プラムのマグカップ

相方のおじいちゃんのお気に入りマグだった、赤いプラムのカップ。

今は私のお気に入りになっている。

ぱっと見、これチェリーに見えない? 私も相方も、長いこと「チェリーのカップ」って言ってた。でもよく見るとサクランボではない!赤いプラム、もしくは、、、りんご?

相方の思い出のものだし、私が使うのもなー、ってためらいもあり、ずっと戸棚の一番上に置いておいた。戸棚を開ける度に、目についていた(目が合っていた)。

冬休みに入ってすぐだったかな。プラムのカップを下ろして手にとり「ずっと戸棚の上で飾りになっているなんてもったいない。マグカップのカップ生を全うできてないよな。」と思った。

それから、週末の朝に使わせてもらっている。

このプラムさんは、大きさといい厚みといい、取っての部分の掴み具合といい、絶妙なのです。

私の手って、むっちむちやな。。。

カップの直径(?)は10.5cm、高さは9cm。大きめ。でも素材は軽い。分厚くないのも良い(分厚いマグって飲みにくくない?)

このマグカップを両手で包んで、週末の朝のコーヒーを飲むとき、ほっとする。朝の時間は大抵、相方はまだ眠っているので、私の時間。自分以外のニンゲンのエネルギー(?vibe)を感じずに過ごせるとき・空間って、とても大切だと思う。チューイは別!笑。

そうそう。ブログのアクセス解析をのぞいてみると、この時期にダントツ、ぎゅーんとアクセスが伸びるのが「あんこを炊く」記事!

面白い。ちょうど鏡開きをするこの時期に、ぜんざいを食べたくなるのって、成長の過程で刷り込まれたものなのかな。私自身も、毎年この時期になると、あんこ・ぜんざいが食べたくなって小豆を炊く。今日、いつもと同じようにインスタントポットで炊いた。そして、おやつにはお善哉。

美味しかったー。

余談:

ドイツのドクトルくまさんが、先日私が紹介した「うそこメーカー・書き初め」から飛んで、「三原則脳内メーカー」を試してみたよ!ってシェアされていた。そこで私も試してみた。→ココで☆

自分の名前を平仮名でいれたら。

ほほう。なるほど。もうちょっと頑張れ、ってことかな。

試しに「パプリカ」で入れたら。。。

!!!!!

ちょっとやめてよーっ。パプリカ、いっつも鼻くそほじってるみたいやーん!

笑ったけど。

眠い日の読書とか。

妙に眠い日曜日。なんでだー。

しゃきっとせず、なんとか鞭打って2時間ほど庭で体を動かしたけれど、その後はぐうたらモード全開。こんな日もあるのだろうと、無理をしないことにした。

あ。でもいつものザワークラウトは仕込んで(笑)、あんこをインスタントポットで炊いた。

そして思いっきり「まずい」マフィンも焼いた。久しぶりにこんなにまずいものを作ったな。。。というほどまずかった。アップルソースを使うヘルシーマフィン、というレシピだったんだけど。全粒粉、メープルシロップ、オーツ、ココナッツオイル。。。 焼き上がったマフィンはダンボールを食べているような食感で、少々まずいものなら食べる私も「ぺっ」と吐き出してしまうシロモノだった(苦笑)。変に「ヘルシー◯◯」っていうものは作らないほうがいいな、と思った。

ダラダラモードだったので、図書館から借りてきた川上未映子さんの「乳と卵」を読んでみた。

随分前に一度読んだことがあるんだけど、その当時の気分と大きくずれていて楽しむこともなく記憶にも残っていなかった一冊。なんだけど、先日、ふと見つけたポッドキャスト「人生に文学を」の最終収録(2019年のもの)が川上未映子さんとの対談で、その話の中で取り上げられていたのが芥川賞をとった「乳と卵」と2019年の「夏物語」。竹取物語の現代語訳をされたことがあることや、樋口一葉が大好きっていうのも初めて知った。

で、もう一度読んでみることにした。

今回はするすると読めた。わたし、巻子、緑子の姿や心情も浮かび上がってきた。そうだ、前回はこの不思議な文体がしんどかったんだったと思いだした。言葉にする以前の、頭の中に浮かんでいる思考をつらつらと書き出したような不思議なスタイル。句読点もほとんどなく書き連ねられていて、読んでいて息をするのを忘れていたりして、そんなしんどさもあったっけ。ポッドキャストの中で「たけくらべ」が好きというコメントを聞いて、あぁ、そういえばあの文章も「しんどかったなぁ」って思い出した。

そうそう、最近読んだ中で「読んでいてしんどい」というか「わからない」ものに山尾悠子さんの「ラピスラズリ」がある。そうそう、これも句読点がなくって、読みながらゼーゼーハーハーしてしまった。まだ読み切れていない。途中、「山尾さんって日本語が母国語じゃないのかなぁ」なんて思ってしまったほど、わからなかった。何が起きているのか、情景さえもうまく思い浮かべることができなかった。でもすごく評価されている(?)作品だし、さっぱりわからないのは私の方になにか理由があるのかも。多分。

まったく話は変わって。

日本人じゃないと美味しさがわからないであろう、私のランチ。

玄米の上にね、家で育てたスプラウトをこんもりと盛ってね、この間の「玄米納豆」をどっさりのせまして、ごまを振りかけます。醤油、みりん、お出しと柚子胡椒を少し加えた「納豆タレ」をかけて食べるよ〜。

美味しい。 スプラウトの爽やかな食感と納豆ネバネバ。

午後の陽を浴びている窓辺の植物とレモンバームを眺めながら、本を読みながら、そのうちにうつらうつら。このうつらうつらが心地いいんだわ。眠りに落ちそうなその境目のあたりで浮かんでくるイメージがあって。イメージと言うかシチュエーションというか、夢の端っこなのか。象が三頭ほどサバンナを駆け足して通り過ぎていってた(笑)

さて、今週はフルウィーク。つまり5日出勤。連休あとのショートウィークになれちゃうと、まともに5日働くのがしんどーい。頑張ろ。

みなさん、良い一週間を!

あんこ作り!ぜんざいが食べたくて。【インスタントポット】

今年は穏やかな冬。

変わらず、大雨が降ったり強風でざわざわしたり一日どんよりと暗〜い日が多いビクトリア。だけど、雨が上がり少し日が差すと、「例年よりも早く春がやってくるのかもねぇ。」とつぶやく。

毎年この時期にスナップショットを撮るミニシクラメン。私の気づかないうちにこぼれ種で増えてるんだねぇ。花壇から大きくはずれた芝生の中からひょっこり出てきているものもある。可愛い色合いだなと、毎年思う。

さぁて♡

1月のこの時分、ネットやインスタなどで「おぜんざい・おしるこ」をたくさん見かける。お正月のお雑煮で使い切らなかったお餅の消費のためか、温かくてほっこりとした「和」の甘さが恋しくなる時期だからなのか。おぜんざいとおしるこの違いは関東と関西でも違うらしい。

私の解釈では、ぜんざい=粒あんごろごろ、おしるこ=さらさら汁っぽい。です。どちらが好きかというと、断然「ぜんざい」!

で、おぜんざいが食べたくて。小豆を炊くところから始める。ここで覚え書き。

インスタントポットで(私好みの)餡子

  • お鍋に小豆とたっぷりの水をいれ、一度沸騰させてあく抜き(必要ないというひともいるし、2回するひともいる。私は一度だけ)。沸騰した時に1Cの水を加えて5分煮る。
  • 蓋をして20分蒸らす(時間がないときは省略!)
  • 小豆の倍量の水をインスタントポットに入れる: 小豆3C (約550g) : 水5C
  • Bean設定(またはManual High Pressure)25分 (こしあんなら30分)
  • ナチュラルリリース(約15分、重しが自然に下がるまで)
  • 炊きあがったら少しお鍋で水分を飛ばす

今回は小豆500g砂糖400g(300gでもいけそう)塩二つまみほど(適当。塩の存在が味わえる程度が好き)

砂糖は小豆と同量っていうレシピが多いけど、そうするとわたし的には甘すぎて。。。いつも甘さ控えめで炊いて食べるときに少しはちみつを加えたりする。今回のこの分量で十分甘い。

粒あんが好きなので、丁度いい硬さになった。こしあんが好きならあと5分炊いたほうがいいかな。

賞味期限を大きく過ぎた切り餅を、オーブンのブロイラーで焼いて♪

最近の切り餅は一つずつパックに入ってるもんねー。と、賞味期限過ぎても全然大丈夫(笑)。

はぁ〜。おいし〜。

一月はあんこが食べたくなる月なんだ。

そういえば。今日は新月。Gusと散歩にでかけた海岸が、ひたひたに潮が満ちていた。

月の満ち欠けにいつも注意を払っているというわけでもない。でも、普通に何の変化もない日々を送っているなかで、「気持ちの波」が潮の満ち引きのように変化していることに気づくと、空をみあげて「月は?」と確認してしまう。新月のあたりは落ち着く。

朝は。

かりかりベーグルにバターをたっぷりしみこませ、あんこ♡

あんこはバターとパンにもよく合うなぁ。こうしてあんこをのせるなら、私はちょっとハードなパンの方が好き。バゲットとか。

パンもあんこも大好きなGus。この視線…

「くれろ〜」

ちょうだい、でもなく、ください、でもなく。この顔のときは「くれろ」っていうGusの声が聞こえてくる。。。笑。

今夜もしとしとと雨が降っている。新月の雨の夜、よく眠れそうだ。