さて!先週末のマーケットの話の続き・〆でっす。
お店に並べたのは:カレンダー (卓上と壁掛け)、プリント (12.7cm x 17.8cm・5″x7″)とグリーティングカード (A2、4.25″×5.5″)。
「ウサコの友だちたちカレンダー」に使った動物たちは、プリントにも登場。グリーティングカードには、今までに描いたDoodleのイラストの中から20のデザインを選んだ。
準備段階で難しかったのは、それぞれどれくらい用意すればよいのか 、カードに使うデザインはある程度タッチの似ているものが良いのか 、何種類くらい出せばよいのか 、を決めること。結果から言うと、結構余りましたー。笑。
カレンダー
左が卓上のカレンダー。
日本のカレンダー制作会社を見ていると、私好みの小さめの卓上カレンダーのオプションがあった。カナダの印刷ポータルで探したけれど似たようなのがなくて、テントスタイルの卓上(片方に絵、もう片方・裏側に日付)を選んだ。
結果、カレンダーでは断然「壁掛けカレンダー 」の方が人気でほぼ完売した。卓上は余った〜。こちらのひとは卓上を使うことが少ないのかもしれないねー。
プリント
カレンダーに使ったイラストの原画は全て「水彩」。それがね、しょぼい紙にしゃしゃっと描いたモノがほとんどだったので、良いスキャナーを探してスキャンし、白い背景を白くするところから始めた。印刷用紙は、100%コットンでアシッドフリーのアーカイブ用の紙(250 gsmという重さ・厚さ)を選んだ。
一つ前のポストの私のテーブルを見てもらってもわかるように、プリントはいくつか目を引きそうなものをフレームにいれて並べた。結果、やっぱりそうやってフレームに入っていたものがよく売れたのかな、という気がする。
一つ一つに薄めの台紙をそえて袋に入れた。名刺と同じ情報を印刷した小さな紙を同封した。
そうです。こっそりと。自分の中ではそれぞれに名前をつけていた。つけたというか、ぽんっと浮かんだ名前なんだけど、「椿のセーターを着た鹿のブリジット」は、もうブリジットちゃんにしか見えない。笑。
3番手は以外にこのインパクトのある「赤いショールのシマウマバーバラ」
あとはだいたい同じかな。一枚売れたのか、売れなかったのか。
プリントを手にとってくれたひとの中で、若いアジア人の女性がいた。シャボン玉のたぬき・ルーファスを買ってくれた。少しぽっこりとしたお腹を撫でながら、「今ね、わたし可愛いものを集めているの。コレも(生まれてくる赤ちゃんの)ナーサリーに飾るわ♪ ありがとう!」って♡ すごく嬉しかった〜。
それから、お買い上げには繋がらなくても、目に止まった私の動物たちを見て「ふふっ」って笑っていたひとも何人かいた。若い青年が目尻を下げ口元をゆるませていたり、子どもが指さしてにこっとしているのは、とてもうれしい反応だった♪
グリーティングカード
私の描くものはとてもランダムだ。動物や草花が多いといえば多いのかな。でも、描き方やタッチはその時の気分で選ぶし、ときにはただ「ぽっ」っと浮かんだものだったり、ぐるぐると円を描いていてそこから生まれたものだったりする。統一性がないのです。なので、カード用のイラストを選ぶのには困った。どんなものが好まれるのかもサッパリわからない。友だちや妹たちにも意見を聞いて、デザインの数を多めにすることで選択肢を増やすことにした。笑。
結果!
うほほ〜〜い! 一位は「ウサコとブタオ」だったー!これは意外っ。日本語で:ウサコ「きょうはさむいわね」・ブタオ「うん、くっきーたべる?」 という、ランダムといえばランダムな会話を添えたコレ。季節的なものかなぁ。言葉(日本語)がわからなくてもウサコとブタオのアピールが高かったのかな。
2番手は4種↑↑ この中で意外だったのが、私が「お笑い系」で入れてみた「Fish Chips Yum Yum 」のわんこ。このカードをどういうときに、どんな相手に送るのだろうなぁと思う。笑。
3番手は、私自身も使えるかなーと思うものが入っていた。
この中の右下の「お魚たちLet go, just let go all of it 」のカード。手放しな。ほら全部手放しちまいな。っていう意味合いのもの。これもかなりランダムなDoodleなんだけど。若い素敵なカップルが見に来てくれてね、彼女はプリントを(チョコチップ大好きなブタのバーバラの)買ってくれたのね。で、彼の方は、このLet go の魚のカードを手にとって「これをフレームに入れれるようにプリントしてもらえないかな。今のボクにはぴったりのメッセージなんだ。」って聞いてくれた。
20cm x 25cm のプリント用紙に印刷をして、来週わたします。彼女の方が、マーケットの翌日にメッセージをくれて、来月の彼の誕生日のプレゼントの一つにするの!って。すごく嬉しい♡
もう一つの嬉しいエピソード。マーケットも終盤にかかっていたころ、8歳くらいのとってもシャイな女の子が黙ってカードを並べているボードを見ていたのね。で、しばらくしてそのまま去って行っちゃった。15分ほどして、今度はお父さんと一緒に戻ってきて、またカードを見ていて、ペルシア語か何かわたしのわからない言葉でお父さんにこそこそっと何か言っていた。2つのカードを指さして、こそこそっと。お父さんが英語で「Do you like those? Which one do you like?」と聞くと、女の子はその場でもじもじして頭を降ったのね。そして、すすーーっとまたどこかに行っちゃったのです。すごくシャイな子だし、好きなように見てくれればいいか、と思ってわたしも何も言わないでいた。
そしたら、3回目!お父さんと一緒に戻ってきて、またカードを指さしているので、「手にとって見る?」って聞いてカードを差し出してみた。女の子はじーーーっと黙ってどっちにしようか迷っていたんだけど、最後に「コレ」って選んだのが、4位グループに入っている「ニワトリ」だったのでーす。(ちなみに、選ばれなかったのは、Fish Chips Yum Yumだった) 手に取ったカードを見て、にこって笑ったその子の可愛らしいことといったら♡♡
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お店で顔を見て言葉を交わせるからこそ体験できた嬉しいエピソード。
余っちゃったのをどうするか。よねー。
ブログのどこかに「お店」を設置できたらいいなぁ、と思っています。それもひとつのオプションかな、と。ぼちぼちと調べてみまーす☆
今週末は家の掃除をして、、、また雨みたいだし、今日はワクチン受けて腕が痛いし、のんびりしまーす!