Goodies#327: ホンモノのボロネーゼ

平日二日かけて作ったボロネーゼ。先週のことなのでちょっと日が空いたのですが。これはリポートしなくっちゃ。

それくらい美味しかったー☆

お料理がとっっても上手な友人が、以前、一度ごちそうしてくれた「 Authentic Bolognese =正真正銘ホンモノのボロネーゼ」(←とレシピに書いてあったヨ)。

イタリアには行ったことがないので、これが本当にホンモノのボローニャ地方のボロネーゼだ!と大きな声では言えないのですが。それに、ボローニャでは、またその地方や家庭によってソースの味も少しずつ違うそうですし。

が、美味しいボロネーゼのソース「ragu」に共通して言えるのは、「時間をかけて」「ゆっくりと」煮こむこと。これが、おいしさの秘訣なんだってー♪

で、私も挑戦したのだ。

Authentic Bolognese Sauce / ホンモノのボロネーゼソース

材料:

  • オリーブオイル 125cc
  • 玉ねぎ 1個(細かくみじん切り)
  • セロリ 6本(細かくみじん切り)
  • 人参 4本(細かくみじん切り)
  • パンチェッタ(ハム)125g(スライスしてあるものを適当に切る)
  • トリ肉の肝 2つ(細かく切る)
  • チャックステーキ 750g(安いお肉の部位。これを自分でひき肉にするそうですが、そんな機械はないので、普通のひき肉を使用)
  • 塩とコショウ
  • ナツメグ 少々
  • 白ワイン 1C(250cc)
  • ビーフかチキンストック 3カップ(温めておく)
  • トマトの缶詰 400g×2個
  • クリームかマスカルポーネ 125ml

ボロネーゼ

Soffrito = softly fried =柔らかくなるまで炒めた物、を作る。ここでは、大きなお鍋の中で温めたオリーブオイルに、細かくみじん切りにした玉ねぎ、セロリ、人参をいれてゆっくりと柔らかくなるまで炒める。約5分。焦がしてはいけませんよ。

ボロネーゼ

お肉類をSoffrito の中にいれる。パンチェッタを加えて、脂分が出てきたら鶏肉の肝を加え、色づくまで炒める。フォークで鶏の肝をつぶす。ひき肉に塩コショウをして味付けしておく。お肉は常温であること。冷たすぎるとフライパンの中で「煮詰まって」しまう。常温に戻っているひき肉を、お鍋(↑)の中に混ぜ込んで、しっかりとキツネ色に焼き上げる。野菜がフライパンに焦げ付かないように注意。

ナツメグをひとつまみ入れる。
白ワインを1カップ加える。フツフツと煮立ってほぼ蒸発してしまうまで。

ボロネーゼ

ここに温めておいたスープストックを加える。一度に「1カップ」。加えた分のストックの水分がほぼなくなるまで、ゆっくりと煮詰める。そして次の1カップを加える。3回繰り返します。(この「ストックを加えるステップ」だけでもかなり時間がかかった。でもココでイライラしてはいけない)

トマトをサイコロほどの大きさに切り、缶のジュースも一緒に加える。一度、ぐつぐつと煮立たせ、そのあと弱火にする。ふたはしない。時々かき混ぜながら約3時間煮込む

白ワインを1カップ加える。フツフツと煮立ってほぼ蒸発してしまうまで。

クリーム(ホイップクリームかハーフ&ハーフ)かマスカルポーネを加え、5分ほど煮込む。

そうしてそうして♪

おまたせ〜☆

ボロネーゼソース

これこれ♥

代わり映えのしないただのミートソースやん。って思うでしょ? うんうん。私も見たときはそう思ったのだわ。

やっぱりね、これは食べてみないとわかりません。これはただのミートソースぢゃぁありません。

これは、オーセンティックなボロネーゼ。騙されたと思って。一度、ゆーーっくりと時間のあるときに、是非是非お試しあれ〜!

「Goodies#327: ホンモノのボロネーゼ」への14件のフィードバック

  1. こんばんはぁ^^
    これは…何にでも合うのでは無いでしょうか!?
    さすがです!さすが本場のぼろねーじぇ☆
    ちなみにショパンの英雄ポロネーズが好きです(ぇ
    ナンとかフォカッチャとかに挟んで(乗せて)
    食べてもおいしそうですよねぇ~♪
    あぁ、自分に根性があればトライ出来そうですのに(--。

    1. フォレさん、こんにちは!
      はい、このソースはパスタだけでなくラザニアにも使えるらしい。そのままバゲットなどの上にのせても美味しいし。
      一度、たっぷり時間があるときにどうでしょう?試してみる価値ありヨ♪ 
      たくさんできるから、余ったら冷凍しておけばいいし。Go for it!!

  2. とってもおいしそうです。
    いろんなものを入れるんだね。

    私も作りたい!
    最近料理が雑なので、こんどゆっくり作ります。

    1. kumaeちゃん、元気?仕事の方はどうですか?

      そうそう、このソースね、きっと野菜と挽肉だけでもオーケーなんだろうけど、出来上がって食べたときに、あの「トリの肝」の「深み」を感じたよ。だから、少しだけだけど、必須材料だと思う。パンチェッタはそっちでうってるかなぁ。生ハムってよばれてるかな。かなり塩気があって、これをキューブに切ってカルボナーラを作ったりするんだわ。なかったらハムでもいいのかなー。是非是非、作ってみてー!

  3. おいしそー。時間がある時に部屋を片付けて、ゆっくり作りたいレシピやね。
    私がイタリア人から習ったのも、牛乳を入れて煮込む。そして一晩置いてからトマトを加えて煮込む、というモノでした。乳製品にはまろやかにさせる役目があるんやろね。
    http://mizue20.wordpress.com/2010/01/25/アンナのビーフラグー-annas-ragu/
    ほんと、いろんなレシピがあるみたいだけど、ボロネーゼ奥深いっす。

    1. あ。ほんとほんと、mizueさんのラグー、基本は同じ!
      こういうふうに時間をかけて、材料の味だけで勝負するソースってさ、おいしく出来上がると感動ものやんねぇ〜。
      味覚がふるえるんだな〜。 やっぱり、おいしい食は人を幸せにするね。

  4. おいしそうです〜。今出勤前で、、、腹減って来ました〜。
    その4のおたふくも、やっと腫れが引いて今日から登校です。

    ウチは、、、夫がタマネギダメなんで、、、チョビットタマネギ ア〜ンド セロリをかわりにたんまり入れてたので、かわったミートソースだよなあ、、と自分で思いながら作っていました。
    あながち間違っていなかったんですね!!!
    でも、、鳥の肝、、、炒めたくないなあ。内蔵系はダメなんです、、、、

    うふふ、、私は桜の葉の塩漬けをしましたよ〜。
    200枚ぐらいかなあ。

    1. うそ。てー坊さん、キッズ5人いて、お勤めもしてるの?
      めっちゃタフ。ほんと、素晴らしいです。
      で、その超ハードなスケジュールの間をぬって、桜の葉を200枚も漬けてしまうの?
      いちごの酵母も作ってるの見ました… それをブログにアップする時間も作ってしまう。
      すごいっ!

  5. へぇ~鶏の肝を入れるの!それは興味深い。「本物の」って言われると、作てみたくてウズウズしちゃう性分なんですけど!
    これ、パーチーとかでつくってみようかな。やっぱり時間かけて作るのがポイントなんだね~

    1. そーだよそーだよー。鶏のキモ、いれて下さいねー。
      出来上がって味見をしたときにネ、味が深いぜ。って思うよ。
      でも、肝そのものの味はしないのですね。 お時間のあるとき、または二日かけてチャレンジしてみてねん♪

  6. うん、近いうちに必ず作ってみます♪
    風邪、早く治りますように。おだいじに〜♪

    1. Sachieさん、作ったらリポートしてねぇ〜。旦那様の感想なども♪
      風邪も大分よくなりました(私)。どうもありがとう!

  7. ひゃぁ美味しそう。
    外でパスタを食べる時、ボロネーゼはあまり注文しないな。
    当たり外れが激しいんだもの(笑)。
    昔から親しまれてきたシンプルメニューだからこそ、レシピも沢山あるんだろうね。
    二日かかる…時間がかかるのは何の問題もナシ。
    ただ、三時間煮込んだら、ガス代の請求書が回ってくるな(笑)

    盛り付け、お上手☆

    1. そうなんだな。外ではボロネーゼってまず選ばない。当たり外れもあり、色んなバージョンもあり、どれがほんとのボロネーゼだかわかんない程だもん。
      自分でこうして作ってみて、「なんだ、普通のお野菜とお肉のミートソースやん」って再確認。で、食べてみて、「ただのミートソースとちゃうやん」ってあらためて感動。
      3時間煮込むのきついきつい。ガスで煮込む場合は、それほど時間をかけなくてもいいかも。
      nene_coさんの、あの手作りのパスタ(虫みたいな形のネ)にかけて食べたらおいしいぞー!
      家族を驚かせたいときに、是非!

コメントは承認後に表示されます。