オペラの夜・トスカ

昨夜は、Pacific Opera Victoria が主催するオペラ「トスカ」を観に行きました♪

VOC Tosca

トスカというと、有名なプッチーニの作品。オペラの中でも重要な作品とされているそうです。3幕から成り、その中にココ!っていう見せ場が多くて、本当にあっという間の2時間半だった。私はオペラを見るのはこれが2度目。オペラのことなんてチンプンカンプンなので、今回もトスカに関する「予習」をしてから見に行った。オペラとして演じられるものって、どれも悲劇なのかな。よくわかりませんが、トスカの愛したカヴァラドッシも、カヴァラドッシが助けようとした友人のアンジェロッティも、カヴァラドッシとトスカの愛に嫉妬し、カヴァラドッシを銃殺しようとした警視総督のスカルピアも、そして美しく燃えるように情熱的なトスカも。みんな最後に死んじゃった。

前回の「ラ・ボエム」を観た時も感じたんだけど、私は男性の歌声の方に惹かれるようです。今回のトスカのソプラノの歌声も素晴らしかったのですが、歌声よりも彼女の美しさの方が印象に残ってしまってます。一方で、カヴァラドッシ(トスカの愛する男性)の方は、風貌はどうでもよくて、彼の歌声にうっとりしてしまった。あはは。

VOC Tosca

ビクトリアはちいさな街なので、文化的なイベントにはとても乏しい。それで、相方がこのオペラの事を聞いてすぐにチケットを予約してくれていました。こうして、ホンモノ(本場のホンモノとは比べられないけど)のアーティストの舞台を見て、ずいぶん興奮してしまいました。

Royal Theatre

ビクトリアのオペラシアターはここ「Royal Theater」一つ。1913年に創立したそうなので、今年で100歳なんだね。今回はど真ん中でとても見やすい席だったよ♪ なのですが、前に座ったおじさんの頭が大きくて、その頭をゆらゆらとゆらすので困ってしまった。私、「席運」悪いからなー。

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相方も私も、一緒に行ったお友達も、舞台設定がいまいちだったよね、っていう感想。母が「宝塚」が好きなので、宝塚の舞台は何度か見たことがあるんだけど、ああいうきらびやかさはなかったなぁ。「工事現場の足場」みたいなものが組まれていて、それが3幕全てで同じだったのがよくわかんなかった。やっぱり、ビクトリアのOpera Society、お金ないのかな〜。

久々のお出かけ、楽しかった♪

余談ですが。今日はほんっっとうに落ち着かない天気だった!それに寒いっ!!晴れたと思ったら、突然土砂降りになり、そのままヒョウがふりだしたり… 庭の野菜も縮こまっております。ワタシも。春はどこへやら〜。

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Goodies#260: ラ・ボエームの夜

昨夜のオペラ「La Boheme/ラ・ボエーム」の感想を。

昨夜は家に帰ってからも興奮して寝付けず、今朝もその余韻にひたっていた私と相方。

こういう風に五感をふるわせて感じたものは、言葉ではなかなか表現しづらい。特に、私のように語彙が非常に乏しいものにとっては。

生のオーケストラと生の歌声というものは、耳だけでなく、肌から浸透して心を照らす。お日様の下で冷たい水しぶきをあびたような悦の感覚に浸りきった2時間と少し。満たされました。言葉も音楽もわからなくても、演じる人の情熱は伝わるものですね。

4幕から成るラ・ボエーム。「出会い」「恋の発展」「別れ」「死」。どれも素敵だったけれど、どれか一つを選ぶなら、3幕目の「別れ」をもう一度観てみたい。

イタリア語がわかったら、もっと楽しめただろうな。正面の舞台の上と左右の両端に、英語でサブタイトルが出ていたけれど、ほとんど読まなかった。ただ歌声を聞き、演技・演出に釘付けで、電子版の字幕なんて読んでられませんでした。このシアターはよくできているけど、こじんまりとしています。実際に、本場イタリアやドイツの大きなオペラハウスでの舞台を観たら、ひっくりかえってしまいそう。

相方に、英語でオペラの様な伝統的な舞台ってないのかねぇ? と、帰りの車で聞いてみた。日本には歌舞伎や能、中国には京劇や昆劇、欧州のオペラやらあるけれど。北米にはないね。歴史が浅いし、英語っていう言語はオペラには向かないのかな。ディズニーの美女と野獣のようなミュージカルにはよろしいですが。

「ラ・ボエーム」は映画にもなっているらしいヨ。トレーラー(↓)。

この映画の中で主人公のミミを演じるのは、有名なロシアのソプラノオペラ歌手、Anna Netrebko さん。きれいなひと。

ヨーロッパでも「オペラ」というと、一般庶民にはなかなか行きにくいものなのかな。チケットも高いのでしょうか。私たちのとったチケットもなかなかのお値段で、そう何度も行けるものではないデス。集まった観客にも私たちのようにフツーのひとたちもいたけれど、着飾っているひとも沢山いた。頭にカンムリ(ティアラ?)をかぶっている女の人やクジャクのようなガウンをきている人や。普段見ることのないオシャレを観察するのも楽しかったー。

さて、次にオペラを観ることができるのはいつになることでしょう…

Goodies#259: 初オペラ

そうです。今夜はオペラを見にいきます。実は生まれて初めて。見るのはプッチーニの有名な「La Bohem」。

la boheme

こんな小さな街ビクトリアにも、一応、きちんとした劇場(?っていうの?)が一つある。Pacific Opera Victoria と言います。6回演じられるようで、今晩が最終日。盛り上がる〜。

まったく初めての経験なので、ウィキで「予習」をし。話のあらすじだけはつかみました。

おそらく写真なんてとれないだろうけど。一応、カメラ持っていこー。

… というわけで、今日の記事はこのへんで。

Gus の散歩に行って、準備をして、オペラデビューしてきまっす。わーい。

報告はまた明日。