昨日の「おはぎ」が「週末することリスト」の#1でした。
そして、#2が「かぼちゃのニョッキ」。Gnocchi di Zucca。
(余談:アメリカ人のクイズ番組の司会者が、「正解は “Gnocchi”/ ぐのっちぃです!」と叫んでいるのを見たことがある。 ぷっ。)
暴露しますと。10日程前に、大好きな「セレンディピティブログ」さんが、なんともおいしそうなカボチャとジャガイモのニョッキを紹介されていました(記事はここです)。この記事を読み、セージバターソースのかかったニョッキの写真を見つめ(serendipity_jさんは本当においしそうな一枚を撮られます)「これが食べたい」と...火がつきました。
ニョッキなんて作ったことないけど...やってみよ!
こちらでは Squash という総称でカボチャの仲間の類はいくつか手にはいる。冬のスクワッシュには、 エイコーンスクワッシュ、バターナッツスクワッシュ、バターカップスクワッシュ、スパゲッティスクワッシュ… などなど。この中で、日本のカボチャに一番似ているのが、バターカップスクワッシュ。これを探しにローカルマーケットへ。
よし。
serendipity_jさんも、カボチャはオーブンでローストした方が良いとコメントされていたし、こちらの「田舎の台所@イタリア」さん(レシピ参考にさせて頂きましたー☆)でも同様、カボチャは水分を多く含むから「ロースト!」をおすすめされていたので、もちろん、私もカボチャをロースト。半分に切って、中の種と繊維をとりだし、切った方を下にして1cmほどの水をはったベーキングパンでロースト。
↑ これが、失敗その1。ローストは「カボチャをスライスしてクッキーシートなどに並べて焼く」べし。です。水をはったせいで、私のカボチャはやや水分を含みました。
調べて見つけたもう一つのレシピでは、このあとカボチャをくりぬいて、お鍋の中にいれ、ナツメグと塩と「水」を加える。とありました。
ので「水」を加えた「ばか」な私。(だってそうしろって書いてあったんやもーん。「田舎の台所さん」のレシピに忠実であるべきだった...)
↑ 失敗その2:水なんか加えなくてよし。
そして、この弱火にかけているお鍋の中に、小麦粉を少しずつ加えていって、オレンジ色のボールになるまで混ぜ続ける(約10分)。しっかし、いつまでたっても「ボール」にならぬ...
この辺りでちょっと冷や汗をかきだしたワタシ。なにせ始めてなもんで、こんな柔らかさでよいものかどうかもわからず。良し、ということにしました。火からおろして、パルメザンチーズと卵を加えて混ぜる。
小麦粉をいっぱいひいたまな板の上に、ピンポン球くらいのカボチャの生地(?)をおいて、棒状に伸ばす。(←ここでかなり手にくっついたので小麦粉を使った。)2cm程の幅にぶつぶつと切っていき、それをお皿に並べ...
こんなのでいいのかぁ? 3つ4つ、小鍋で試しにゆがいてみることにした。
1〜2分と書いてあったのに、片方でカボチャ生地を伸ばす方に必死になって、3分以上ゆがいてしまった...
↑ 失敗その3:ゆがきすぎてはいけません。
結果、お試しニョッキは、全部ぐちょぐちょにくずれ、オレンジ色のスープ状態になり...「これこそ、グノッチだ」と...serendipity_j さんかolivoolivo さんに電話をかけたかった瞬間でした。
ゆがきすぎたのがよくなかったのだと、もう一回、試してみることに。
で、切ったニョッキを並べたお皿に手を伸ばし、ニョッキをつまんでみたところ...「げっ。全部、ひっついてるやん...うそ...」
↑ 失敗その4:お皿には小麦粉をまぶしておきましょう。
仕方なく。全部を再度まとめて、小麦粉を足し、やり直し...お試しでゆがくこと1分半。
なんとかくずれずにできた♪
そして。あとはセージバターソース。こちらは、基本的にバターをフライパンで溶かして、セージの葉っぱがちりちりとするまで火を通すだけ(ですよね?)。
ここに、ゆであがったニョッキを入れて、セージバターをからめる。その上にさらにパルメザンチーズをふりかけて混ぜる。
ぜーぜーはーはーモノの初トライの「カボチャのニョッキ」。
じゃっじゃーん。
なんとか食べられるものに仕上がって良かった。ほっ。
ニョッキ作りが、こんなドラマチックな展開になるとは予想もしていなかった。 一応、相方もおいしいと言ってくれたので。ほっっ。
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