お隣さんのお年寄りプラムの木。うちの庭にのびてきている枝々だけでも、かなりの量の小粒な実をつけています(→木の様子)。あんまり小さいのは庭の隅に放り投げて堆肥にするのだけど、ゴルフボール位の大きさのものは収穫しまして…
貧乏性だなー。食べれるものをそのまま腐らせてしまうことに抵抗を感じてしまうので。せっせとかき集めた…
すでに2回(2バッチ)、ジャムを作った。
500ccの瓶に5つ出来たよ〜。このプラムのジャムを作るのには、ペクチンを入れなかったけれど、ブラックベリーよりもとろっといい具合に固まった。果物に含まれるペクチンリストを見ると、ブラックベリーの方がペクチンを含んでいる割合が高いのにね。わからないものです。味は酸味がきいていて「野性的」。トーストした雑穀パンにピーナッツバターをぬった上に、このプラムジャムをつけるととても美味しい。私は酸っぱいのが好きだけど、相方は苦手なので、これはパスするかな。
で、ジャム作りをして、それでも余ったプラムをどうするか。
プラムを乾燥させたら「プルーン」になるのかな、と思い立ち…
うちのふる〜いディハイドレーター(→こんなのだよー)を使って乾燥させてみることにした!
何が面倒って。この小粒なプラムを半分に切って種をとること。
↑ね? やたらでかくって、古いディハイドレーター。トレーは全部で10枚入るようになってます。切ったプラムをトレーに並べて、中〜高の間の温度(適当)で乾燥させること約12時間。
乾いたっ。干からびたっ。
ぎゅっと指でつまんでも、水分が出てこなければできあがり。果物も野菜も、乾燥させるとあま〜くなります。よね?普通。
この乾燥プラム、酸っぱ! ちゅっぱ〜、っと顔をとんがらせたくなります。甘みもあるんだけど、酸味も負けてない。お日様の下で乾かしたら、もう少し甘みもでたのかな。それとも、プラムって「スモモ」なわけで、小粒なガーデンプラムってこれくらい酸味のあるものなのかな。
しっかり噛んで、甘みを出そう!と私と「Gus」は、くっちゃくっちゃと味わってました。私はこういうの結構好きだけど〜、100%、相方はパスするな。あはは。
*余談*
ちなみにうちの(ガレージセールの掘り出し物の)ディハイドレーターは、初期のモデルらしい(約30年前のもの)。なので、やたらばかでかく、おそらく効率もあまり良くないんだと思う。このモデルが進歩してとてもコンパクトになったものが、今の「エクスカリバー」です♪ 実は、コレ(↓)ずっと欲しかったんだなー。
エクスカリバー4段トレー
このエクスカリバーよりもお手頃なのが「ネスコのディハイドレーター」。カナダではこういうコンパクトなのを見たことがないので、ちょっと羨ましい。
Nescoのディハイドレーター