実は、週末に始めて「ティラミス」を作ってみたのでした。ここ数ヶ月、ティラミスが食べたいなぁ〜って思っていて、ようやく材料をそろえて試しに作ってみることにした。
そーれーがーねー。なんだか、イマイチでね、がっくり。
大体、本場のホンモノのティラミスを食べたことのないワタシでしょ、どうあるべきか、っていうのがイマイチよくわからない。英語のティラミスのレシピを5つくらい見た中から一つ選んでみたんだけど、イマイチよくわかってないヒトが作るものって、イマイチなできあがりになるもんなのかな。
なので、ここでは詳しいレシピは紹介しないけど(興味があったら聞いてネ)。
材料は:
こんな感じ。ハイカロリーな材料。
ティラミスを作ったことがあるっていう知り合いに、後で私の失敗談を話していると、「ホイップクリームなんて入れないよ」やって。そうか。ホイップクリームをいれるのって、やっぱり北米風のファッティバージョンなのかな。
レイディーズ・フィンガーって、それだけで結構甘い。あとで、エスプレッソにひたしてビックリしたんだけど、このレイディーズ・フィンガー、水分の吸収がものすごく良くって、すぐにへろへろになってしまう。知らなかった。
とにかく。クリームがとてもリッチ。
卵の黄身を湯せんにかけて、色が明るく白っぽくなるまでよく混ぜて、そのあとすぐにマスカルポーネを混ぜ入れる。別のボールではホイップクリームを固めに泡立てる。このホイップをマスカルポーネと卵黄ミックスにサクサクと混ぜる。また別のボールで、卵白を固めに泡立てる。これをさっきのボールの中にサクサクと混ぜいれる。。。。
ぜーぜーはーはー。
この後は、レイディーズ・フィンガーをささっとエスプレッソに軽くつけて、器の中に敷き詰めていく。で、このリッチでふわふわなクリームをのせて、またレイディーズ・フィンガー。交互にして4レイヤーできた。
できた☆
レイヤーができた勢いで、ココアをシャンシャンシャン×10… かけすぎた。
1日しっかりと冷蔵庫で冷やして。
じゃじゃんっ♪
一切れ、でかい。家で作るといっぱい食べれる。うしし♪
えーっと、断面図は。
べちょっ。
さて、相方の感想はというと:
「…無言… It’s Okay, I guess.」
なんなんだよ、その「I guess」っつうのは。←いつもズバズバ本音をぶつけてくる彼の、ささやかな優しさだったらしい。言葉尻を和らげるためのネ。
で、二口、三口、食べた後で、「使ったレシピが悪かったんだよ」と言った。まぁまぁ、この後、あぁでもないこうでもない、クリームの部分がフワフワ過ぎる、もっとマスカルポーネの濃厚さが出るのが普通なんだけど、どうしてこんなにふっわふわで、で、なんでレイディーズ・フィンガーがくしゃっとしてるの? と。。。始めのうちは私も「あぁ、それはこうするべきだったかぁ、あ、今度はそうするべきだね〜」と受け流してたんだけど、だんだんイライラしてきてさ。
「This is NOT a tiramisu. This is called “Mushy Cake”」って豪語した。
ティラミスだって思うから納得がいかないわけで、ムッシィーケーキ(=ぐちょっとしたケーキ)ってコトにすれば「ま、こんなのなのね」って思えるっしょ。って言う提案でもって、ふたりとも「あ、それ、いいね」と落ち着いたのでした。
私のムッシィーケーキ、二日かけて半分食べたけど、残りは冷凍庫に放り込んじゃったよ…
アイスクリームケーキになるかな(☆キラリ)。