first fog of the season.

深い霧にすっぽりと包まれた土曜日の朝。

夏と秋がすっかり入れ替わったしるし。

天気予報の通り、昨日の夕方から雨が降った。雨がやみ、霧が朝を覆う。こうして一雨降ってしっとりと潤うたびに、秋が深まっていく。

今朝はビクトリアの街全体がこんな風だったのかなぁ。海の近くだけでなくて。

お昼前に自転車でダウンタウンの方に行ったんだけど、すっきりとして霧の気配など全くなし。9月はまだ観光シーズンなのか、ダウンタウンは思ったよりもゴミゴミ(混み混み)していた。たま〜にしか行かないので、シーズンの終わりのセールなどをのぞいてみようかな、と、窓の外からちらりとのぞき、「あぁ。。。やっぱりいいや。」とそのまま通過した。ゆっくりと買い物をする根気(?patience)というものが激減してしまったことに気づく。

霧の朝の海岸は随分と引き潮で、海藻に覆われた石ころの上をそろりそろりと波打ち際まで歩いた。

いつも一人(?)ですぅっと浅瀬に立っている「サギ」に近づきたくて。

サギの周りでは、カモメたちやカラスたちが海岸に集まってわいわいとやっていた。ダウンタウンのお店の窓越しにモノを見て歩くより、こうして海辺に立って鳥たちを眺めているほうが好きなんだなぁ、と、写真を眺めて思う。すっかり都会離れしてしまった。

あ、でも、今日ダウンタウンで「マッチョな男」を見たのはちょっと楽しかった。どこかのジムで朝の筋トレでもしてきたっぽいマッチョ。ステロイドでも飲んでいるんだろうと思われる不自然な筋肉。首がものすごく太くて、肩から上腕部、太ももの筋肉も入道雲のようだ。あまりにもモリモリなせいで腕が体の横に自然に沿わず、「U」を逆さにしたような形で左右に大きく振っていた。太ももも太すぎて、真っ直ぐ前に足を出すことができず、逆さにした「八」のように足を運んでいた。そんな妙な歩き方なので、ただ前進するのに普通の人の倍のスペースをとって歩いていた。それでもきっと、彼はあの妙な体がすごく自慢なんだろうなぁ。人それぞれ、好きなモノも色々だなぁと、ゴリラのように歩いて行くマッチョの後ろ姿を見ながら思った。

午後には霧が晴れ、雨上がりの緑がきらきらととてもきれいだった〜。

こういう季節がやってくると、オーブンでじっくりと焼いた果物が食べたくなってくる… あぁ、食欲の秋。

明日、果物を焼こうかな。むふふ。

*おまけ:霧の海岸クリップ☆

 

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