Goodies#349: 終わりの美・2

メローなゆったりとした日曜日。特に予定もなく、Gusの犬飯を作ったくらいで、あとは庭でごろごろしていた。朝起きたときに、なんだか理由もなく「そわそわ」として落ち着かなくって、理由もなく「嫌な予感」がただよっていた。時々こういうことがある。それで、今日は一日、じぃっとしていた。おかげさまで、特に嫌なことも起こらなかった。ほっ。

たぶん、月曜日前の「いやいや病」の現れだ。

1週間ほど前、庭に咲いてる小さな花たちを摘んで、ガラスのコップにいれて食卓の上に飾った。私は「花を活ける」のがとてもへたくそです。相方の方が断然センスよくアレンジする。自分でも良く分かっているので、花をコップにいれるのもためらってしまう。

でも、ハーブの花や、「何でもありの野菜畑」に咲いている名前のわからないような花なら、束ねただけでもかわいらしいのでコップに入れてみたのでした。

今日、気づいたらコップの水はとっくに干からびてしまっていて、花はゆっくりと枯れていくプロセスの真っ最中(←って、変な表現)。
Slowly drying and slowly closing their life.

花の終わり

去年の11月、あじさいがゆっくりと乾きながら命を終えていくのが「きれいだな」。と、ココでも紹介しました

コップの中のゆっくりと枯れていく花たち。

花の終わり

みずみずしかったときの色合いとはまた違う。乾燥した花びらのテクスチャーがかわいらしい。はらはらと、一番きれいなかたちをなぞりながら、ゆっくりと終えていく。

odamaki

花のつぼみや満開に咲いているときには見られない、静かな「ひかり」がある。それが好き。

乾いたチャイブはとっておくことにした♪ そして、また、庭から野の花を切ってきて、ガラスのビンに入れてみました。

庭の花を摘む

きれい。

庭の花を摘む

さてと。また一週間、がんばりまーす。

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「Goodies#349: 終わりの美・2」への6件のフィードバック

  1. papricaさま

    わたしは、アレンジしたお花も好きだけれど、
    こんなふうに、お庭や野原で摘んできて、無造作に飾ったお花、大好き。、
    そしてわたしもまた、枯れてゆく花の姿も大好き。

    なんか、zenな、新しい週のはじまりの所感…いいんじゃない~?!

    よい週を!!

    p.s.
    新鮮な海老の大漁に、嫉妬。

    1. こんにちは!
      serendipity_jさまのお花のアレンジは、いつもとてもセンスがよくて無駄がないでしょう?
      勉強させてもらっています。 …が、やっぱり自分でやってみると、こんなふうで無造作です。

      Zenですか? やったー! 
      月曜の白、見ましたよ!このシリーズにはいつも心が現れます。
      あ、エビエビ。この時期にこちらにいらしてくださいませ!

  2. 良いな、お庭♪
    私がいちばーん欲しいものは「庭」です!
    手入れが大変なときもあるけれど、
    土は良いなと思う。
    庭の花って、花屋さんにはない自然な美しさがあって、
    虫食いだったり、形は完璧じゃなくても好きだな。

    1. Sachieさん、おはよう。
      そうですね、庭があって土に触れらるということは、とても贅沢で恵まれていると思います。
      庭の花、確かに花屋さんにはないものが多いです。切り花に向いていないものがほとんどかも。雑草も多いし。
      でも、Sachieさんの周りの道ばたに咲いている、いろんな種類のバラ、うらやましいですヨ。
      特に、古いバラが石の壁につたって咲いているの、大好きです。

  3. ワタシも傷んだ花をよく撮るな。
    特に、全盛を迎える途中に終わりを迎えることになってしまった花には、
    強く惹かれます。
    野の花には、そんな花も多かったりするね。

    立体的に見ても、真上から見ても。
    これ、素晴らしいバランスだと思うけど?!

    1. 傷んだバラ。あれはあの後、どうなったのかな。
      ゆっくりと時間を欠けて朽ちていく様子、言葉では表現できない美しさがあるよね。

      バランス良し?そう言ってもらえると嬉しいわー。
      こう、ばさっと束ねるのならできるのかな。一本ずつ活けていくのは、…よう見せません。