ルバーブで「練り梅」やってみた。

ちょっと前にルバーブで「練り梅」が作れるよって教わった(教えてくれたのKumasakiさん、だったよね?)。手軽に手に入らないものは作るしかない、海外在住組の知恵なのかなー。ルバーブを梅干しにつなげてしまう、その想像力が素晴らしいと思う。

うちのルバーブさんも、すごい勢いで茂っていて処理できない。いつものジャムやクランブルやシロップ以外のルバーブ活用法を探していた。

この間ルバーブをもらってもらったSちゃんに、「ルバーブで梅干しもどきのものが作れるらしいよ」って話すと、早速その日に試してみてくれて「できたよ!本当に梅っぽいよ!」ってメッセージがはいった♪ 行動が早い!

うちのは太いので。これくらいで約100g。

ルバーブ100gに対して、大体小さじ1の塩

1cmほどの幅に切ったルバーブに塩をまぶして15分ほど置く。すると少し水が出てくる。これを火にかけて柔らかくする。冷ます。以上。

簡単すぎる。

ルバーブはあっという間に柔らかくなるので、10分ほど中火にかけ、あとは蓋をしておいた。

粗熱がとれたところで潰して冷やして。。。

ほ〜れ。練り梅ですぞ。

もうちょっと真面目につぶして練った方がいいかな。

さて。

気になるお味は。。。

。。。

。。。

しょっぺーーーーーーーーっっっ!!!

酸っぱい、もあるけど、… 塩からすぎないか、これ。

なんかさ、平手打ちを食らったようでしたよ。

試しに目を閉じて「梅干しを食べております」…な気持ちで試食してみたけれど。

うーん。。。

わたし、ホンモノの梅干し自体、めっちゃ好きとか「梅干しがないと死ぬ〜」ってタイプの日本人じゃないし、だからこの画期的なルバーブ練り梅に感動しないのかな。とも思った。

で、冷蔵庫に残っていたいくつかの「ホンモノの梅干し」を少し口に入れてみた。

ちがう。ホンモノは酸っぱいししょっぱいけど、それ以外に「まろやかさ」というか味の深みというか、口に入れて「愉しい」。一方、ルバーブ練り梅は、味が直線的というかとにかく「うーーーーん。。。」だった。

まぁ、ルバーブと塩、なんだから、そんな劇的な美味しさは期待できないのはわかるけれど。これを「梅干し」って言ってしまったら梅干しに申し訳ないような気持ちになってしまった。

ほら、「アボガドとコールドスモークのサーモン」をスライスしてわさび醤油で一緒に食べたら「トロ」の味、っていうよね?貧乏学生の頃に「目をつぶって食べたら、トロやで、これは!」って感動したのを覚えている。あれはかなり「トロ」に近いと思う。 それと同じ勢いで「ルバーブ練り梅」に期待していたワタシ(苦笑)

私の塩の分量かなぁ。塩の代わりに塩麹を使ったりしたらまろやかになるかなぁ。紫蘇をいれてみるとか(紫蘇、ないけど)。

でもでも、ルバーブ練り梅を紹介している人たちは、これをアレンジして「梅ドレッシング」なんかも作られていて、それは美味しいかも〜、と思った。やってみよう。

少し庭の花を切り花にして楽しめる季節になりました。

ほんでもまだまだ朝晩寒いよー。