【保存版】最高のシナモンロール☆

好きなベーカリーが閉まっていて、週末の朝のお楽しみクロワッサンなどをしばらく食べていない。

それでね、ここ10日ほど、ふかふかのシナモンロールが食べたいなぁ〜って思っていた。

シナモンロール(またはシナモンバン)といっても、ベーカリーによって微妙に違う。パン生地の部分が少し硬め(クッキーとまではいかないけれど、少しサクッとしている)とか、ロールの隙間にいっぱいレーズンやクルミなどがつまってるとか、スティッキーバンといってコーティングがすごく「スティッキー」(ねちねちして)キャラメルのようになってるのとか。

私の好きなタイプのシナモンロールは:

  • 生地はふかふか寄り(手でちぎったときにふかぁ〜っとする)
  • ロールに隙間はあいていない(ふかふかバンがむちむちくっついている)
  • 大きさは10cm✕10cmくらい。高さが7cmくらい。
  • シナモンばっちり
  • クリームチーズフロスティング on top!

このチェックリストの項目をすべて満たしてくれるシナモンロールって、なかなかないのです。

が!!!

見つけたのよ、レシピ。これぞ求めていたシナモンロール! 平日のランチブレークに生地の準備をして、途中様子を見たりして。在宅ワークの醍醐味(?)。

では先に見せちゃおう。

じゃんっ♡

理想のシナモンロールと言ってしまえる!ので、保存版として書き留めておきまーす。オリジナルレシピはここ→☆

最高のシナモンロール

(北米1C=250cc)

生地:

  • 牛乳 3/4 C (温める。43度。レンジで40秒ほど)
  • クイックライズイースト 小さじ2 1/4 (7g)
  • 砂糖 1/4 C
  • 卵 1個と黄身1個分
  • バター 1/4 C(溶かす)
  • 強力粉 3C
  • 塩 小さじ 3/4

フィリング:

  • ブラウンシュガー 2/3 C
  • シナモン(粉)大さじ1.5
  • バター 1/4 C (室温で柔らかく)

フロスティング:

  • クリームチーズ 115g(室温で柔らかく)
  • バター 大さじ3(室温で柔らかく)
  • 粉砂糖 3/4 C
  • バニラエッセンス 小さじ半
  1. お風呂のお湯の程度に温めた牛乳に、クイックライズイーストを振りかける。砂糖、卵(一個と黄身一個分)と溶かしたバターを加え、混ぜ合わせる。
  2. 粉と塩を木しゃもじで混ぜ合わせる。
  3. スタンドミキサーの中スピード(私は#2〜#4)で約8分こねる。少しネチネチ手にくっつくくらい。手捏ねの場合も8〜10分よく捏ねる(くっつくので適当に粉をふりかけながら)
  4. 油を塗ったボールの中に生地をいれ、サランラップ、その上から温めたタオルを被せる。1時間から1時間半、生地が2倍の大きさになるまでねかす。
  5. 十分に発酵したら、粉を振りかけたカウンターの上に生地を出し、22cm✕35cm(大体)の長方形になるように伸ばす。
  6. この上にフィリング用の室温で柔らかくなったバターを伸ばす。短い方の辺は、端から5〜6ミリ開けておく(バターを塗らない)
  7. シナモンとブラウンシュガーを混ぜておき、バターを塗った生地の上に均等に振りかける。
  8. 短い方の辺から向こう側にぐるぐるときつめに巻いていく。お寿司のように。(ここで、オリジナルレシピでは短い方の辺から巻いて「太巻き」のようにしていたけれど、私は長い方の辺から巻いて細くして一つのシナモンロールをこぶりにした)
  9. 巻き終わりをしっかりと指でつまんで閉じて下にする。
  10. 5〜6cm幅に切る。
  11. 油を塗った容器(22cm✕22cm)にロールの断面が上になるようにして、くっつけて並べる。
    使う容器は高さのあるもので。油を塗ってもいいし、私はクッキングシートをしきつめた。容器が大きすぎて隙間が残ってしまったので、アルミホイルで詰めた。
  12. この状態で30〜45分、発酵。
  13. 176℃(350F)で20〜25分焼く。縁が少しきつね色になったくらいが良い。焼きすぎると固くなるので。5〜10分休ませる。
  14. フロスティングの材料をハンドミキサーでよく混ぜる。
  15. 粗熱が取れたシナモンロールにフロスティングをぬりたくる。

どうだーっ!!!

オーブンから取り出したときには、オーブンの中でぷっとふくらんで、真ん中の部分が飛び出てヤドカリみたいになってしまったのが2つか3つあった。けど、フロスティングを塗りながらぎゅぅっと押し込んで、オッケー。

やっぱりね、フロスティングはクリームチーズのじゃないと。どうせ作って食べるなら、変にカロリーカットとか考えないこと。

フロスティングまでつけてしまったけど、半分はワックスペーパーにくるんでジップロックに入れて冷凍。二日目もパン生地はふわふわで良し(焼いたその日がやっぱりベストですが)。

コロナのせいで最近、ベーキング材料が不足しているみたいです。まず、最近、イーストを見ない。粉もないなぁ、って思っていたけれど、この間スーパーに行ったら大きな袋が積んであったので一袋買っておいた。でもあいにく、All Purpose Flour(中力粉)で、私がほしいなって思っていた強力粉はどのブランドもなかった。ま、イーストはまだ瓶に半分ほどあるし、強力粉もまだ家にあるからいいや。

アメリカの相方の妹さんやお姉さん情報によると、本当に物不足らしい。幸い、親戚や友達の間で、余分にあるものを譲ったりしてなんとかいけているみたいです。私の住んでいるあたりでは、まぁ、手に入れにくいものもあるけれど、一時期消えたトイレットペーパーは個数制限して売り出されているし、大丈夫。

昨日は相方の誕生日で、大好きなベーカリー(←ここは開いてた!)で超甘ったるいケーキを注文。甘いけど、美しく美味しいケーキです。デコレーションはマーチパン♡ ゴージャスなお花は義姉さんからでしたー。

甘いものばっかり。。。

でもこのシナモンロールはとっても美味しくて、嬉しくなって数日前にDoodleを描きました〜。→Doodle Marathon

Birthday wishのアニメーションはインスタに♪ →Doodleのインスタ

たとえゆっくりでも確実に、コロナウイルスの現状が治まっていきますように。

Goodies#20: Demitasse Cafe のシナモンバン

好きだなぁ。シナモンバン。
カナダに来て始めてシナモンバンに出会ったときは、本当に「もう見たくない」って思うところまで毎日の様に食べ続けた。かなり太りました。今はもう、そんな風に狂うように食べることはないけれど、ときどき「他の何でもなく、Cinnamon Bunでなくちゃいけない」という朝がある。
今朝がそんな朝でした。

食べ物のこととなると、自分でも感心する程「腰が軽く」さっさと行動に移せる。「Gus、行くぞー」とGusの散歩もかねて、歩いて10分ほどのところにある「Demitasse Cafe」に出発。デミタスはずいぶん長いこと、住宅地の一角の同じところにある。地元のひとの経営する小さなベーカリー。スターバックスの様な「コーポレートのチェーン店」とは違い、雰囲気が温かい。

demitasse cafe

デミタスには4つか5つだけ、外に小さなテーブルがあり、お店の中にはカウンターのみ。タイミングよく行かないと座れない。わたしの好きなのは、この限られたスペースにたくさんの色んな種類の植木が並べられていること。

demitasse cafe

これ、全部売り物。大小様々で、日向を好む物も日陰で育つ物も、小さなスペースに上手に収まっていて、しかもどれも元気。この春、長い間探していたコーラルピンクのアゼリア(ツツジ、かな?)を見つけたのもここでした。

お店は小さいけど、よく繁盛している。

demitasse cafe

シナモンバンは人気のアイテムで、ちょっと遅くに行くと売り切れていたりする。デミタスのクロワッサンやデニッシュもおいしい... どちらもバターをたんまり使っているのがよくわかる。あ、でもひとつ不満に思うのは、最近、アーモンドクロワッサンの大きさが小さくなった。でも値段は同じ。気づいているんだぞー。

人気のシナモンバンは、いつまでもこのままの大きさで、砂糖とバターのキャラメルべっとりで、ふかふかでありますように。

demitasse cafeごちそうさま。

おまけ:左上の「プーさん」のマグカップはお気に入り。上海での仕事を終えたときに、教え子のひとりにもらいました。あれからもうそろそろ10年(早い...)。あの子、どうしてるんだろなー。

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(ありがとうございまーす)