季節ものビスコッティとGusと。小さな満月。

今朝は昨日作っておいたビスコッティの生地を焼いた。

相方のイタリアのおばあちゃんのビスコッティ。この時期になると大体2回焼く。袋につめてもらってもらうことが多い。今朝焼きながら、前回焼いたときの生地に入れたベーキングパウダーの量を間違っていたことに気づいた(汗)。通常の半分しか入れてなかった… 通りでいつもよりも「きゅぅっ」っとしていたわけだわ… サイトの訪問ページ数を見ると、このビスコッティのレシピもよく見てもらっているようなので、昨日分量をきちんと書き直してみたよ♪

落ちるものかと、まだ木にぶら下がっているりんごが5つほどある。それがとってもいい香り。なんだか可愛らしいのでそのままにしている。

先週はあんなに荒れていた海も、久々の青空の下、今日はとても穏やかだった。

Gusも調子よく歩いてくれて♪

しっかり食べたし、うんちも2回したし、笑ってたし。今日は良い日だ。

と、思っていたら、夜に1分半ほどの発作を起こした。これが4度目。発作と発作の間隔が短くなっているのが気になる。やはり、副作用がひどくても発作を抑える薬を飲ませたほうが良いのかと悩む。ふむ。

去年の初めに愛犬を失った友人が、「今のGusの写真をたくさんとってあげて」ってアドバイスしてくれたので、おじいちゃんGusをあれこれ写真におさめている。今までとはまた違った愛らしさがある。

午後にはクリスマスのライトをフェンスに巻きつけてみた♪

今夜は月がとても明るい。見上げると小さな満月だった。「12月の満月」で検索したらやっぱり今夜が満月で「コールドムーン」なんだそうだ。そう、今年一番「遠い」満月なんだって。裸電球のように静かに冬の夜を照らしている。今年最後の満月を見ることができてうれしい。お月さんに「Gusの調子が穏やかに落ち着きますように」と願った。

犬の発作と睡眠改善レメディ:CBDオイル+メラトニン

Gusが二度目の発作を起こしたときに処方してもらったのが「Phenobarbital」という薬。この薬を与えたときの副作用があまりにもひどかった。混乱して不安からなのか泣き始め、足がふらふらになってひっくり返って歩けなかった。薬のせいだからじっとしていなさい、って言ったところでわかる相手ではない。発作を防ぐために、ほぼ一日中こんな症状でいなきゃならないなんてたまらない。

で、結局、その薬は一度だけ試してやめにしたのでした。

それから色々とネットで調べ、処方される薬以外のもので、発作を抑える(または和らげる)効果のあるものを探した。で、ふと思いついたのが「CBDオイル」。

CBDオイルというのは、大麻(ヘンプ)の種子及び茎から抽出された大麻草特有の成分、「カンナビジオール(CannaBiDiol)」のこと。日本でCBDオイルで検索すると大抵「ヘンプから抽出されたオイル」と説明されています。でも実際にはCBDオイルには「ヘンプ」から抽出されたものと「マリファナ」からのものの2種類あります。ヘンプもマリファナも同じ「カナビス」でヘンプはサティヴァ種、マリファナはインディカ種って言われている(でもマリファナの中にもサティヴァ種があるよ)。抽出されてしまえばCBDの効果・効能は同じなんだって。ただ、ヘンプのほうがCBD含有量がずっと多いそうな。それと、CBDオイルと書かれていても、微量のTHCが含まれていて(完全に取り除くことは不可能にちかいらしい)、ヘンプCBDオイルはTHC量が0.3%以下なんだそうです。

カナダではマリファナを育てることも買うことも合法化されていて、普通にお店に行って変えます。

合法化されたことで、信頼できるクオリティーのものをきちんとしたお店で買うことができるのがありがたい。お店のお兄さんに相談して選んだのが「CBD oil 10」というもの。1ml中にCBDが10mg含まれている。THCは0.3%以下です。

マリファナや大麻というと、「いかがわしいもの、麻薬、ドラッグ」というスティグマがまだまだつきまとう。日本では特にそうだと思う。マリファナといっても、CBDをたくさん含むものもあれば、一般に「ハイになる要素」って理解されているTHCをたくさん含むもの、などそれはそれは様々な種類がある。用途別に種類を選べるのです。「コンサートでハイになって楽しみたい」「大勢の人の集まるパーティーにリラックスして参加したい」「ただリラックスしたい」「よく眠りたい」「痛みを抑えたい」など。私はマリファナを自分で使うことはないけれど、マリファナ・大麻という植物について知れば知るほどすごく奥深くて「その治癒力」はすごいと思う。マリファナの煙の匂いは嫌いだけれど、マリファナという植物の持つ力はとても興味深い。

それはさておき。

CBDオイルの効果

  • 発作の抑制
  • 不安や痛みの緩和
  • リラックス効果
  • 不眠の緩和

などがあり、実際に癌、筋ジストロフィー、パーキンソン、クローン病、慢性の痛みや不眠症を患っているひとたちが利用しているそうです。

前置きがながくなっちゃったけど。10日ほど前からGusにもCBDオイルをあげてます。

Gusの体重は11kg(24lb)なので、今は2mgを1日2回。摂取量はこの表を参考にした。

参考ページ

目に見えて気づいたこと:

  • あるきまわって部屋の角に突進していくことがなくなる。
  • あるき回るとしても穏やかに大きな円(部屋から部屋へ)歩いている。
  • 昼寝もできるようになった。
  • 夜も寝れる。
  • 副作用はない。

とにかく副作用がないことが嬉しい。ただ、Gusの場合はそうであって、他の犬や人でヘンプやカナビス(マリファナ)にアレルギー反応のある場合は、CBDオイルに対しても副作用がでるかもしれません

ピーナッツバターに混ぜ混ぜしてあげることもあるし、フリーズドライフードに染み込ませたり、そのまま口の中にちゅーっと入れちゃうこともある。

夜は9時頃にCBDオイルをあげて、10時頃にもうひとつ「メラトニン」という睡眠を促すサプリを与えてます。これは相方も夜に飲んでいるもので、4等分して1.25mgがGusの摂取量。

シニア犬で認知症のような症状がでてきたり、眠れなかったりすると、見ているほうも辛い。今のところ、このCBDオイルとメラトニンで夜はなんとかまとまった時間寝てくれるので助かってます。

実家の柴犬ゴンタの晩年、このふたつに気づいて送ってあげていればよかったって、今少し後悔。シニア犬と暮らすひとたちに知ってもらえればと思って♪

昨夜はすごく不安定で足がふらつき立てないような状況で、私たちも落ち着かなかった。今日のお昼頃には足の力も戻ってご飯もたべれたGus。良かった良かった。