ワークベンチ確保。

トフィノに行けなかったので、ぽっかりと三日休みができた。

まだ気持ちが荒れていた一日目は、とにかく庭で体を動かして過ごした。

二日目の昨日は、大学のFine Art学部のラボにある「良いプリンター」を使わせてもらい、マーケット用の印刷をすべて終わらせた。良しっ。印刷は昼休みにする予定だったんだけど、思ったよりも時間がかかり、三時間以上もラボで過ごした。

そして三日目の今日。なんとはなしにベースメントの「Recriation Room」を片付け始めた。Recriation Roomというと聞こえがいいが、天井が低く小さな窓が一つあるだけのスペースで、要らなくなったもの(でもすぐに捨てないもの)やどこに片付ければいいのかわからないもの、使っていないカーペットなどなどを「とりあえず放り込んでおく部屋」になってしまっていた。相方のメモラビリア的古いものもたくさんあるし、私は「開かずの間」と呼んでいる部屋。正確には「開けたくない部屋」だ。

その部屋には、相方が昔「Book binding(製本作業)」をしていたときに使っていたツールや「高めの机・ワークベンチ」がある。結構な大きさのワークベンチだ。引っ越しのときに誰がどうやってこの部屋に運んだのかは疑問。引っ越し屋さんのお兄さんたちかな。。。

マーケット準備は、私の小さな机かダイニングテーブルでやっていたんだけど、このワークベンチが使えたら便利だな〜、って思いがあったのだろう。ふらふらと「開かずの間」に足を踏み入れ、ゆっくりとものを移動し始めた。

Beforeの写真を撮り忘れたのが残念。ワークベンチの上には、額縁、画用紙、大きな物差し数本、ボロい鞄、本、カウンタークリーナーなどなど、、、机の表面が見えないほどにモノが積み上げられていた。上だけじゃない。周りにも。

半日かけて少しスッキリして、使えるスペースを確保した♡ 嬉しい。

ね?天井が低いでしょ?机が高いから余計にそう見えるかも。

昼過ぎに、マーケットのオーガナイザーさんから「出店するものの写真か短い動画を送ってください」ってメッセージが入った。

で、制作場所〜って感じの短い動画を撮ってみたよ♪ インスタでシェアする用に縦動画だけど。

予定していなかったステイホームバケーション。予想以上に「生産的・プロダクティブ」に使うことができて嬉しい。それに、今日のトフィノもビクトリアもお天気がとても悪かった。行っていたら帰って来れなくなっていただろう。多分。

結果オーライ、かな! 明日は仕事。そして三連休!わーい♪

Goodies#135: ねむっていたものたち

さてと、今日は気合いを入れて、自分の部屋用の「オーガナイザーシェルフ(棚です)」を組み立てた。

shelf

そして、今までつめられるものをつめられるだけ、何も考えずにつめこんできた「かご」や「プラスチックの収納ケース」をおそるおそる開けた。

まぁ〜 でてくる、でてくる。半分「ごみ」みたいなものも多い。新聞の切り抜き、テレフォンカード(わお。これって今でも使えるのかなー)、シール(集めるの好きです)、毛糸の玉、なつかしい写真、ピアスが片方だけ、おばあちゃんに最後にもらったお年玉袋...などなど。恥ずかしいやら笑えるやら飽きれるやら。

でも、中には「どきっ」とするような、記憶の隅っこの方におしやられていたものたちもでてきた。ちょこっと紹介。

ピンバッジ

ピンバッジ

昔、集めていました。セカンドハンドのジージャンに付けていたっけ。「POWER SMART」のピンは何なのかわからない。ケベックや、モントリオール、コロンビアアイスフィールド。キーウイの鳥のバッジはニュージーランドに留学していたときのものだぁー。なつかし。

ピンバッジ

あはは。左の角にあるのは、枚方市水泳大会のバッジ。小学4年のときに参加したんだっけな。三つ葉のバッジはガールスカウト。青いのはガールスカウトのジュニアのもの。「綱の結び方」を学びたくて、お母さんにねだっていれてもらった。右のは高校のバッジだー。なつかひ〜。

china treasures

ぶははは。毛沢東の赤本とバッジ。上海にいるときにゲット。鈴も上海の古いもの市場で見つけた。鈴、好きです。

そして。このふたつ。

石ころ

右の白い石。小さいときに誰かにもらったもの。きらきらとしていて、「だいやもんど」だ、と信じて秘密の箱に隠していた。(本当にダイヤモンドだったら...ね。)

左の石は。特別なもの。6歳のときに(当時、バングラデッシュに住んでました)、家族でネパールに旅行しました。ヒマラヤ山脈が見える、カトマンズの街のはずれで車を止めたときに、拾ったもの。光の辺り具合でキラキラと光り、手に握るとひんやりとしたこの石。「あの山もこういう石の集まりだ」と思い、宝物のコレクションに加えました。今でも、この石を拾ったときの得意げな気分、はっきりと覚えているからすごい。

すっかり忘れてしまっていたものを、こうして何年ぶりかにして手にとってみると、なんとも不思議な気持ちになる。始めて、このものたちを手にしたときの気持ちが、にじみでてくる。その「じんわりとした」プロセスって、とても人間的で(っていうのかな?)、心地いい。

たまーに、真剣に片付けをするのもいいものです。

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