季節はずれのカレンデュラ仕事

畑ボックスの片付けの話をしたときだったか、「今年はボックスがキンセンカ(カレンデュラ)畑のようになった」って書いた。

黄色やヤマブキ色、オレンジ色といったビタミン色がかわいらしくて、引っこ抜けなくて、そういうことになっていた。苦笑。畑ボックスを片付けたときにも、端っこの方にあるのはそのままにしておいた。だって、元気に咲いていたんだもん。

写真ではわかりにくいけれど、晩秋にもなるとすっかり大きな樹の影になってしまう裏庭で、ちらほらとカレンデュラの色が見えるのはうれしい。

↑のは真ん中が黒い種類。4種類ほどの色のパターンがある。カレンデュラ・キンセンカはとても強い。暑さにも寒さにも。アスファルトの道の端や駐車場の隅なんかに咲いていたのを覚えている。小学校からの下校時によく見かけたっけ。よくまぁ、こんなところで咲くもんだって感心した。

春から夏にかけて、畑ボックスや裏庭の奥でたくさん咲いていて、11月に入った今もまだ咲いている。

カレンデュラのオイルで作った「バーム」は、乾燥しきった手にもとてもよく効く。カレンデュラのクリーム・サルベの効果を読んでみても、湿疹、日焼け、アトピーによる乾燥、火傷のあと、傷跡、虫刺され、など、幅広い肌のトラブルに効果があるって書いてあった。

以前に何度か作ったこともある。冬の乾燥時期を目の前に、作ってみようかなーと、今になって花を集めてラディエイターのヒーターの近くで乾かすことにした。

以前にカレンデュラオイルを作ったときには、花房を乾燥させ、花びらだけを採って集めてオイルに浸した。ところが!少し前に読んだ記事では、カレンデュラの効能がたくさん含まれているのは花びらではなく、「がく」や「がくのすぐ下の部分」なんだって!緑の部分。少しねばねばしている部分! 今まで、一番良い部分を捨ててたってことだ。

で、今回は花房全部を乾燥させてそのまま使ったー。

今回使ったのはグレープシードオイル。 ハンドクリームのようにして使うのならコレでいい。色んなキャリアオイルがあるけれど、グレープシードオイルはさらりとしていて毛穴をふさがない(そのレベル?が低い)らしい。

もう11月。日が当たる時間も少ないのだけれど、5−6週間ほど窓辺に置いておく。

乾燥しても元気な色。そして、クリームになっても私たちの肌を整えてくれるちからを持つカレンデュラ。季節はずれにカレンデュラ仕事、いい気分になりました♪