みつろうとホホバオイルのリップバーム

まだまだ寒いビクトリア。昨日なんて3月の終わりとは思えないほどの豪風が吹きさらし、外を歩く人たちはみんなダウンジャケット+帽子という冬の装い。まったく、いつになったら温かくなるの~。

唇もすごく乾燥してぱりぱり。 リップクリーム(リップバーム)が手放せない。こちらで私が気に入って使っているのはBurt’s Bees(バーツビーズ)ビーズワックスリップバームハニーリップバーム。よく効くし自然な甘いかすかな香りも好き。カナダでは一本400円~500円位する。高くない?

でね、家にビーズワックスがまだあるんだし、作っちゃえ! 簡単に言ってしまうと、ビーワックスを溶かして容器に流し込めばいいだけのこと。使い切ったリップクリームの容器を幾つかとっておいた〜。

みつろうとホホバオイルのリップバーム

材料:

  • みつろう・ビーズワックス 5g
  • ホホバオイル 15ml
  • 精油 6滴(レモン+ラベンダー、各3滴)
  • ローズウォーター(蒸留水やウィッチヘーゼルウォーターでもいい) 4~5ml

アロマの資格をとった友達に蜜蝋フェイスクリームの作り方を教わってから、ずっと朝のクリームは手作りの蜜蝋クリームを使ってます。好きな精油を混ぜられるので、香りも自分好みにできるし、この蜜蝋クリームを使うようになってから冬の間の乾燥が驚くほどましになった。以前は口の周りやほっぺに粉が吹くほどだったけれど、この冬は問題なし。フェイスクリームを作るときは、ホホバオイルとローズヒップオイルを半々使ってるよー。リップクリームはホホバオイルだけで。

家にあるのは蜜蝋のかたまりなので、まずはごりごりとグレイターでおろす。それを湯煎にかけて溶かす。そこへホホバオイルを加えてさらに混ぜてさらさらにする。混ぜるのは竹串を使ってます。

ローズウォーターでなくても良い。普通の蒸留水やウィッチヘーゼルウォーターなどでもOK。

一番難しかったところは、溶けた蜜蝋を容器に移し入れること!! 蜜蝋+ホホバオイルは蒸留水や精油を混ぜ入れるとすぐにかたまっていくのです。筒状のリップクリームの容器に流し入れるのは至難の業… その場で「どうしよう、どうしよう。。。」と足踏みふんでしまった。で、どうしたかというと、予め温めておいた小さなスプーンを使い、蜜蝋がまだトロトロの間に容器にそっと流し入れたよ~。慎重に、でも手早く(じゃないと固まるから〜)

普通の平べったい容器の方はしゃぁ〜っと流し入れられるので簡単!

できた♪ 硬さもちょうどいい。

今回は、レモンとラベンダーの精油を少し加えた。レモンは唇の荒れなどに良いそうです。が、お日さまに当たると酸化しちゃうので、レモンはフェイスクリームにはオススメできない精油なんだって。今度は少し蜂蜜を入れてみようかな〜って思ってます。

これでしばらくは唇の乾燥を防げる〜。

*おまけ:週末の苔玉

また作ったの。何故か、苔玉つくりだすと雨がしとしとと降り始める… 同僚のフレイザー君のオフィスに1つ。カウンターのボビーの苔の部分がやっぱり元気が無いので家に連れて帰ってきて、別のピンチヒッターを連れて行こう。

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Silk Road というお茶とアロマのお店

頼まれていたお茶を買いに、久々にダウンタウンにある「SILK ROAD」へ。

Victoria Silk Road

SILK ROAD はビクトリアで生まれて、今もビクトリアにしかないお店。1992年に小さなお店として開いたのが始まりなので、もう20年。チャイナタウンのすぐ近くにあるよ♪ 数年前にお店を大きくしたので、今は「tea bar」があってカウンターでお茶を飲んだり、気になるお茶を試飲することもできます。

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雰囲気がアジアンチックでしょ。紅茶はカフェインのもの、ノンカフェインのもの、フルーツティー、中国茶、SILK ROADオリジナルのブレンドなど様々。それらが大きな缶に入って並んでいる。

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缶の蓋をとり、香りをかいでいるだけでも楽しい。好きなモノがみつかったら、自分の好きな大きさの缶にセルフサービスで茶葉を詰めてシールを貼ります。

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SILK ROAD はアロマオイルも豊富。SPAもあるし、アロマやお茶のイベントやワークショップもあるんだヨ。私はアロマオイルのことはよく分からないのだけど、これも紅茶と同じで、香りをかぎながらそれぞれの効果を読むのが楽しい。香りには人それぞれ好みがあるよね。どうしても苦手なものだとか、妙に気持ちが落ち着くものだとか。ラベンダーの様に万人うけするものもあれば、人に選ばれる・人を選ぶ香りもあるし。例えば、私は人がつけている香水でも「Musk系」の粉っぽいものや「バニラ系」は苦手かな。嫌な匂いではないけど、もし恋人の首筋からこういう甘ったるくて粉っぽいにおいがしたら、ぬれティッシュでふきとってしまうかもー。

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SILK ROADにおいてあるものは、100%オーガニックのエッセンシャルオイルで、ブレンドされているものもある。ひと通りにおわせてもらって、好きだなぁってかんじたのは、やっぱり柑橘系でした。

買うつもりはなかったんだけど、気になったものを一つ調達。「Lemon Eucalyptus

肌に直接つけるのではなくて、温めて香りをかぐわすオイルです。

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で、便利そうなので「Scentball」っていうものも購入。コンセントにさすと、セラミックのベースがあたたまるというもの。手前の小さなシートにエッセンシャルオイルを数滴たらして、それをセラミックベースにのせておくと、ふわっと香りが出てくるよ〜。ユーカリの香りをかぐと、初めて相方と一緒に、カリフォルニアのバークレーの丘を車で走ったときのことを思い出す。匂いと記憶の関係、面白いよネ。

香りというと、パトリック・ジュースキントの「香水(Perfume: The Story of a Murderer)」を思い出す。映画にもなっていた(→トレイラー)けれど、見ましたか? 私は本(洋書)の方を読んだだけなんだけど、本を読みながら18世紀のフランスの街の匂いを思い浮かべることができた。あらゆる匂いに異常なまでに執着する「無臭の男」… もう一度読んでみようかな。

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