Goodies#347: IKAT・イカットという布

布、織物、テキスタイル、ファブリックといっても様々。

作られた国や、使われている素材、染め方、織り方、用途、デザインなどによって、見た目も、テクスチャーも、触った感じも全く違ってくる。私も相方も、特にこだわって集めているというわけではありませんが、「きれいな布」を手にとってみたり、眺めるのは大好きです。

相方の妹さんは、ニューヨークの「テキスタイル」の会社に勤めている。ローリーの仕事のひとつは、ヨーロッパやアジアの国の美しい布を見定めてくること。で、同じ会社のファブリックデザイナーが、クライアントの要望や流行に合わせてデザインをし、海外のファブリックとうまくコラボレーションしたり、糸を紡ぐところからコマーシャル(商用)用に布を仕上げていくらしいです。素敵な仕事ですよね。

その妹さんのローリーから、布が届いた。「IKATイカット、と呼ばれているラオスの伝統織物を「真似て」デザインしたファブリック。製法はラオスのイカットに基づいているらしいけれど、素材はタイシルクなんだそうです。

ラオスのアイカット布

ラオスの人たちの伝統的な織物は、普通大きくありません。これは、北米の消費者用にスケールアップして織られているものなので、こんなに大きな反物になってます。

ときどき、使い終わった30cm×45cm程の大きさのいろんな種類の「サンプルの布」を送ってくれる妹さん。今回頂いたものは、今までで一番大きかった。

ラオスのアイカット布

ハシ切れで、売り物にならないから、という理由で。嬉しい♪

裁縫、できないんだけど。きれいなものを手に取ると、やっぱり、素直に嬉しい。相方は、窓の両脇に「ウインドウパネル」(?)を作りたいって言ってる。カーテンではなくって、窓枠の印象を和らげるもの、なんだってさ。で、それを、誰が作るのだろう。…ふむ。

ラオスのアイカット布

100%タイシルクだそうです。シルクって、もっとツルツルつやつやしている印象があるけれど、こういう仕上がりもあるんだね。

ラオスのアイカット布

きれい。きれいな布って、本当に見ているだけでうきうきする。そのまま体に巻き付けたり、頭にかぶってみたくなる。そんなことないですか?

日本の「和布」や「反物」も美しいです。あの四季と自然の色をそのままとりこんだような色彩感って、日本独特のもの。「和」のものに強く惹かれる外国の人達が大勢いるのも当然です。

ローリー、どうもありがと〜。誰か、お裁縫、教えてくださ〜い。
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「Goodies#347: IKAT・イカットという布」への8件のフィードバック

  1. いいなあ。
    紬みたいな感じかな。
    その昔、タイ(プーケット)に行った時にね、、、
    何か一日でスーツとかワンピースとか作ってくれるお店があってね。
    タイシルクのお店でした。もうちょっとテカってて、
    紬っぽい手触りでした。
    確か、何か買って来たと思うんだけどなあ。
    なんだったか思い出せないです。
    帽子とか、どうだろう。しゃりっとして、涼しそうなのができそう。

    1. 紬、っぽいかな? このファブリックはかなりしっかりとしているので、多分、ソファーや椅子を覆ったり、それこそウインドウパネルなんかに使われてそうです。
      タイシルクもきれいだもんねぇ〜。すこし光沢があるのも好きです。
      てー坊さん、ひょっとして、ささっと帽子を作ったりもできちゃうの?
      え〜、教えて〜。 … 作って〜。

  2. キレイな色だね。ステキ♪
    織り方によるのかな?!リネンのような風合いに見えます。
    幾何学模様っぽいし、せっかく大きなサイズで貰ったのだから、
    ウィンドウスクリーンとか、ホント、よいかかもね。
    頑張れ~ 応援だけ(笑)。ワタシの裁縫苦手よ~

    1. うんうん、なんだかね、着物の「帯」の様な厚みでしっかりしてるヨ。
      これだけあれば、古い椅子を修理するのにも使えそうなんだけどね。何しろ、裁縫は…手縫いならほんの少しばかし。
      ミシンは…古いし… ようしません。…でも、新しいミシンは、私の「ほしい物リスト」の38番目くらいにのってるのです。

  3. とっても綺麗な色と織目ですね。しかもシルク!
    仕事で選びぬかれた上質なファブリックをおすそ分けしてくれる
    親族がいるって羨ましいです~。
    丁寧に染め&織上げられた布は、長く愛用できる物に変身させてあげたいですね。
    私も買ったはいいけどしまったままにしているインドシルクがあって
    カーテンを縫う予定なんですけど、いつになることやら。

    1. Hodoさん!
      お裁縫上手なHodoさんが近くにお住まいだったら… レッスンのリクエストをしてました。
      まともなミシンも家にないし。今は、この美しい布に触れながら、どんなふうに使おうかと色々と想像して楽しんでいます。
      宝の持ち腐れですね。
      へぇ〜!Hodoさん、カーテンも作ってしまうの?! すごいなぁ。また、出来上がったら紹介してくださいねー!

  4. ラオスの布、好きです。色が自然でカンボジアにいる時も人気でした。
    すてきな布ですね。
    私も家にどうしよう・・・と思う布がいくつかあります。

    1. kumaeちゃん!久しぶり〜。元気?
      ラオスの布、やっぱり持ってたか。本物のラオスの布、手に取ってみてみたいよ。綺麗なんだろうな〜。
      うちはミシンもないので、こんなに大きな布をもらっても。。。どうしよう?

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