スーパーパワー

毎日「煙空」が続いている。そのせいか、なんとなく眠いしだるい。自転車に乗って帰宅すると、ずいぶん目がしみたし喉がいがいがした。昨日のリポートでは、現在ブリティッシュ・コロンビア州で565の山火事が起きていると言っていた。BC州の山火事の煙は国境を超えたシアトルの街も包み込み、今日の空気の質は中国やインドの大都市よりも悪いそうな。怖い。ある地域の木々は、お店で売られている材木よりもずっと乾燥しているんだって。消防員やボランティアの人たちは、現場近くで休みなく作業されている。大勢の人たちが避難を強いられている。ざざぁっと雨が降って火事の数が少しでも減るといいのに。

青空が恋しい。

月曜の朝の通勤途中では、「This American Life」を聞く。結構楽しみにしているポッドキャスト。先週日曜のテーマは「Superpowers」だった。一話目は、バーやパブでの会話の種に「空を飛ぶ(Flying)か透明人間になる(Invisible)か、どちらのスーパーパワーを選ぶ?」と聞いてみたら… というものだった。男性は「Flying」を選んだ人が多く、女性は「Become Invisible」が多かったそうよ。でもどちらにも共通していたのは、スーパーパワーを持っていてもそれを「誰かのために」使おうとはまずは思わないということ。コミックに出てくるスーパーパワーを持つ主人公は、大抵「ヒーロー」で、悪の手から愛する人を守ったり町や国を守ったりするけれど、一般人の私たちがそんなパワーを持っていても、まず思うのは「そのパワーを使って(自分のために)何をしよう??」なんだって。ある人は、「パワーを一つだけ持っていても、大した人助けなんてできないよ。透明人間になってもドアの鍵がなければ中に入れないとしたら?空を飛べても重いものを持ち上げたりできなかったら、一人で飛ぶことしかできないし…」なんて言っていた。一理あるな。

で、私だったらどんなパワーがほしいかなぁ~って思い浮かべた。一つだけ与えられるとしたら、どんなパワーが欲しい?

テレキネシス?だっけ?ものを移動できるっていうの。あれはいいねぇ。あれと同じで自分自身を瞬間移動できるっていうの、いいなぁ。でも、念じるのにすごく力が必要で、う~んう~んと念じているうちにタイミングをのがして大失敗、とか、移動したい場所に行き着かず、変なところに移動しちゃった… っていうのもありえる。マスターするのに時間がかかりそうだ。

人のため、世のため、のパワーなら… テレキネシスに似てるけど… もっとシンプルで、あまり念じなくてもいいパワーでさ、「呪文を唱えて指さしたものがアマガエルになる」っていうのが欲しい。
そして、どこぞの国でふんぞり返って大威張りで、世界の秩序をぶち壊すことに精を出しているプレジデントなどを指さしてみたい。

環境Undo」パワーなんかも素晴らしいと思う。 例えばある砂漠に立って「Undo」と唱えると、直径500kmの域の砂漠や大気が500年前のものに戻る。というパワー! これは使えそう!山火事もあっという間に消せちゃうかも!
でもこのパワーって、なんとなく、引き換えに何かを手放さないといけないかもしれないっぽいね。

本文と関係なし:大あくびするGus。

自分のために… というのなら、と考えた。色々とあると便利だろうなぁというパワーはあるけれど…

言語、オールマイティー」パワーがいいかな♪

人間の話す言語はもちろん、コンピューターの言語や他の生きものことば(?)も理解できて話せるパワー。対象の相手の「(聞いてもないのに)考えてることがわかるパワー」ではなくて、あくまでも、言語力を備えていて、それを使ってコミュニケーションができる、というパワーです。

おそらく、今まで見えていなかったもの考えてもみなかったことを発見するのだろう。森の中を歩いていて木々と話をしたら、彼らの嘆きがひしひしと伝わってきてたまらなくなるかもしれない。楽しいことばかりではないかもしれないけれど、世界が広がりそう。Gusと話もできる。話せなかったほうが良かった、って思うこともあるだろうけどね(笑)。

… とまぁ、ポッドキャストを聞いてから色々とスーパーパワーのことを考えたのでした。でもさ、ひとつだけ、自分のために、なら、やっぱりドラえもんの「どこでもドア」かなぁ~♡ パワーじゃないけどっ。

きみたち、どこにいくの?

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朝の散歩とポッドキャストの話

今日は5時過ぎに自然に目が覚めた。 いいお天気で外も明るくなるのが早いので、6時前にGusと散歩に行ったよ〜。

朝の空気は格別。ひっそりとした海岸でカナディアンギースの群れが気持ちよさそうに戯れていた。そろそろヒナたちが見られる時期かな。

朝の散歩

「Gus、ちょっと待って。写真とるから〜。」というと、立ち止まって待ってくれる。

朝のGus

こういうとき、そばに居てくれるGusがとってもかわいいと思う。

Gusがもたもたといつまでも同じスポットで匂いをかいでいると、「もう、行こう〜。Gus〜。」とイラつくこともある私。私がもたもた写真を撮っていても、イライラしてひっぱったりしないからね。人と犬の違い。

さてさて。

私は毎日の自転車通勤の時に「ポッドキャスト」を聞いている。数年前まではアップテンポの音楽を聞きながら威勢よく自転車をこいでいた。去年の秋ぐらいからかな、イタリア語のポッドキャストに切り替えた。

ハッキリ言って、全然わからない。

良く言っても5〜8%の理解度かな。それでも毎日聞いている。もともとイタリア語の音が好きなので、分からなくてもミミアタリ(とは言わないか。口当たりとは言うけど)が良いので苦にはならない。以前、イギリス英語の強いアクセントでシェークスピアの映画を見たときは、分からなすぎてイライラしてきて半分見たところで映画館を後にしたっけ。イタリア語ではそういうことがないです。今のところ。

ずぅっと聞いていたら、ある日突然イタリア語スイッチがONになって、全てが分かるようになるんじゃないか、って期待していたけれど、あはは。。。アマイね。そんな魔法のようなことは起こらない。ちなみに、私が気に入っている伊語のポッドキャストは:

  • Il Gastronauta(食文化の話)
  • Il treno va(列車の中での世間話)
  • Audiogrammi(映画のオーディオブック版みたいなの)
  • Il Formato dell’arte(アートのお話)
  • La prima volta(アーティストなどの生い立ちや出世話)

などなど。ほとんどがRadio 24のもの。その日の気分で選んで聞いてるヨ。食の話では、先週はイタリアのスローフードについて話していたし、Audiogrammiでは「Life of Pi」の映画のスクリプトを朗読してた。ほんの少しでも「つかみどころ(何の話・トピックなのか)」があると、私の「精一杯の推測」と言っていることが時々ぱちっと繋がって「あ!そういうことなのか」って分かることがある。その瞬間はとても嬉しい。それが平均して、5%ですが。でも、こういう「題材」に手軽にアクセスできるっていうのは便利だなって思う。一昔前は、ネイティブの英語を聞くのにはお金を払ってカセットテープやCDを買わなきゃいけなかったもん。

こんな風にちんぷんかんぷんなポッドキャストを聞いているんだけど、時々「This American Life(英語)」というポッドキャストのエピソード(週一)も聞く。コレがとっても楽しい気分転換になっている。色んなトピックが取り上げられ、悲しい話や笑い話、政治がらみだったりアーティスティックだったり。英語は私にとって外国語だけど、いちいち訳そうとしなくても8〜9割は分かる。伊語の方は、数少ない分かる単語を拾い集めるのに必死です。まだまだ、ま〜だまだだ。と、実感する。英語を勉強している人に、This American Lifeはオススメです。とても分かりやすい英語だと思う。それにトピックが楽しい。

6月の朝

ブラックベリーの花もたくさん咲き始めた。今年のベリーの出来具合はいかに。もうすぐしたら私の一番好きなベリー「ブルーベリー」がお店に並ぶようになる♪ 待ち遠しいな〜。

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