポテトサラダに使うといいそう。楽しみ。

ジャガイモは育てやすい。穴掘ってそこに種芋を埋めれば、芽は出てくる。去年はそんな感覚で「ユーコンゴールド」っていう種類を育てたんだけど、収穫率はあまり良くなかった。腐りも早かった気がする。
なので今年は「きちんと」本を読んで、人にいろいろとたずねて育てることにした。
今までのところこんな感じ:

  1. 種芋を買う(一袋に15個程はいってた)
  2. Steve Solomonの “Glowing Vegitable”(この地域”北西海岸”の気候にあった野菜の育て方を詳しく説明してくれている)の「ジャガイモの育て方」を読む
  3. 直射日光のあたらないところで、新聞の上に種芋を並べる
  4. 1ヶ月半ほど、この状態で芽を出させる(水も何もあげない)
  5. 4月の始めに畑の土をおこす
  6. 4月半ば、種芋の芽をおらないように気をつけて地面に植える。植える前に有機肥料をまく。芋は半分には切らずにそのままで。
  7. 芽が10cm程伸びたところで、土をもり始める
  8. 週に1回のペースで土をもる(ものすごい早さで伸びている。ホントにすごい)

去年は「土」だけを盛ってたんだけど、今年は普通の土と「ピートモス」を混ぜたものと「わら」を交互に盛っている。「わら」や「ピートモス」を使うと、土だけの様に硬く凝縮されないから、芋が育ちやすくたくさんできると聞いた。本当に冗談抜きの早さで育つので、週末は「土盛り」せずにはいられない。かぶせればかぶせた分だけおいもさんができるらしいし。だから今日もせっせこせっせこと、伸びた茎の周りにわらを巻き付けるようにかぶせて、土とピートモスを混ぜたものを上から軽くのせた。種芋を植えた位置から50cm〜60cm程は盛り上がっている。あとどれくらいしたら花が咲くだろう。花が咲いたら新じゃがを収穫してもいいらしいよ。で、今現在、こんな感じ。

russian banana fingerlings

russian banana fingerlings

ごうごうと育っている勢い、わかるかな。

芋は、芋掘りが楽しいもんね。どれくらいできてるのか覗いてみたくなるけど、花が咲くまでは。もくもくと土を盛り続けます。

おまけ:

初イチゴー//
first strawberry 2010