コーヒーが冷めないうちに・泣きそうになるの巻

職場の同僚が、この本読んだことある?と、リンクを送ってきてくれた。

それが、川口俊和の「コーヒーが冷めないうちに」だった。英語では:Before the coffee gets cold.

映画化されたというのをどこかでちらっと見たけれど、読んだことはなかった。同僚が「パブリックライブラリーで借りれるよ!多分全巻あるんじゃない?わたし今5巻を読んでるよ!」って言うので驚いた。まさか、翻訳されてこっちの図書館でも借りれるなんてー!よっぽどの人気なのだろう。

で、調べてみたら6巻まで揃っていて、しかもオーディオブックもあった。

早速借りてみた。

どういうジャンルのものなのか知らず、軽くてくすっと笑える物語かなぁと思いながら通勤中に聞き始め。。。

じぃぃぃん。。。うるる。。。と泣きそうになったではないかー!

とある喫茶店のある決まった席にまつわる都市伝説。自分の希望する過去・未来にタイムトリップできるという。幾つかの面倒なルールがあり、そのひとつは、過去に戻り何をどうしたとしても現在を変えることはできない、というもの。それでも、過去の「あのとき」に戻ることを選ぶひとがいる。

ひとつひとつの短いエピソードの中で、私まで喉の奥がきゅっと詰まって泣きそうになった。

今、3巻を聞いている。カフェを経営する登場人物や常連さんのイメージが私の中でもできあがっている。自分もカフェを訪れているような気分になる。映画化(ドラマ化?)される理由もわかる。

ずっとミステリーばかり聞いていたので、全く違うジャンルの日本人作家の本がとても新鮮。登場人物の会話の進め方や、気配りの仕方などがとても「日本人らしい」。そういうのも聞いていてノスタルジックになるというか、あぁ日本人だなぁとしみじみ感じたりもする。

もし、1度だけ過去のあるときにタイムスリップできるとしたら、いつに戻りたいだろう、そして誰に会いたいだろう。と思い巡らせてしまった。

蕎麦の花の可愛いこと。

熊本県で地震の被害を受けた方々が、一日も早く安心して過ごせる日が訪れますように。