二日目:港町観光・ペギーズコーブ

盛り沢山な滞在二日目の港町観光。終盤は有名なペギーズコーブ(Peggy’z Cove)へ!

途中、St. Margaret Bay に面したクリーブランドビーチ(Cleveland Beach)で小休憩。

どこまでも続く海岸。いいなぁ。

やっと着きましたっ。この赤と白のライトハウス!

1915年に建てられたそうです。ノバスコシア州にある160の灯台の中でも、おそらく一番人気で一番写真に収められてきた灯台だろうって。見ての通り、沢山の観光客が群がっていたよー。

ここについたのは夕方5時頃だったかなぁ。インフォメーションオフィスがちょうど閉まる頃だった。昼間だともっとひとが多かったかも。とても絵になる灯台だから、ひとが集まるのも無理はない。大きな岩はつるんつるんでね、突然の大波や、足をすべらせることがあるから要注意!という看板もあった。それでも淵に柵があるわけでもなし、それぞれの責任で気をつけて歩きましょう、という感じ。

この辺りの大きなつるつるの岩は何なんだろう、、、と後で調べてみると「granite(花崗岩)」らしい。

古いボート、小さな箱のような家、広い空。観光地なのに、何故かじわじわと生活感があるというか。漁村っぽい(←っていう友だちもいた。笑)薄曇りの空の下こうして眺めていると、冬の寒さは半端ないんだろうな、と思わずにはいられなかった。

デッキのすみに積み上げられている「かご」↑↑はロブスターをとるためのものだと思うよ。

Tさんは「ペギーズコーブがなんでこんなに人気があるのかわからない」って言っていた。ノバスコシア州の他の灯台も見てみたいな。この日通った道はとても運転しやすそうだったので、ハイウェイじゃなかったら私でもゆっくりと緊張せずに運転して回れるかなーなんて思った。

帰りにYちゃんとTさんの家の近くの「ビール醸造所(Brewery)、Nine Locks」で、Tさんがこんなビールを選んでくれた♪

Nine Locks のオリジナルグラス。

さっぱりとして美味しい!!普段、アルコールは飲まないんだけど、いやーーー、美味しかった! Tさんのグラスのコレクションがすごくてね、「コレを飲むときにはこのグラス」っていう風に楽しむんだそうで。私が頂いたこのビールには、こんな可愛らしいグラスを選んでくれましたー♪

この夜は帰りにピックアップしたハリファックスの「フィッシュ&チップス(プラスアルファ)」と、Tさんのコールスロー。そう、Tさんは、食べることが大好きでこだわりもあり、お料理も上手!好きなんだってー。いいよね〜、お料理上手な旦那さん。

魚は「Haddock(こだら)」。ホタテとアサリのフライもあり。ビクトリアのフィッシュ&チップスで食べる魚よりも身がきゅっとしまっていて美味しかった♪ Haddockは私好みの魚だ。アサリのフライも美味しかったよー。衣もベタつかず、ナイス♡

そうそう、こんな面白いものも見せてくれた↓↓

古くからある地元のKrispy Kraut!

昔からあるザワークラウト。牛乳パックにはいっている。イラストはもちろんBluenose(だと思う!)。

Yちゃんの素敵な一枚(許可をもらってます)☆

最初、私と同じような小さなグラスで飲んでいたのに、Tさんが大きなグラスを出してくると、ためらわずにさっと手を伸ばし「あ、じゃ、まぁ、はいはい。」と飲み始めたYちゃん。いやぁ、Yちゃんすげーーー!って笑ったのでした〜。

なんとも盛りだくさんな2日目港町観光!!! Yちゃん、Tさん、どうもありがとう〜〜〜!

二日目:港町観光・マホーンベイからルーネンバーグへ!

港町観光、続くよー!(写真多いです。記録用。)

チェスターベイを出たあとに向かったのはマホーンベイ(Mahone Bay)

その途中、ふと思い出して「ねぇ、Oak Islandって知ってる?」とTさんに聞いてみた。「Oak Islandはマホーンベイの手前だよ。なんで知ってるの?」とTさん。

あのね、Curse of Oak Island ってテレビ番組があるんですわ。オークアイランドに秘宝が眠っているっていう伝説を信じている兄弟とその仲間たち(笑)が、この小さな島にたくさん穴を掘って宝探しをしている、というシリーズ。もう諦めたら~って呆れながらも、新シーズンが始まると思わず見てしまう私と相方。

親切にも、そのオークアイランドに立ち寄ってくれた!向こうに見えるのがその島!ここから相方に「Guess where I am right now?!(今どこにいると思う??)」と電話した。笑。

この道の向こうにお宝の眠る島がある、のですね。

これはその島へと続く数百メートルの道なんだけど「立入禁止!」の看板あり。おそらく、秋の終わりまで撮影をしているのでしょう。

Uターンしてマホーンベイへ!

マホーンベイというと、3つ並んだ教会(左から):St James’ Anglican; St John’s Evangelical Lutheran; Trinity United


これが町の看板のアイコンにもなっている。

インフォメーションセンターではビクトリアに住んでいたというお姉さんに会ったよ♪

19世紀の町並みが残るとてもチャーミングな町。

歴史的にも木のボートの製造で有名で、それを祝うフェスティバルもあるんだって。アンティーク車のショー(見せ合いっこ)があるように、ボートのショーも開かれるって書いてあった。面白そう。

マホーンベイでは、メインの通りをぶらっと歩いただけだけれど、大きな建物は見当たらず、ここものんびりとした雰囲気が漂っていたよ~。

歯医者の看板にも3つの教会あり。

マホーンベイを出てからは南にくだり、ユネスコ世界遺産でもあるルーネンバーグの街へ!

ルーネンバーグの街の対岸から。スマホではかなり限界があるのだけれど、とてもカラフルで見ているだけで楽しくなる。

ルーネンバーグは有名なので、事前にちょこっと調べていた。

旧市街は「道はまっすぐ、曲がり角は直角」という格子状にデザインされていて、典型的な18世紀のイギリス植民都市のスタイルなんだって。植民地としてルーネンバーグが生まれた当時にはフランス、スイス、ドイツのプロテスタントが移り住んだそうです。

強烈な色合い。

チェスターやマホーンベイとは全く違った建築物が面白かった。こういうガッツリ、ちょいとヘビーなデコレーションはビクトリア調っていうのかなぁ。でね、多くの建物は船大工が建てて船に使うペンキを利用したもんだから、こんな風にカラフルに仕上がったらしい。

窓や屋根のデザインがかわいい。

オペラハウスもあったよ!

窓枠と壁が好き。このロゴ(フォント)もかわいい。

↑こんなのもあり。ちらっと検索するとノバスコシア州にはフリーメイソンのロッジが35もあるらしい。ひとつの州に35ってすごくない?!これはその一つ。

ルーネンバーグで一番古い家だって。1760年築。かわいいなぁ。

私たちは立ち寄らなかったけれど、Tさんが「あそこのオイスターは美味しいよ」って指さしていたのは「Half Shell」というオイスターバー。並んでいる人もいて賑わっていた☆ もしルーネンバーグに行く機会があったら、チェックしてみてねー。

ブラブラと歩きながら、歴史に詳しいTさんが色んな話をしてくれたのでありがたかった。全部覚えてはいないけれど、散策しながら話を聞くのは本を読むよりもずっと面白い。

ハーバーから街を振り返ってみてきれいなのは、建物がかなりの傾斜に建てられているからかも。

カナダの歴史の中で最も有名な船が「Bluenose」。その複製の「Bluenose II」が1時間後にこのハーバーに戻ってくるっていうTさん情報だったんだけど、何故か戻ってこず。Yちゃんが遠くの方を指さして、あれがBluenose IIだよって教えてくれた↓↓

赤や黄色や青や紫や、緑やオレンジや。原色に近い補色が隣同士に使われていてもおかしくないのは、港町だからなのか、建物のデザインがそうさせているのか。とても興味深かった。

ルーネンバーグでお昼を食べ、帰路に着いた。ハリファックスに戻る途中、もうひとつ有名なスポットへ。

二日目はまだ続く。笑。

ハリファックス、ダウンタウン観光

ボートでダートマスからハリファックスに渡ると、観光地~☆の雰囲気だった。

ハーバーの観光地ということでは、ビクトリアのインナーハーバーに少し似ていた。ただ、海岸・港に沿ってウッドデッキがずーっと続いていて、小さなお土産屋さんやレストラン、フードトラックなどが並んでいて、歩いても歩いてもそんな感じでとても素敵だった♪

海辺というのは、それだけでとても開放的な気分になれるねー。

フードトラックのひとつがロブスターロール(?ラップ?)を売ってたんだけど、どんなものかもわからないし、入っているロブスターの量にしてはかなりお高く観光地プライスということで、やめにした。ビクトリアでも観光客相手のフードトラックのものは、値ばかりで腹が立つほどショボすぎるというのを経験しているのでね。笑。

↑↑この、超豪華なボートは、なんとハリー・ポッターの作者のあのお方のプライベート船なんだそうです。すっげー。何億ってものだよねぇ。若いお兄さんたちがデッキをせっせと磨いていましたー。

ハリファックスのダウンタウンには、ショッピングやビジネスビルディングが立ち並んでいた。でも、合間に昔のままの建物や教会、カフェも公園もあり、それほど大きくもないので、余裕で歩いて観光できる。

St. Mary’s Cathedral Basilica

とても立派な教会なので、写真にとって後で調べてみると、ハリファックスで最初のIrish Catholic 教会(カナダで2番目)なんだって。教会がこの場所を手に入れたのが1784年、大聖堂の建築が始まったのが1820年だそうです。

立派だなぁーと思って撮ってみたこの建物↓↓

ダルハウジー大学の建築学部の建物。Yちゃんもダルハウジー大学に行ったんだけど、学部の建物が独立してハリファックスのダウンタウンエリア(?)に点在しているみたい。面白いねー。

公立の図書館も立派でね~、おトイレ休憩に入ったところ受付の壁一面にアートが☆

とても開放的な雰囲気の素敵な図書館だった。

この日はとっても良いお天気だったものの、風が強かったぜーっっ!!!日陰では寒いほどだった。

とてもオシャレなカフェ(Pane e Circo)でオシャレな美味しいサンドイッチを買い(私はスモークサーモンの)、パブリックガーデンのベンチに座って食べることにした。こんなに素敵なゲートがある公園!

無料ですよー。Yちゃんも、コロナ前はこの近くに出勤していたので、休憩時には公園を利用していたんだって♪ まちなかにこんな風にまとまった緑のスペースを設け、街の人たちに自由に楽しんでもらうっていうのは、その街の豊かさを表しているなぁと思う。

ゲートのマーク?看板?が可愛い。今回、ハリファックスから海沿いの町を観光させてもらって気づいたのは、こういう風な「海」にちなんだイラストが多いこと。車のナンバープレートのBluenoseの船もそうだし、海の男やクジラなどもよく見た。それがとても可愛らしい。それだけ、マリーンライフ(生活も生きものも)が根付いているのが東海岸なのかな。西海岸では見かけないもん。

ハリファックスからダートマス側に戻り、海沿いを延々と散歩し(途中、歩きながらぼーーーっと居眠っていたかも。笑)、Tさんに車で拾ってもらって「MacCormacks Beach」という州立公園へ。

こんな風にね、ボードで作られた道がありアクセスルートが整っていた。海岸では釣りをしている家族がいたりして、のどかだったー。ゆらゆらの風にそよぐ草と大きな空と海!

そして!夜はね、ノバスコシアが発祥の地という「Donair(ドーネァ)」!本来は中近東の食べ物で、トルコ人がカナダ人向けにアレンジして作ったファーストフードらしい(ネット情報)。ギリシャ料理でみる「Gyro」にとても良く似ているんだけど、Donairは包んでいるパンがサワードゥのパンケーキのようで(←ワタシ的にはこれがとても好き!)、中にはロースターでじっくり焼き上げられたチキンとビーフ(ラム?)のスライスが入っていて、ソースが「甘い」のでっす!

Tさんが、Donairを食べるなら「King of Donair (K.O.D)」のが一番だ!っていうので、そこで。笑。ドーネァの王様。1973年来、今年51歳のビジネス~。

ほーら(右上↑)。かのアンソニー・ボーデインも訪れたという証拠写真もありっ!美味しかったよー!

しーーーーっかりと歩き、夜はもう9時ぐらいに電池切れになって爆睡させてもらいましたっ。一日目終了!