土曜日の庭で

のんびりな週末。

お決まりの週末ルーティーン(犬飯作って、パン焼いて、etc.etc.)を済ませ、あとは庭に出てお日様を浴びていた。風もなくて温かい週末は、家の中でじっとなんてしてられなーい。

ビクトリア8月半ばの庭2012

ここんとこずっと晴れている(曇っていても雨がふらない)ので、芝生はすっかり色あせてしまった。こんな風なカサカサの草の上を裸足で歩くと気持ちがいい。ずいぶん暖かかったので、思い切って短パンをはいて庭に出た。ちょっと日に当ててみようと思って。ま、誰が見るってわけでもないんだけど、白くて太くて短い足を出すのって、抵抗あるなぁ。

咲ききったカモマイルの花を少しずつ集めて乾燥させてます♪

ビクトリア8月半ばの庭2012

見ているとオモシロイ。日に日に、この黄色い部分がぽってりと大きくなって、そのうちに花びらが外側に反り、落ちてしまう。そうなってしまうと種をつけるのを待つだけ。花びらがまだ残っているときに収穫してます。

ビクトリア8月半ばの庭2012

一日干していると、カラカラになるので、あとは瓶にいれてしまう。この膨らんだ黄色い部分に、カモマイルティーの風味がいっぱい詰まっているんだって。

さてさて。

うちのトマトさん達。

ビクトリア8月半ばの庭2012

まだ全部「緑色」。これ(↑)は「Red Russian」っていう種類。大きいのは私のげんこつほどの大きさになってる。育てている中で、一番実の付きが早い種類。

ヘリテージトマトって、平均すると、花が咲いてから実が赤くなるまで80日かかるんだって。先日、ここ→☆のトマト記事を読んでいたんだけど、今、咲き始める花はもう遅すぎるって。で、思い切ってこれ以上伸びないように切り落とすんだそうです(彼女はそうしていた)。それから、ぴたっと水を上げるのをやめてしまうのも今頃なんだって。そうすることで、トマトさん達が実を育てるのに全力投球するわけです。彼女のオモシロイ実験は、余分な葉っぱや茎を切り落として「一本」に育てたものと、放置したままのトマトの比較。結果では、放置したまま(ワッサワッサと茂っている)の方にたくさん実ができて、色づき始めたのは一本立てと同じだったそうな。つまり、頑張って一本立てに育てても、大きな違いはないってことの様です。

で、私も、これ以上ツボミがつかないようにてっぺんを切り落とし、もう水をあげないようにしてみることにした。頑張れトマトっ。

庭のヘリテージトマト 2012

これは「Ancho 101」っていうらしい。どうも名前が間違っているっぽい。Anchoっていうのはペッパーの名前だもん。よくわかんないので、Anchoって呼んでます。これもげんこつサイズ。ぼってりと大きい。

これ(↓)は「Aunt Marry’s Grand Cherry」。

庭のヘリテージトマト 2012

名前からして小さなチェリートマトができるのだとおもっていたけど、とんがったローマトマトの大きさほどに育ってるヨ。

さぁて、どこまで色づくことやら。がんばれがんばれ。

いんげん豆がようやく食卓に並び始めました〜♪

庭のヘリテージトマト 2012

今年は一列植えて、一週間おき、また一列植えて… ってなふうに種を植えたのだけど… なんだか一斉に花を咲かせてる…

これからしばらくは、いんげん豆ばかり食べることになりまーす♪

日本の皆さん、ゆっくりとしたお盆休みを〜☆

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Craigdarroch Castle・クレイグダロック城 part2

クレイグダロック城の続き〜。

これはマスターベッドルーム。奥様のジョアンさんの寝室だった当時は、もう少し大きかったそうです。クレイグダロック城が軍事病院として利用されていた頃(1919年〜1921年)に、改装され、この部屋のすぐとなりにおトイレが設置されました。

クレイグダロック城

これ(↓)がそのおトイレ。昔の学校っぽくてチャーミングだったので記録写真。

クレイグダロック城

三階に上がったところに広がる、一番大きなお部屋が「ビリヤードルーム」。

クレイグダロック城

立派なビリヤードテーブルも素敵だし、私は何故か、このテーブルを照らしているランプシェードが妙に気に入った。ビリヤードテーブルの隣にはこんな(↓)セッティングもあり。

クレイグダロック城

ダンズミアー氏の娘さんたちが、リラックスしたり人をもてなして楽しむフロアーだったんだって。

クレイグダロック城

奥には大きな望遠鏡もあり。こんな風に、それぞれの部屋にきちんとした役割があるのって素敵な贅沢だな。程よい大きさのスペースなのも良し。

ココには写っていないけど、こんな風な寝室の片隅には、小さな洗面台(水差しとバケツ?ちがう、洗面器)が置いてあったよ。

クレイグダロック城

こじんまりとしたお部屋にも、窓辺にリーディングチェアーがあり、小さなソファーもあり、居心地がよさそうだ。

最上階に上がったところ。窓からはお城の庭が見えます。

クレイグダロック城

最上階はダンスホールなんだそうで、ピアノが2台(3台だったっけ?)ありました。1879年のSteinway のピアノはダンズミアー婦人が家を手放した後に加えられたアイテムだそうです。いい味を出してました。

クレイグダロック城

クレイグダロック城

4階から少し上がったところに、ぐるりと見渡せる展望台があったよ〜♪

クレイグダロック城

この赤い屋根瓦は「Vermont slate」っていって、自然の赤い色が変わらない高価なスレート(石板)なんだって。ほほぅ。

この後、建物の反対側を降りていきまして… お風呂場☆

クレイグダロック城

タイルはオリジナルで、ウッドワークは修復されているらしい。当時の人達って身長がそれほど高くなかったみたい。お風呂の長さも今のものよりもずっと短かった。

このお部屋には、ちょっと中国チックなアイテムがあった。たんすの引き出しの取手がアジア風だったし。

クレイグダロック城

部屋の向こう側に見える木製のブラインドは、オリジナルのものと同じデザインで修復されたものなんだって。レースのカーテンも、ボランティアの人たちの手によって、今も修復作業が続けられてます。この(↑)お部屋にもあるけど、頭がなくてドレスを来ているマネキン。お城のお部屋のあちこちに、当時の服装を紹介するように展示されていた。やっぱり、背はあまり高くなかったみたいです。

天井が高くて気持ちのいいダイニングルーム♪ これは朝食用のお部屋。ディナーのメインダイニングは、建物の反対側にありました。

クレイグダロック城

光の取り入れ方が本当に素敵。当時の設計家って、そういうことも配慮して家を設計していたのかな。

クレイグダロック城

…と、まぁ、クレイグダロック城ってこんな感じでした♪ 雰囲気は伝わったでしょうか。

あ。余談になりますが。Yちゃんはね、実は「霊感あり」のヒトなのね。私もあとになるまで知らなかったんだけどー。このお城に行った次の日に、何気なくぽそっと「少し感じましたね〜」みたいなことをこぼしたっ。なに、それ、「感じました」って??? で、詳しく聞いてみると、「写真にも写ってたよ」ってサラリと言うんやもんっ。なんなーんっ!

で、その「写ってた」っていう写真を見せてもらったところ… はい。確かに。人の姿で写るのではなくて、白い丸い形がベッドの端とか、椅子の上のあたりとか… まぁ、あっちにぽつ、こっちにも、っていう感じで。ひょえぇ〜。

どう見ても光の反射とかじゃないし。で、恐る恐る、私が撮った全く同じ部屋の同じような角度の写真を見てみたら、「写ってない」。えぇ〜っと、ちなみに、この一番上のベッドルーム(奥様の寝室)のYちゃんバージョンには、3つか4つ、白い玉が写ってたのでした… ぞぞっ。まぁ、見比べてみて、やっぱり、感のあるヒトの写真には写るけど、私みたいに何も感じないモノの写真には表れても無駄なので写らないみたいネ。ほっ。

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Craigdarroch Castle・クレイグダロック城 part1

Mちゃん&Yちゃんと一緒に出かけた「Craigdarroch Castle・クレイグダラック城」♪ すっかり観光客気分を楽しんでしまった。

というのも、ビクトリアに15年近く住んでいながら、このお城に出かけたのは今回が始めて。「いつでも行けるんだし。お城なんてきっとどれも似たようなもんやわ〜。」って言い続けて今まで行ってみようともしなかったのでした。

が!今回はじめて訪ねてみてびっくり!思っていたよりもずっとずっと面白かった!いやいや、行ってみるもんだね~。

で、今日は写真が多いので半分ずつ。さささ~っと流してネ。

カナダの国定史跡であるクレイグダラック城は、ロバート・ダンズミュラーの指示の下、彼自身のファミリーホームとして1890年に完成したようです。ブリティッシュコロンビア州の大理石、サンフランシスコから取り寄せたタイル、シカゴで細工されたOakの木の木材など…そういったものに、当時の値段で約5千万円をかけたらしい。かわいそうに、このダンズミュラーさん、完成間際に亡くなってしまったんだよ。奥様のジョアンが18年この邸宅で暮らしたそうな。その後、第一次世界大戦中は軍事病院として利用され、1921年から約25年ほどはビクトリアカレッジとしてたくさんの生徒を迎え、送り出してきたんだって。1968年からの8年間は音楽学校でもあったそうです。なかなか、しっかりと多目的利用されてきたお城なんだね~。

さて、外から見た感じ。全然写真に収まってないんだけど…

クレイグダロック城

お部屋の数は全部で39室。

クレイグダロック城

順路は、まず建物の半分をぐるぐると見ながら4階まであがり、そのあと、残りの半分を見ながら降りていきました。最初の半分は、とても豪華で、反対側の半分は使用人の部屋や小さな部屋(喫煙室や朝食の部屋)なんかがあったよ。

クレイグダロック城

何に一番感動したかっていうと、ステンドグラスの美しさ。

クレイグダロック城

それぞれの部屋にユニークなデザイン。目を見張りました。

クレイグダロック城

この部屋は「Drawing Room」だそうです。

クレイグダロック城

暗くてよくわかんない(全然わかんないね…)けど、家具や部屋の小物は当時(1890年代)の雰囲気をとても効果的に再現しています。

クレイグダロック城

部屋の中が暗いので、ステンドグラスを通した外の明かりや、薄暗い照明がとても映える。

クレイグダロック城

すばらしいデザイン。

クレイグダロック城

ガラスのものってビー玉でさえ大好きなので、こんな風なデザインを見ると当然血が騒ぐ。

見てっ。これは階段の踊り場。一階から二階に、吹き抜けになっている窓のすべてがステンドグラス。

クレイグダロック城

これ(↓)は、ダンズミアー婦人のお部屋。

クレイグダロック城

こういうスタイルって「ビクトリア調」っていうのかな。この手のごてごてしたのって、実は苦手なんだけど、建物も部屋も家具も、全てがバランスよくそのスタイルに収まっていると、なかなか心地のいい空間でした。一つ一つの部屋が大きすぎないっていうのも好きでした。

後の半分はまた明日〜☆

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