ちょうど2週間ほど前の写真になってしまうのだけれど、今年も桃色ふりふりポピー(Peony Poppy)さんたちを見てねー♪
このふりふりポピーは砂のような痩せたエリアに咲いてくれている。去年のこぼれ種だけをきたいしていたのだけれど、一重の桃色ポピーと同じように冬越したものたちが寒波でやられているようだった。
なので、慌てて3月の始めの頃だったか、ぱらぱらと適当に種を蒔いておいた。少し余分に種をとっておいてよかった。
咲いた時期は去年・一昨年とほぼ同じ。7月の始めから中旬にかけて。ふわっと一気に咲いて終わっていく。咲く期間が短いだけに、心待ちにしている花のひとつです。
つぼみの頃も、咲き始めるときも、かわいい。種のいっぱい詰まったポッドもかわいい。
これはちょっと紫がかっている。3年ほど前に知り合いからもらった種の袋には「紫色のポピー」のイラストが描いてあった。ところが咲いてみると9割が桃色だったんよね。今年も↑の一つだけが紫がかっていた。
何度か書いているけれど、春から初夏にかけての出勤前の朝の時間は特別で、草花たちに毎朝リチャージしてもらう。たとえ5分でも、どんな花たちがどのエリアでどんな具合で成長して咲いてくれているのか、を見ると元気が出てくる。この時間が何より大切なので、秋になるまでは朝のストレッチもしない。そんな時間があれば外に出ていたい。コーヒー淹れて、チューイの散歩に行って自分の支度をして、そしてマグカップを片手に少し裏庭で過ごす。幸せだ。
この裏庭の奥のコーナーは、こぼれ種組とラベンダー、奥にラズベリー。どの種がどれくらいこぼれて発芽するのか、毎年少しずつ様子が違っている。今年は「ブランケットフラワー(Gaillardia)」も混じっている。self-sufficient perennials って書いてあるから、多年草というよりは、こぼれ種から勝手にまた出てくるっていうモノらしい。
ぽんぽんだ♪
このポピーの種(ポピーシードよね)は、ネズミたちにも大人気。去年は種の詰まったポッドのほとんどを持っていかれてしまった。今年はどうだろう。
今年もふりふりポピーたちを見ることができて嬉しい。花が終わるのを眺めながら、また来年も咲いてほしいな、少しでも土を豊かにしてあげたいなぁと思う。
花を見て思いにふけっているっぽい図。笑。チューイも大きくなったなぁ。
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カナダの西海岸の山火事が日に日にひどくなっている。ビクトリアからそれほど遠くないところでも山火事が起きていて、今週は煙の匂いがしていた。ロッキーの麓の美しい町「ジャスパー」も、町の3〜5割が焼けてしまったという。20代、30代のころに3回ほど訪れたことがある。日曜日から月曜にかけて少し雨が降るらしい。どうにか、これ以上被害が広まらないことを祈るばかりです。