’25一時帰国:父の畑に

11月!わーお。冗談抜きで、ほんと、ついこの間「今年の抱負は〜」なんて言ってたのに。

さて。

今日は、一時帰国中に必ず一度は見に行く(行きたい)父の畑の様子。

この畑は家から歩いて15分くらいのところにある。地元の土地を持っているひとが「農地」にしておくと税金が安いというので、「畑をしてくれるのなら使ってくれ」と、父に無料で貸してくれている。以前は「水田だった場所」を借りていて水はけが悪かったりした。

この写真の父、笑える。どこかの惑星の宇宙人みたいで。笑

この場所は水はけは良いけれど、例年の「酷暑」+雨の少なすぎる梅雨で、水やりが大変なんだそうだ。一角に3〜4つ、タンクを置いていた。小さな小屋も自分で作り、その屋根から水が流れ落ちてタンク(ひとつは古い風呂桶)に流れるようにしてあった。夏場は妹たちの旦那が水運びを手伝ってくれたりもしたそうだ。みんな、ありがとう!

↑↑蚊にたかられるだろうからと、煙をおこしていた。といっても、私はしっかりと服の上から(!そう!)刺された。。。 父の後ろの畝には、すでに大根やカブの苗が育っていた。

しっかし、暑かった!10月始めとは思えない。。。父は「そんなもん、夏のあの暑さに比べてみぃ、こんなんどうってことないわ。」と笑ってたけど、、、あぢぃ。。。私はバテました。

頑張って水やりしていたけれど、やっぱり梅雨や夕立の雨が足りていないと厳しいって。今年はゴーヤも実が小さかったらしい。

万願寺はまだ採れていた。美味しいねぇ、万願寺。これはカナダでは食べられないので、滞在中に何度も焼いてもらった。

↓の写真で二人は何をチェックしてたんだっけな。まだお茄子ができてるわ、だったかな。

↑手前にうわっているのは小芋。ひと苗掘り起こしてくれて、豚汁の具にしてくれた。甘くて美味しかった!

サツマイモもひとつ掘ってみたけれど、葉っぱばかりで実が小さかった。もう少し置いておくことにしたものの、多分今年はちょっと肥料をやってしまったから駄目かもって。サツマイモは荒れた土のほうがよく育つんだって。

二人では消費しきれない野菜の量。なので、父が育て収穫し、母がそれを料理したり近所や友だちに配るら。配るのも面倒だったりする。夏場、野菜が高いときに、自分が作った野菜を喜んでもらえると父も嬉しい。これだけのスペースで野菜を育てるのも、かなりの労力が必要だし、それを処理する方も本当に大変。

なんだけど、畑があるから毎日外に出て行って身体を動かせるし、近くで作業をしている農家の人たちとおしゃべりも楽しめているしね。定期的に「ノンアルコールのビール」を持ち寄り、野菜やお肉を焼いて「集う」らしい。お米を育てているおじさんは、籾殻を畑に使ったらええわ!と持ってきてくれたり。良い人たちに囲まれていて良かった(前に借りていたところでは、会う人とは挨拶程度だったって)。

↑のパラソルは今年の父の日にプレゼントした。あと2つほどあってもいいんとちゃう?っていうくらい、日陰がない、、、きつい。溶ける。。。この日、ゴンタとココたんも頑張って歩いてついてきてくれたねー。暑かったねぇ。

繁殖犬卒業・保護犬だったココたんも、こんなにしっかりと散歩ができるようになって。嬉しい♡

犬たちと畑仕事とジムでの運動。父と母の心と体のビタミンです。元気で体を動かしてくれていてありがとう!

’25一時帰国:つぶやきメモ

一時帰国中、ひとりで電車に座っていたり、大阪梅田の人混みの中でふと立ち止まったときに、自分だけが周りから切り取られたような感覚になることがあった。そんなときに少しメモしたつぶやき。

ひしめき合って立ち並ぶ家々やマンション。うちっぱなしのコンクリートや色褪せたペンキ肌に染み込まれた年月。ぎゅうっと混み合う電車に一歩踏み込むひとたち。みなさん、どこに向かっているのですか。昨夜はよく眠れましたか。ひとびとの生活、暮らし、日々の営みを強く感じてしまう。 日本の人たちはなんて真面目なのだろうと。

集団登校。きちんと2列に並び、旗をもつ班長さんに続き通学路を歩く子どもたち。

この子たちひとりひとりが愉しく健康な日々をおくれますようにと願ってしまう。

街の景観のためと植えられた緑、ぬき損なった雑草さえも、ひとの心のバランスを整えてくれている。 あまりにもコンクリートやアスファルトが多いので、そりゃぁ生きものは皆しんどいだろう。

きっとみんなとても優しいのだろう。話せば友だちになれそうなひとがたくさんいるように思う。皆それぞれのストーリーを持っていて、聞かせてもらえれば興味深いに違いない。気づいたら知らない人の顔を見つめていたりして、はっとして目をそらす。

ずいぶん長くカナダで暮らしているからか、単に歳のせいか、ふと胸がくっとなり泣きそうになることが何度かあった。何なんだろう。今回は特に、日本の人たちの真面目さというか一生懸命さが沁みました。

カナダの人たちの適度なちゃらんぽらんさに、自分もすっかり慣れてしまったからなのかもしれないね。

’25一時帰国:美山町・観光農園江和ランド

今日も写真がたくさんです。

美山で一泊したのは「観光農園江和ランド」というところ。ロッジスタイルの宿泊施設が3棟あり、ペットフレンドリー。こういうスタイルの施設に泊まるのは、私は始めて!真ん中の妹の家族は、柴犬ふくちゃんを連れて小旅行に行くことがあり、去年と今年の春も、実家の2匹と両親+末の妹カップルを誘って「キャビン(ロッジ)泊」をした。今回、私も参加することができてすごく嬉しかった☆

ロッジは↑↑の写真の後ろの方に写っているもの。入口を入ると大きなスペースに暖炉があり、キッチンスペースとバスルーム。奥に和室がひとつ(ここに4人、川の字になって寝た)。ハシゴで二階に上がると結構大きなロフトスペースになっていて、ここで4人。全部で10人まで宿泊できるようだ。とてもシンプルで、寒いかなぁと思っていたけれど断熱材がしっかりしていたのか、暑かったヨ。

母屋の横にBBQができるスペースがある。この日、他2棟も宿泊客がいたんだけど、みなさんは自分のロッジの外でBBQをしていたので、↑↑のスペースは貸切りで使わせてもらった。

前回は妹たちが材料や道具も準備したんだって。でも大勢で大変だし、今回はこの施設のBBQコースを予約した。これが素晴らしかった!

具材が!!新鮮!!

いやぁ、どれをとっても新鮮なのがわかった!お肉もお野菜も、甘みが違った。おにぎりもひとり2個ずつついてきたんだけど、そのおにぎりもめちゃくちゃ美味しくって「なに、この美味しさは?!」って声を揃えて絶賛した。

男性陣がまたせっせと焼いてくれて。ほんと、ありがたかった。私は食べるだけという。サンキュー💛

↑↑このオレンジ色の玉は鶏の卵になる前のものらしい。うちの父が「これはすごい!新鮮な鶏からとったものやな!」と感動していくつか食べていた。炭火で焼くとなんでも美味しいというけれど、それだけではなくて、美山というところはお野菜もお肉も、牛乳も、卵も、空気もとても美味しいところ☆

わんこたちは大人しく待つ。いい子だわ〜。パグのココたんは母の隣で大人しくしていた。

この夜、繊細なふくちゃんの一騒動があった。笑。

ロッジの入口付近は天井も高く暖炉もあった。そのあたりをふくちゃんがクンクンしていて、はっっっと見上げて目に止まったのが、かなり大きくて立派な「雄鹿のハクセイ」!角も大きく、半開きの目がななめ下を見つめていた。それと目が合ってしまったものだから、狂うように泣き叫び、壁に持たれて飛び上がり、まぁ〜大変。大丈夫やで怖くないで、といったところでわかるはずもなく。ひとしきり泣いて、鹿が動かないことがわかれば落ち着くだろうと放っておいた。

優しいのがゴンタ。ゴンタはふくちゃんの弟なんだけど、性格が全然違う。穏やか~~で落ち着いている。キャンキャン泣いてソワソワと歩き回るふくちゃんのすぐ後ろを、ずーーーーーーーーっと静かについて回っていた。夜、私たちが布団に入ってもふくちゃんはなかなか落ち着かなくて。しばらく床をカリカリとかいたり、わんっっと吠えたり、歩き回っていた。ふくちゃんがひとつ泣くと、ココたんが「わわわわわわーーん」と泣き、その後ろを静かにゴンタがついて周る。

そんな賑やかな夜でした。笑。

完全寝不足のワンズ。心もカラダもどっしり優しいゴンタは、繊細なふくちゃんの側にいる。本当にかわいい♡ ココたんはマイペースでみんなから「おこぼれ」をもらうのに必死。笑

朝も雨がやんだのを見計らって散歩。気持ち良かった〜♡

その様子を動画に撮ったので、縦動画だけれど、、、見てみてね♪

みんなでロッジキャンプに行けて良かった!京都の里山、魅力的です☆