ローカルマーケット初出店の感想

終わった〜!

いやぁ。面白かった。とっても良い経験をさせてもらった。

参加したのは「お月見マーケット」というテーマの手作り市。主催者さんはこちらの方たちなんだけど、日本人の出店者さんたちをたくさん募って開催した、ちょっとスペシャルなマーケットでした〜。「こんなにもたくさんの在ビクトリア日本人が小さなビジネスをされているんだ!!」ということにびっくり・感心した。私はもう、自分のことで必死で、みなさんのお店をゆっくりみて回ることもできなかったんだけど、マーケットが開く前にぐるっと歩いて回って「おはようございますー。初めてなんですー。よろしく〜」って何人かに挨拶した。

マーケットオープンは11時。朝9時に搬入した。まだ早いかな、、、って思って行ってみると、7割程の出店者さんたちがセットアップを始めていた。ドキドキだ。「若葉マークのワッペンでも付けていたい」気分だった。

あいにくのお天気でして。容赦のない雨!朝、私が荷物を移動した時はパラパラ〜だったので助かった。もう一つ、すごく「助かった!」のは、この日朝からお手伝いをしてくれたSちゃん。いや〜、もう、心強かった!以前に「ディスプレイ」のお仕事をしていたSちゃんは、パパパパパーっと私のテーブルのセッティングをしてくれて。私は一体その時何をやっていたんだっけな。。。 あ、半分壊れていた「三脚」の足を直すのに必死こいていたんだった。

見上げたらテーブル完了。写真も撮ってもらった。せっかくなので小さくしてのせちゃおう。

 

すごく上手にディスプレイしてくれて、、、Sちゃん、どうもありがとう!!! まじで、私一人じゃできなかった。出店したのは、グリーティングカード、カレンダー(壁掛け&卓上)、プリントの3種。一人でやってたら「かるた」みたいにテーブルに並べていたかもしれない。苦笑。こういうディスプレイも「センス&スキル」よね!

テーブルが整ったら、気持ちも整ってきた。

Sちゃんはお商売やさんの家で育ったから、こういう風に「対面でものを売る」ということが極々普通でなーんの抵抗もないって言ってた。同時に、周りの出店者さんたちの様子やお客さんの様子も静かに観察していた。それがまたとても新鮮で「ほほほぅ〜〜〜」と感心してしまった。私なんて、目の前のこと・ひとしか見えてなかったもんっ!

時々ふと、自分のことを客観視しているもう一人の自分がいた。ちょっと「もじもじ」している自分。なんなんだろう、この「もじもじちゃんの出どころは。。。」と。前日にSちゃんに「ドキドキするー。ちょっと緊張してきたー」って言うと「なんで緊張するの?」って。いや、するよね?しない?? なんでだろう、って考えていた。

マーケットが終わってから、思った。もじもじするのはきっと、「自分が描いたものたちを生で見てもらうから」だろうなって。自信がないとはまた少し違う。描いたものって、自分の一部のようでもあって「大丈夫かな。。。」って思っちゃうのです。「照れ」みたいなものもあるし。

あと、カードに使ったイラストなんかの「説明」を求められたりしたら、答えられない。

例えば。

なんでポテトバンズフェイスなの? いや。。。それは。。。ふと浮かんだもんで。なんで?と聞かれて困るものが多いのです。

あと、こうして「お店に立つ」とか「お商売っ気」っていうものは、ひとつの「気質」というか「持って生まれたもの」に近いような気がした。頑張って得られるものとはまた違うような。見てくれている人たちと自然に「Engage・Connect」できるかどうか、すぅっと繋がりをつくれるかどうか、っていうのって、好きか嫌いか、のような感覚に近いようなもののような気もした。私は人に挨拶して「どうも〜」と言うのは抵抗ないけど、自然な「スモールトーク」っていうやつ(当たり障りのないトピックを持ち出したりしてちょっと楽しい会話を続けていくということ)は下手だ。ふと、客観的に自分を見て「不自然かな。場違いかな。」って思うこともあった。笑。

家に帰ってから、どーーーーーっと疲れが出て、お風呂の中で寝落ちしそうになりながら振り返って色々と思ったのでしたー。笑 いやぁ、ほんと、慣れないことをすると疲れるねっ。おばちゃんはっ!

あ、あと、もう一つ。マーケット参加っていうのは、それそのものが「マーケティング・アドバタイジング」だと思った。「売る」というよりも「知ってもらうこと、見てもらうこと」が目的なんだろうなって。雨の中、たくさんの人が来てくれて、私のテーブルにも立ち止まってくれて、感想や意見を聞かせてもらえたこと。それって、店頭に立つことの醍醐味だなーってしみじみとありがたく思ったヨ!

とにかく!

慣れないことをした一日。発見あり、驚きあり、笑ったし、楽しかったし、気づいたこともあったし。思い切って参加してみて良かった!誘ってくれたユキさんと、ボンっっと背中を押してくれて当日お手伝いまでしてくれたSちゃん、どうもありがとう!!

次回は、並べたものの中でどれが人気だったのか、というのをリポートしまっす。笑