in the garden on Canada Day

今日はCanada Day。祝日です。

朝からとびきりのお天気で、今年一番暖かかったんじゃないかな、って思うくらいの陽気。今シーズン初めて私も短パンを履いて庭に出た。滅多に日に当たらない太い足も今日は日光浴できた。

あまりにも気持ちがいい朝だったので、ヨガマットを庭に引っ張り出して、一時間のヨガを試みた。んだけど、残り15分ほどのところで iPhone がオーバーヒートして温度計のアイコンとともに「冷ましてください」っていうメッセージが出た〜!あはは。あ、最近気に入って使っている iPhone のヨガアプリは「Yoga Studio(無料)」。

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ヨガアプリはたっくさんあるけれど、コレはレベルを選べて、15分、30分、60分というコースも選べるもの。インストラクターのお姉さんの声もいいし、穏やかなBGMが流れ、とにかくシンプルなのが好きで使ってるよ。15分でも夜に少しストレッチすると、よく眠れます。

Canada Dayはダウンタウンは大賑わい(?)するみたいだけど、私たちは家でまったり。庭の野菜たちに少し肥料をあげました。元気出るかな〜。

庭仕事の愉しみ

昼は庭の樹の下に大きなタオルを敷き、氷を入れたコーヒー豆乳を持ってごろんと寝転がって本を読んだ。太い白い足だけは陽に当たるように設定〜。

庭仕事の愉しみ

父が月に3冊ずつ送ってくれている、塩野七生さんの「ローマ人の物語」と、昔読んだヘルマン・ヘッセ「庭仕事の愉しみ」を持って出た。ローマ人の物語はとても面白くて、夜寝る前に少しずつ読んでます♪ 結局、今日は「庭仕事の愉しみ」を再読することにした。

庭仕事を愛したヘッセについては知っている人も多いと思う。後半生、執筆に費やす以外の時間のほとんどを庭で過ごしたと言われているヘッセ。彼の庭に育つ草木や野菜たちへの飾らない姿勢が目に浮かぶ。自分で草花をや野菜を育てたり、土をいじったり、散歩道で草木を眺めることが好きな人ならば、共感できるんじゃないかな。一度目は、初めから最後まで通して読んだんだけど、二度目は好きなところを開いて読んだり。季節に合った章を読んだり。

彼の愛した庭に咲く草花の名前を書き留めて、グーグルで検索して(便利な世の中)、どんな庭だったのだろうと想像をふくらませるのも楽しい。

挿絵として紹介されているヘッセの水彩画も素敵です。

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私も庭に出て土をいじっていると、ただそれだけで満たされた気持ちになることがある。幸せだなぁって、つぶやいてみたりする。この本の中ではヘッセが友人に宛てた手紙が抜粋されていて、彼の言葉に「あ、そうそう、そういう感じなんだよ」と共感し、私も誰かに手紙を書いてみたくなる。

”土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を開放し、休養させてくれます。”
(ヨハンナ・アッテンホーファー宛)

庭仕事の愉しみ

休みの日は、私に付いて回るGus。何をしていても側に来て寝そべってます。かわいいなぁと思う。

もうすぐするとダウンタウンで打ち上がる花火の音が聞こえてくるはず。

Happy Canada Day☆

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「in the garden on Canada Day」への8件のフィードバック

  1. papricaさん、こんにちはっ。
    私も塩野七生さん、読んでるー。って、途中で浮気してて進んでないけど、「レパントの海戦」。スペインで読んでたのに、日本に帰ってきたら、頓挫しちゃった。読もう。。。次は「海の都の物語」が控えてるの。読み終えたら、それも読んでみるね。

    ヘルマン・ヘッセの本もいいねー。今すぐ読みたくなっちゃったよ(だから進まないレパントの海戦)いいないいな、ヘッセの挿絵っ。もう少し心に余裕ができたら(今、育てることに必死)、私も手紙書きたくなるかな♪蝉の声とカルピスがほしい感じだわ(妄想)

    素敵な一日だったね。そして、そんな本をセレクトしてくれるお父様、いいな☆

    1. africaさん、こんばんわ〜♪
      塩野七生さんって、いろいろと書いているんだね。知らなかった!
      歴史って昔から大の苦手で。。。江戸時代くらいまでは楽しかったんだけど、明治維新で脱落したタイプでした。世界史なんて全くダメ〜。
      なので、ローマ人の物語を読み始めて、改めてギリシャやエトルリア人の人たちの文化に圧倒される気分。africaさんの読んでいる本も面白そう〜。africaさんは実際にスペインで暮らしていたことがあるから、歴史物語ももっと身近に感じることができるんだろうなぁ。

      うん、このヘッセの一冊、africaさん、好きだと思う。庭に出て土をいじって草木の成長を眺めているヘッセの様子が目に浮かんでくるよ。水彩画の挿絵もとても温かいです。
      いいねー、蝉の声と氷入りのカルピス。おぉ〜、日本の夏の風情だ。
      父は本ばっかり買っていて、「図書館で借りてよっ!」って母がぶーぶー言ってるよ。だから、読み終わったのを少しずつ送ってもらったりしています♪

  2. いいね、庭でゴロンって♪ 地面に近づく、こういう時間って必要だね。
    土の地面って、不思議な癒しの力があるなと思うもの。

    ヘルマンヘッセ、物語は私は自分の気分によって読むのが辛いときがあるんだけれど、
    この「庭仕事の愉しみ」は別だなと思った。
    随分前に読んだきりだから、また読んでみよう!

    Instagramはやっていないのだけれど、Flickrを見せてもらいました。
    毎日少しずつ見せてもらう写真も良いけれど、まとめてみる写真もいいね。
    ビクトリアの景色にウットリしたり、Gusちゃんの可愛さにメロメロの私でーす♡

    ゆっくり休んでね。

    1. Sachieさん、こんばんわ!
      うん、地面にごろんとすると普段見えないものが見えてくるね。空がいつもよりも大きく見えたり。枯れ草の匂いに気づいたり。
      Gusが、この時期には庭に飛び出して、即行ごろりんとする理由がよくわかるよ(笑)

      そうそう、この本の原本はドイツ語だったみたいねー。ヘッセの本は、昔「読まされた」記憶があって、自分から好んで手にとったものではなかったんだけど、コレは身近に感じられた。最後の方に短編小説ものってるの。挿絵も詩も、堅苦しさが全くないよね。

      あ、Flickr、Sachieさんもアカウント作ったんだねー。見てくれてありがとうね♪
      FlickrもInstagramも、私は似たようなものを載せているんだけどね〜。Flickrの方にはちょっととっておこうかな、っていうものだけをアップしてます。iPhoneに全部を保存できないので、クラウドスペースみたいにして保存スペースとして使ってるよ。Sachieさんのも見せてもらうね〜。
      いつもありがとう!

  3. sannkichipippimegu より: 返信

    Papricaさん、こんにちは!

    広いお庭でのヨガ、とってもうらやましい限りです。
    インストラクターが独自のエクササイズを考案して、一時期はブームに
    なったりはしますが、熱しやすく冷めやすいひとが多いので、なかなか定着しませんね。今はカキラなるものが、ちょっとブームかなぁ・・・
    私も、ヨガとswimmingは15年以上続けていますが、心も体も浄化される感じがします。
    我が家なんて、猫の額どころか鼻先ほどの庭なので、緑に囲まれてのYogaなんて、憧れますよ~

    ヘッセの挿絵も素敵ですね。
    色々教わることがたくさんあって、勉強になっています(^_-)-☆

    1. sannkichipippimeguさん、こんばんわ!
      コメントありがとうございます。嬉しいです!
      私はまさに、熱しやすく冷めやすいタイプで。。。ヨガもなかなか毎日できなくて。このアプリには15分っていうコースがあるので、それならできる!と、ぼちぼちやってます。ヨガと水泳を15年も続けてられるなんて、素晴らしい! 体もしなやかで姿勢も良さそう〜。何事も、続けることに意味があるんですよね。
      庭はただだだっ広くて、もう、手に負えなくて。でもこの時期はとても木が茂るのでプライベートになって気持ちがいいです。
      お近くだったらヨガを教えていただきたーい!
      これからもどうぞよろしくお願いしますネ♪

  4. お庭でヨガのカナダデー、ほっこりゆったり良かったですねー。
    私たちは所用でバタバタ、あのカナダのクッキーを見つけるまで、カナダデーという実感がありませんでした。
    今年は花火の音も聞こえないほど疲れていたみたい…
    ヘッセの「庭仕事の愉しみ」読んでみたいな。
    ヘッセの愛した植物を調べたりどんなお庭だったか想像したりすること、とても心豊かなことだと思います。
    水彩の挿絵も素敵ですね。
    素敵な本のご紹介、有難うございます(^^)

    1. kanaさん、おはよう〜♪
      あの日は暑いくらいの一日でしたよねっ。コチラの人は20度超えると暑い暑い〜ってぼやくけれど、私はあのちょっとじりじりっとした感じが好きで庭でとろけていました。
      kanaさん、最近お忙しいんだね。ブログからは、いつもゆったりと時間を感じながら過ごされているような印象をうけるので。少し落ち着きましたか?
      近くだったら、本をお貸しできるのにな〜。ヘッセの庭を綴った詩も紹介されていて、彼の庭を思い浮かべずにはいられないよ。
      あ、私は村上春樹の小説と翻訳作品はほぼ全部読んでいるはずだけれど、エッセイはそれほど読んでないのよー。私、昔から感想文って言うものがものすごく苦手で。今でも本の感想を聞かれると、言いたいことがまとまらなくて困ります。あらすじなんかを分かりやすくまとめて紹介出来る人が羨ましいです。kanaさんは上手だもんね〜。
      ゆったりと疲れをとってくださいね♪

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