久々の青空と光と、うさぎの抜け穴

とっても久しぶりの青空。

はぁ〜。気持ちいい。お昼前にGusを連れて散歩。

いつもの丘に。

色づいた木々の間を揺らめく秋の光も大好きだけれど、冬の曇り空のあとや雨あがりの光は特別。

なんでもない草花が主役になる。

朝起きてしばらく、理由もわからず「もやもや」としていた。なのに、こんな光の中を歩きはじめるともやもやも消えていった。摩訶不思議。

えっちらおっちらと、歩くスピードもゆ〜っくりで、柔らかい草をみつけてはもしゃもしゃ食べているGus。草を食べすぎるとう◯ちにいっぱい出てきて困るんだけど、美味しいらしい。呼んで引っ張らなかったらずぅっと食べてるんじゃないかと思う。

夏の間はあんなにカラカラだった丘のうえも、冬になるとこの通り。緑の苔と草で青々とする。この冬は雪降るのかなー。先日、職場の学生さん二人と話していたんだけど、彼らはカナダの内陸部出身で、12月にもなれば真っ白な景色が当たり前っていうところで育ったんだって。だからビクトリアのように温暖だけれど曇り空や雨が続き、雪のない冬は気持ちが滅入るって。クリスマス休みに帰省するのを心待ちにしてるんだって。そりゃそうよねー。冬は寒くても真っ白で、カーテンを開けると眩しい雪景色が広がっていて、遅い朝ごはんのあとにクロスカントリースキーをつけてトレールを散歩する。はぁ♡ 良いなぁ。いつかそんな風に冬休みを過ごしてみたいなぁ。

木の枝に残るどんぐりが。とてもかわいい。

2月の終わりになれば、また少しずつ春を感じるんだろうなぁ、なんて思いながら歩く。もうあと10日でクリスマス!うう〜〜っ。な〜〜〜んにもクリスマスらしい準備していない。何一つ! 木曜日が仕事納めだから。。。その後でいいか。ふむ。

久しぶりにカメラを持って歩いたので、カレンダーに使えそうな写真を撮ろうと頑張ったんだけど、当の本人(犬)は草を食べるのに忙しく。

Gus〜〜〜!!!と呼んで口笛吹くと。。。

Gusじゃないイヌが「うほほ〜〜〜い!」と飛び出してきたっ(汗)。

尻もち付きそうになったわ。。。(笑) 可愛かったけど。このモシャモシャくん。

クリックで拡大。ライトハウス見えるよ。

こういう雲と光の具合も、冬ならではで好きです。

さて。

お題にもあるように「うさぎの抜け穴」。 今までも何度か「フェンスの下」の土を掘ってできた抜け穴は見つけてきた。そのたびに土をかぶせ、板をあてて石で押さえてきた。「ラビットハイウェイ」は閉鎖されているはずだった。

ところが。先週、二度も庭を突っ走る茶色い生きものを見かけた。うん、リスじゃない。うさぎだあれは。で、昨日の夕方も。この間見かけたのと同じようなうさぎが、同じ方向(西側のフェンス)めがけて突っ走っていった。むむむむむ。。。。。っ。

うさぎの消えていった辺りを調べてみると。。。

うぎゃーーーっ!

しっかり穴開けてるやんっ!!!

今日の午後はこのフェンス沿いの草を刈り取って長い板を当てた。念の為、反対側(東側)のフェンスを見てみると、フェンスは大丈夫だったけど同じくらいの「穴」がフェンスの下に掘られていた。。。東西に伸びるラビットハイウェイ。。。再建されていた。

で、うちのパトロール犬は何やってんのー?!

うさぎがカサカサっと草の中を走るのを察知して、Gusはしっぽをぴーーーんとたてて、前足を片足あげてハンティングポーズ。

正反対の方向向いて。。。 んもぅ。格好は完璧なのにっ!

→→Doodle Marathon: rabbit hunt. unsuccessful. にそんなGusを描いてみたよ〜。良かったら見てねん。

とても久しぶりに庭で2時間ほど体を動かし、淀んでいた草の茂みをスッキリとさせ、とてもいい気持ちになった。やっぱり草や土に触れると体は生きものとしてリセットされるみたいです。明日も雨が降っていなかったら庭の片付けしよう〜。

「久々の青空と光と、うさぎの抜け穴」への8件のフィードバック

  1. うさぎさんたち、やってくれるねー。これ、悔しいわ….。番犬さん、優しすぎちゃダメよ、時にはちゃんと働いてください!笑 
    うん、土に触れたり、土の上を歩くだけでも、なんだか力をもらえる気がする時がある。冬の景色は寂しいけれど、春に備えてみんなちゃんと生きているんだものね。今年も残りが少なくなったけれど、風邪をひかないで元気でねー。

    1. Sachieさん、おはよう!
      やられたわ~。こんな立派な通り道を作ってくれて。Gus、全く反対の方向いて「ハンティングポーズ」キメてるもんだから。。。(苦笑) 変わりに私が走って追いかけたよー!お笑いコンビよね。
      うん、本当に、土や木々や青空や海や。私たちを取り巻く自然って必要なものをすぅっと与えてくれるよね。まだまだ小さな新芽を見ると、準備中~の看板のように思うよ。
      Sachieさんも、温かくゆったりと過ごしてね~

  2. papricaさんって、本当にすごい!<一日一絵、100日達成
    お父様ゆずりなのかなぁ、・・・ってお会いしたこともないけど。^^;
    それに、絵がね、ユニーク。
    モノマネじゃないところがいいし、色使いも明るくてすてき。^^

    辛い時も嬉しい時も、苦しい時も楽しい時も、ありますね。
    どの時も過ぎてしまえば一瞬。
    私はいつもそう思ってる。だから、辛い時も乗り越えられるし、
    楽しい時にもどこか寂しいのよね。苦笑

    内陸部の人の話。
    そこから離れたからこそ懐かしいのかも~?
    人間はたいていない物ねだりだもんね。都会に住めば田舎が憧れ、
    雪国に育てば南国に住みたがり、南国の人は雪に憧れ。。。
    ただ、魂は最終的には育ったところへ還ると思う。

    1. 真木さん、こんにちわ~!
      すごいことないよ~。ただね、私って多分、「All or Nothing」のタイプなんだろうと思う。2日に一度描こうとか、週末は描く日、とかって決めたらぜっったいに続かない。飽きっぽいけど、地味に自己満足なことをするのは好きなんだわ。こんなことやってる自分を客観的にみると、いつも「フンコロガシ」が目に浮かぶのー(笑)。地味にころころやってるアノ虫。あははっ。うちの父? あ、そういえば、マイブーム的なものを見つけるのは得意かな。今年は万葉集を全部読み直してるようです。
      Doodle、のぞいてくれてありがとう~☆ 嬉しいです。

      そうだね、真木さん。過ぎてしまえば一瞬。辛いときは長~く感じるけど、全てにサイクルがあるもんね♪ 楽しいときにどこか寂しいっていうのよく分かる~。でもさ、辛いときや悲しいときに、先のことを思ってどこかワクワクしちゃうわ♡ ってことはあまりないねー(笑)

      年の暮れになるとみんなちょっぴりホームシックになるのかなー。私もだけど。
      学生さんたちはいろんなところから集まってきていて、冬休みに帰省するからねー。
      わたしの魂も最終的には。。。日本に戻るかなぁ。日本で暮らした年数よりも、日本を出て暮らした年数の方が長くなっちゃったんだけど。。。

  3. そだねー、年末だねー・・・あうぅうう・・・( 。゚Д゚。)笑
    お尻に火が付いて、すでにボウボウになっております。
    やばい、やばすぎるっ←焦るだけで進まず

    辛いときや悲しい時に先のこと(楽しさや嬉しさが来るターン)を
    思うことができにくいのは確かだよねぇ。
    ただ、「この辛い状態もいつまでも続きはしない」という、
    消極的な希望(?)は持てるかなぁ、私の場合は。(^^;

    日本にずっと住んでいても、それぞれの魂の還る先は子供の頃
    過ごした場所じゃないかな~と思います。
    人によっては大人になって家族を持って住んだところとか、
    一番楽しかった日々を過ごしたところとかかもね?
    でも、いずれにせよ、それは「もはやこの世にない、自分の
    心の中だけにあるところ」な気がする。
    ノスタルジア、かな。

    1. 真木さーん、こんにちわ!
      お返事遅くなってごめんね。ブログアドミニページの不具合でコメントのところにアクセスできなかったのよ(涙)。。。
      でも復活〜。
      真木さんでも年末に焦ることあるのー? なんでもちゃっちゃっとこなしちゃいそうだよー。 私はもうクリスマスまでにクリスマスカードを送ろうと努力することを随分前に諦めたので。。。Season’s Greetingのカードを数枚送るだけ。あとはメールなどで失礼しちゃう。。。 それより何より。。。掃除ですっ。もう、手が回らないー!相方の調子が悪いから、全部私担当だからねー。とほほ。ま、ぼちぼちと。

      「消極的な希望」を持って、私も頑張りまーす。新しい一年が始まるんだもんね。気持ちだけでも明るく前向きにスタートを切りますっ。

      以前、いろんな国や町を家族みんなで転々としていた友達に、「最終的な故郷ってどこなんだろね」って聞いたら、彼のお父さんが横から「僕の魂の還るところはいつでもどこにいても妻のいるところだよ」って。ほっこりしました♪ 私の中に一つ残る子供の頃のシーンはね、バングラデシュにあるの。雨季が明けてすぐの頃の大きな田園(?だったと思う)。あそこにもスッポンがいるのかな、って思いながら眺めていたあの風景ね。そこかもね〜(笑)

  4. バングラデッシュ!!笑
    そうか、papricaさん、帰国子女だったっけ。^^
    スッポン・・・。ふふふ。

    お友達のお父様みたいなタイプの場合、その愛する妻が亡くなると
    生きられなくなる人が多いですね。
    この前も、ちょうどそういう例があって。
    最愛の妻亡き後、1年経たずに夫の方も亡くなりました。
    明らかに、「魂の抜け殻」のような1年だったって。

    スナフキンがムーミンに、「どんなに相手が好きでも尊敬していても
    己の魂を渡してはいけない」というシーンがあるのだけど、
    「愛しすぎて一体化してもいけない」という戒めだと思った。
    女性の場合、夫というよりは自分の子供と一体化しちゃう人が
    多いでしょ?
    うちの母も、そういう人で、私は子供の頃とても苦しかった。
    親は子供を自分の一部とみなしても仕方がないけれど、子供は違う。

    ・・・って、何の話だ?!(^^;

    あー、私もカナダ行きたい。
    行って、papricaさんと話したい~!
    再来年辺り、Brexitで混乱するだろうイギリス旅行は止めて、カナダに
    行こうかな?!

    1. 真木さん、メリークリスマス
      ゆったりと美味しいものに囲まれたクリスマスを過ごされてるかなー。(クリスマスじゃなくても真木さん、美味しいものいっぱい食べてるー)

      そうなのです、一応、帰国子女だったよ。でもほんの3年のワイルドな生活だったんだけどねー。帰ってきたときは日本のシステムに馴染むのに時間がかかったよ。

      あぁ。。。最愛の奥さまに先立たれると辛いね。わかるわぁ。最愛じゃなくても、全てを仕切っていた奥さまに先立たれて大きく戸惑ってしまうっていうのは良くありそうだもん。
      す、スナフキン!そんなこと言ってた? ムーミンの物語では、いろんなキャラクターが、心に響くことをぽそっと呟くんだよねぇ。あぁ、もう一度読みたくなってきたよ!
      母親が子供と一体化、あるねー、それ。自分ができなかったことを子供に託したりね。子どもだって、ひとりのニンゲンとしてのリスペクトは、その子がその子らしく自立していく上では必須だよね。。。。とはいえ、わたしは親になったことがないから偉そうなことは言えないよー。へへ。

      ええー、真木さんが英国旅行を躊躇しちゃう?! Brexitでそんなに荒れそう? カナダ、英国みたいに歴史を感じるところないけど、。。。えっと、何があるかな。。。山と海?
      カナダに予定変更になったら教えてねー!

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