リモートワーク開始!

さぁ、明日から私も家からの「リモートワーク」を始めるよー。

BC州の大学やカレッジは、今週はじめから一斉に「バーチャルクラス」に切り替えられた。Face to Faceのクラスが突然ストップ。全校で足並みをそろえることになっているらしく、私たちのマネジャーも詳しいアップデートを随時知らせてくれている。遅かれ早かれこうなることは予測できていたので、リモートワークへの移行準備は先週から始まっていた。

一番困ってしまったのは先生たちだろうと思う。すでにオンラインツールを使いこなしている先生は、全体の3分の1なんだそうで、残りの先生たちは「突然」、バーチャルなプラットフォームについて把握し、コースをアップロードし、生徒に連絡をし、期末試験の準備をし。。。現実的にみて「無理」なのですね。サポートする側も、実際に会ってトレーニングできるわけではなし、電話対応のみなので時間もかかる。

学生さんたちの方も、みんながみんなハイスピードのインターネットを持っているわけではなし。年配の学生さんたちはいきなりバーチャルな原っぱに置き去りにされて「はぁ???」と戸惑っている。パートの学生さんたちに「残りの授業、どんな感じ?スムーズにオンラインに移行した?」って聞くと、変更についてまだ連絡をくれていない先生もいて、「わたしたち、いきなりフリーレンジ(野放し)の鶏だわ〜」って笑っていた。

3日かけて、私も必要なハードウェアを家に持ち帰り、テストをし、まぁ、仕事はできるかなという感じです。でも、全くひととコンタクトを取れない仕事というのも寂しいなぁ。と思う。在宅ワークになるわけだから、一日の流れとか「To-Do」リストを簡単に作らないといけないな。

嬉しいのは、朝、少しゆっくり寝れること。昼休みにGusと散歩に行けること。

アメリカではなんだかいきなり外出禁止になってしまってびっくり。相方の妹さんと少し話しをしたのだけれど、「恐怖心」が高まってきているのが言葉の端々から感じられた。「日本でもみんな家にShelter状態なの?」と聞くので、「いや、普通に過ごしてるよ。妹たちも仕事に行ってるよ」というと、すごくびっくりしていた。

カナダは同じ北米でもいまのところ、まだ穏やかさを保ちながら対応しているように感じる。店頭から消えているものもあるけれど、まぁ普通に買い物もできる。これから気持ちのいい季節がやってくるんだもん。外出禁止にはなってほしくないなー。自転車通勤ができなくなった分、どこかで時間をとってからだを動かすことをしないと行けないな。家にいるとついつい目について「洗濯」したり「冷蔵庫を開けてみたり」ということをしないように。。。気をつけないとっ(苦笑)

一日も早く、いつもの普通の生活にもどれますように。全てのひとたちが、ちゃんと普通に仕事や学校に行ったり、買い物や外食やお出かけができる日が戻ってきますように。

コロナウイルスのインパクトと、Gusアップデート

日本は3月11日。あの日から9年。手を合わせます。

そして今。ネットでもテレビのニュースでも、コロナウイルスのことが一番にとりあげられ、繰り返しリポートされている。耳や目をふさぎたいわけではないけれど、そればかりを追っていたくない気持ちもあって、アメリカのニュースとカナダのニュースと日本のニュースをひとつずつ見ておしまいにしている。あとは、日本や海外の友達や家族から直接現状を聞いて、どうしてるー?と話をする。

今朝は冷たい空気の中自転車をこぎながら、このコロナウイルスを取り巻いている「今」を、1年とか2年先から振り返ったらどんな風に見えるのだろうなと思い浮かべていた。世界各国で入国規制が始まり、イタリアでは全地域で外出禁止になり、株の暴落。物資や経済や人の物理的な動きがよどみ始めている。一国、一大陸のことだけではなく、世界をぐるりとみてスローモーになって、ぴたりととまってしまうかも。それはどういうことを意味しているんだろうなぁって。私のような凡人やその家族にとって。簡単に手に入っていたものを諦めなきゃいけなくなるかもしれないし、生活がとても苦しくなってくるかもしれない。海外在住のひとたちは、母国の家族や友人に会うことが難しくなるのかもしれない。鎖国状態になって物流が本当に途絶えたら、各国がそれぞれ本気で頑張らなきゃいけない。それって本質的に、個人の生活レベルではどういうことなんだろう。生活が厳しくなり、ぴりぴりとしてくるだろうか。学校をふくめて、公共の場でひとと関わることが規制されてしまったら、子供も大人も心の健康に響いてくるだろうな。

ひっそりとした街で見えてくるものってなんだろう。短縮された就労時間は家族との時間の増加につながるだろうか。そんなシンプルな方程式は成り立たないか。観光客が激減した人気スポットは、観光業に関わる人が痛手を食らう一方で、スポットそのものは休まるだろうか。行き交うクルーズシップの数が減り、イルカやクジラの数は反比例して増えたりするだろうか。
本当に必要なもの、大切なものは何なのかを見極めるちからが鍛えられるだろうか。そんな中でも人に優しくあれるだろうか。ものが限らててきたときに、分け合える豊かさを持ち合わせていられるだろうか。

試されるときなのかなー。と。コロナウイルスのインパクトを思い浮かべた朝だった。

さて。我が家のわんこアップデートでございます。昨日、帰宅すると庭でカラーをつけたままで居眠っていた。少し落ち着いたようでほっとした。

ずいぶん、本来のGusらしさが戻ってきた~。

昨日はデキモノを取り除いた箇所に入れられていた「管」をとってもらいに、獣医さんのところにGusを連れて行った。デキモノの大きさが約7cmだったので傷口も9cmほどある。術後、傷口に溜まってくる液体を流しだすためのゴム製の管でした。テクニシャンの女性が二人。私も付き添って、その管を抜くところを見てしまい。。。ぜーぜー言ってるGusの横で、私までくらくらしてしまった(苦笑)。苦手なのです。血をみるとか、にゅるーっと何かが出てくるっていうの。

傷口がすこし赤いので、注意して見ていてあげて、とのこと。もうしばらくはエリザベスカラーをつけていたほうがいいのだろうけれど、すっごい嫌がるんよね。。。ごんごんとぶつけるたびにびっくりして尻込みしているし、カラーがついていると前足の肉球をぺろぺろなめなめできない。Gusは退屈したりすると、肉球をなめる。赤ちゃんが指を吸うような感じで(と、勝手に解釈している)、なめなめしている時にはとろ~んとした目をしているからリラックスできるのかな。

それもできないのも可愛そうなので、夜はカラーを外し。。。

パンツを履かせることにした☆

洗濯して縮んでしまった私のタンクトップと無印カットソー。安全ピンでとめて。無理やり。。。すんごいミスマッチだけど、ちょうちんパンツ風なのがかわいいやんっ。しばらくはもぞもぞと歩いていたものの、パンツ効果か、夜も昨夜は震えずにすーすー眠ってくれた。あぁ、良かった。

いい年したおじさん犬なのに、女の子にみえるよ、Gus!

10日後、抜歯をしてもらい、歯をチェックしてもらっておしまい。なめてちょっと赤くなってる傷口に…オロナイン軟膏とかつけたら駄目かな… どうか傷口もこのまま腫れずに治ってくれますように!