Goodies#132: 感謝祭の準備: パンプキンシフォンパイ

カナダでは明日が「Thanksgiving Day=感謝祭」(祝日、やっほー)。

ここ数年、友人が感謝祭の夕食に招待をしてくれたので、自分たちで作る必要がなかった。

今年は。作りまーす!久しぶりなのでちょっとうかれている私たち。カナダの家庭(アメリカでも同じですが)では、感謝祭というと「ターキーディナー=七面鳥の夕食」でございます。やっほー。

七面鳥。

七面鳥

あんまり美しい鳥ではない。相方のお母さんが住んでいる、カリフォルニアのウォルナッツクリークでは、野生の七面鳥がその辺をうろうろとしていたっけ。顔がよぼよぼで、怪しげな色合いだった。

とにかく。明日は、七面鳥を丸焼きしまーす。うふふ。

ターキーのお肉は、鶏肉などの他のお肉と比べると「ドライ」でばさばさとしていて、あまりフレーバーもない。tryptophan(トリプトファン)というアミノ酸がたくさん含まれているため、七面鳥のお肉を食べると「眠たくなる」らしい。それでも、感謝祭のローストディッシュは、ターキーでなきゃぁね。

感謝祭のターキーディナーを作ろうと思ったら、その週の初めのあたりに買い物を全て済ませる。必須アイテムの「根野菜」や「芽キャベツ」は、新鮮なものが売り切れてしまう。それから、今回は奮発して、ローカルのフリーレインジオーガニックの七面鳥を注文。

そして。大抵、前日(今日)にいろいろと下ごしらえをする。

わたしの担当は、「パンプキンシフォンパイ」。

相方のおばあちゃんのレシピです。今回は合計、大人6人、ティーンが1人。なので、パイは2つ焼くことに。

材料。

パンプキンパイ

レシピは一応「シフォンパイ」なので、卵の黄みと白みをわけて、白みの方を泡立てて角をたて、残りの材料にたたみこむ。普通のパンプキンパイよりも、軽い仕上がりになるかな。昔、始めてカナダに来たときは、パンプキンパイはあんまり好きではありませんでした。が、気づいたらこの時期に食べたくなるパイのひとつ、になってました。

パンプキンパイとホットミルク。好きだなー。季節ものです。

パンプキンパイ

できあがり。ははは。見栄え悪い。クラストが「ぼこぼこ」。気合いをいれすぎると、いつもこうなる。...ふむ。ま、いっか。

今日は、このパイ作りと、ターキーの詰め物「スタッフィング」の下ごしらえをしました。さて、明日は本番。
わーい。

「Goodies#132: 感謝祭の準備: パンプキンシフォンパイ」への2件のフィードバック

  1. papricaさま

    カボチャのパイ! 懐かしい(昔はよく食べたので)。
    カナダの感謝祭でも、アメリカの匂いがしてきますね。
    でも感謝祭って、日は変わっても11月かと思ってました。

    裸のターキー、チキンとちがって、グロテスクで、
    迫力ありますよね~(お写真の、羽根のあるほうも)。
    ところで、ターキーのスタッフィングは、なんですか?
    英国人の定番は、ソーセージです。
    でも、ターキーは、英国ではクリスマスのものなんです。
    いつもお呼ばれで、自分で焼いたことはありません。
    焼くのを、見学しましたが、なかなか難しそうでした。
    そういえば一度、元主人の実家で、
    クリスマスにターキーを焼くことになったときも、
    風邪で参加できなかった…。
    一生に一度のチャンスを逃し、残念なことをしました(笑)。

    感謝祭のディナー、楽しんでくださいね!

    p.s.
    もしこの秋一時帰国されるなら、岩手へいらしてください!
    松茸が、豊作だそうですよ。

    1. serendipity_j さま

      やっぱりー?海外生活の長いserendipity_jさまなら、パンプキンパイをご存知だと思いました!
      感謝祭の由来は、国に寄って少し違いがあるようですが、お祝いの仕方は似てますよねー。とにかく大勢でお食事をする!
      イギリス人の定番のスタッフィングが、ソーセージというのには驚きです。私たちもソーセージですよん。おいしいですよねー。こんな機会がないと、スタッフィングって食べれないでしょう?それもあって、ターキーディナーをするって決めてから、ちょっと浮かれてます。ははっ。自分で焼くと、二日目のターキーサンドイッチや、スープ、ターキーサラダなども楽しめるし。当分、料理をしなくってもいいし♪

      serendipity_j さまは、岩手県にお住まいですか? あぁ〜、日本の松茸は特別。
      残念ながら、この秋は帰国できそうにありません...私の分もセレブな松茸を楽しんで下さい!いつもの素敵なお写真とリポートを待っています。