起きがけに飛び出たことば【夢】

数日前のこと。

朝、目覚まし時計が鳴る少し前に目が覚めた。ふぅっと目が覚めて、そのときに「ぽっ」と飛び出てきた単語。

ピエトラ。

ピエトラ・ドゥーラ。

まだ頭はぼぅーーーーーっとしていたのに、実際に口に出して言っていた。ピエトラ、ピエトラ。。。え?ピエトラ、何? え〜っと、ピエトラ・ドゥーラ。って。

寝起きに見る夢とかって、起きた瞬間にしゅっと消えてしまうことが多い。でもこの「ピエトラ・ドゥーラ」は顔を洗っているときにも、その単語だけ残っていた。何なんだろうと思い、Pietra Duraで検索してみた。

そしたらそういう言葉があった。

硬い石の意で,宝石やメノウ,カルセドニー,ジャスパー,ラピスラズリなどの貴石およびその細工品を指す。複数形のピエトレ・ドゥーレpietre dureは数種の宝石・貴石を組み合わせた細工品を指す。イタリア以外のヨーロッパ諸国では誤って単数形で,いろいろな種類の宝石・貴石の細片を一定の意匠に従って組み合わせたパネルのことを意味する場合もある。 印章,装身具,装飾小箱などが古くからこれらの貴石から作られた 【コトバンクより】

16世紀にローマで始まった貴石を用いた工芸技術で、主に床や壁に幾何学模様などが描かれ、後に16世紀後半にかけてはフィレンツェで最盛期を迎えたらしい。で、17世紀にはインドにも伝わって、タージマハルの壁の装飾、あれもPietra Duraなんだそうな。このサイト(→☆)には詳しくピエトラ・デュラの説明がしてあって興味深い。

どこかでちらりと見た言葉なのかな。不思議。

こんな言葉を私が勝手に「作り出す」ということはないのだろうし。

目で見て脳のどこかに情報として残っていたけれど、見たときには意味のある情報としてはプロセスされていなくて、ただ言葉だけが壁にぺっとくっつけられた付箋のように、ランダムに残っていたのかなぁと。それが起きがけの、まだ眠っている脳がぷっと吐き出したのかなぁ。

というので、新しい言葉をひとつ学んだのでした(笑)

でさ。どうせ飛び出てくることばなら、「どこどこにある木の根元に宝あり」っていうようなドキドキするようなメッセージだったらいいのに〜、なんて。まぁ、そんな「せこい」ことを考えるようなひとには、お宝メッセージなんて届かんわな(笑)

かわいいゲウムちゃん。

*おまけ:ミミズコンポストより*

週末にやっと、「ふるい」を買ったのでーす。で、みみずちゃんたちを古いにかけて、Black Goldと呼ばれるミミズのうんちを回収。きれいだ〜。

ゴンタとタンゴ【夢】

二日前、夢にゴンタがでてきた。

実家の17歳の老犬ゴンタです。認知症の症状がひどく出てきていて、少しの段差でこけてしまってゼーゼーして一日しんどそうにすることもあるみたいです。おしっことうんちには、外に出たいらしいので、その度に父や母(主に母)が連れ出してあげている。先週末は少し異様な泣き方をしたりゼーゼーがひどかったので、もうダメかもって妹二人も駆けつけたらしい。おしっこが出なくなったので「あと一時間待って出なかったら獣医さんとこ連れて行こ!」ってみんながわいわいとゴンタの周りで騒いだところ、それを聞いたのか「しゃーーっ」っと庭で用を足したんだって。それから少し落ち着いて、「今週は穏やかに過ごしているよ」というメッセージをもらった。

その夜の夢。

ゴンタが私の膝に顔をのせてきて、そのあと小さな庭にひょこんと降りた。

わたしも外に出た。

すると、ゴンタが背筋を伸ばしてすくっと立ち上がった。

わたしとゴンタはタンゴを踊った。

doodle marathon より

ゴンタはにこにこだった〜。

小さな庭をいったりきたり、それだけだったんだけど、とても良い夢だった。

おまけ:妹が送ってきたかわいいクリップ

アザラシのくしゃみ

音声ONで見てみて〜。めちゃくちゃかわいい。。。

 

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見知らぬ町の安宿で【夢】

久しぶりに。夢話。

さらっとスルーしてくださいねー。

もう日が暮れかかっていて、気温が下がり始めていた。お腹も空いた。とにかく宿を見つけないと、と、かなり歩いて回った。見知らぬ町。あちこちから夕暮れのやや慌ただしい生活の音が聞こえ、一日の終わりの混じりに混じったにおいが重い。ねっとりとする。

どこでもいい、とにかく休みたい。寝れればいい。

「空き室あり」と手書きで書かれた紙札が貼り付けてある扉をくぐった。

銭湯の入り口のようだ。「女」の扉「男」の扉の間の高台(?)に女将さんが座っている。

「一泊だけお願いしたいのですが、空き部屋ありますか?」と聞くと、女将さんが「いくら持ってるんだい」と鼻先で聞き返した。私のポケットにあったお金を数えると、全部で230円。

手のひらにのせて女将さんに差し出した。「これだけです。」

「230円で泊まれる部屋があると思うのかい。」

「でもこれで全部なので、230円の部屋をお願いします。」

「女部屋かい?」

「はい。女部屋のほうがいいです。」

女将さんは私の手から小銭をとり、「こっちおいで」とまた鼻先で言った。

女将さんのあとを付いて女の扉の向こう側の廊下を歩いていく。がらがらと、一番奥の左側の扉を開け、ここだと目で言う。

その部屋は浴室だった。古い猫足バスタブが一つ、部屋の真ん中においてあるだけの部屋。

浴槽の隣に足ふきマットが敷いてある。それだけ。トイレもない。

「ここ?」と女将さんの方を振り返る。

「どこで寝ればいいのでしょう。。。」と聞いてみる。

すると女将さんはバスタブの向う側にある細長い窓に目をやり、「ほら、そこ、その窓の向こうに寝室があるから。」といって消えた。

どうするよ。あの窓の向こうって。

よじ登れないことはないけど。大きなリュックがひっかかっちゃうな。リュックはひとまずこっちにおいておいて、窓の向こうの寝室でとにかく寝よう。そうしよう。

と、登った。

くぐった。

リュック無しで、ぎりぎり、私のお尻も通った。

窓の向こう側は、私の寝室ではなかった。

男部屋だった。!!!

えええっっっ?!

えーっ。。。ここじゃ寝れないやん。。。

男部屋なので、おじさんとか男の子とかお兄さんとか、みんな腰回りにタオルをまいたり、短パン姿でうろうろとしていた。どこにいくでもなくいったりきたりしていた。

なんだか心細くなり「やっぱりバスタブにもどってそこで寝ようかな。。。」とまた窓によじ登ろうとしたとき、ふと、知っている顔が目に入った。

あっ。シニーシャだ!(シニーシャは以前一緒に仕事をしていたクロアチアのきれいなひと)

シニーシャと一緒だったら安心だ。良かったー。と、シニーシャに声をかけようと、うろうろする男たちをかき分けて近づいていくと。

シニーシャ。。。

すごいポーズをしていた。

すごい、シニーシャ!

あなたの股関節はどうなってんの? そんなむちゃくちゃなポーズができるなんて、知らなかったよ、シニーシャ!!

そういう夢でした(笑)やれやれ。

ひとはみんな隠された特技を持っているんだなぁ〜、と、感心しながらシニーシャを眺めていた。それがこの夢のメッセージかな。あはは。ちがうか。