カリフラワーのパラタ・Gobi Paratha

4歳から6歳の終までの3年間、バングラデシュに住んでいた。もう、ずいぶん昔のことだけど、ときどき、当時大好きだった遊びや場所や食べ物をふと思い出す。駐在していた日本人は、皆、現地の人たちを雇うことになっていたみたいです。そうやって、土地の人達に仕事の場を提供していたようです。雇った人たちの中には、ずるいことをする人もいたみたいで、両親は頭を悩ますこともあったようだけど、5歳の私にとっては兄ちゃんやおっちゃんはみんな優しくていい人でした。

運転手のトーフ兄ちゃん(←彼も金庫からお金をとってしまったのでサヨナラをすることになったのですが)は、チャパティを作るのがうまかった。彼はよく、お昼休みに焼きたてのチャパティを食べていて、私も食べたい、と口を開けると、小さく折りたたんで口に入れてくれたのでした。

と、トーフ兄ちゃんとチャパティのコトを思い出しながら、「チャパティ」でググっていると、「パラタ」ってものを見つけた。初めて耳にする。チャパティとよく似ていて、インドでは「Flat Bread」の中ではとても人気があるんだって。生地を作る材料はいたってシンプルで、小麦粉と水、それから油。インドの「ギー」っていう油が好ましいらしい。写真を見ていると、なかなか美味しそうです。

チャパティはそのまま食べることが多いけど、パラタは間に野菜を挟むことがあるんだって。で、「これ、美味しそ♪」と、見つけたのが「カリフラワーのパラタ」Gobi Paratha。

こんなのでイイのかわかんないけど、すっごい簡単でした〜。

カリフラワーのパラタ

材料:

  • カリフラワー(小刻みにしたもの)1C
  • 玉ねぎのみじん切り 1/4 C
  • ガラムマサラ 小さじ1
  • クミン 小さじ半
  • レッドチリパウダー 小さじ半
  • 生姜とニンニクのペースト(オプション)小さじ半

カリフラワーをフードプロセッサーかブレンダーにかけてぽろぽろにしておく。フライパンで油を温めて、まずクミンに火を通す。その中にみじん切りにした玉ねぎを加えて炒める。残りのスパイスを加えて混ぜ合わせる。その中にカリフラワーを入れる。

カリフラワーのパラタ

水を少しふりかけて、蓋をして火を弱め、10分ほど蒸し焼きにする。(私は5分ほどで十分だと思った)

パラタの生地は、私が見たレシピでは、全粒粉を3カップ+水1カップ。それだけっ!コレを根気よく捏ねて、一つにまとまってきたらラップにくるんで30分ねかす。捏ねにくかった!コレを6等分にして、丸く伸ばす。

カリフラワーのパラタ

でも、他のパラタのレシピをあとで見てみると、丸く伸ばした生地に、油(ギーやバター)を塗りつけて半分におり、そこにまた油をぬって半分に折り(4分の1の形になる)、それを丸くまとめて、平たく伸ばす。のだそうです。私のレシピはローカロリーだったようで、生地を伸ばしただけ。

カリフラワーのパラタ

伸ばした生地の上に、カリフラワーを痛めたものをのせて、端っこにちょこっとバターをぬり、もう一枚上からかぶせて麺棒で平たく抑えつける〜。

これを油を引いたフライパンで焼く☆

カリフラワーのパラタ

すご〜く、素朴な味で、これがまたとても美味しかった♪

相方も、意外に喜んでた。中に何が入ってるのー?って聞くから、「カリフラワーだよ」というと「こんなカリフラワーなら食べてもいいよ〜」だって(←普通、彼はカリフラワーは食べません)。

パラタの生地、今度は油を練入れて作ってみよ〜。なんだか、懐かしい気分になりました。

にほんブログ村 海外生活ブログ カナダ情報へ
今日もどうもありがとう♪ ↑One Click、嬉しいな♪

「カリフラワーのパラタ・Gobi Paratha」への10件のフィードバック

  1. こんばわ^^
    私もそういえばカリフラワーっって苦手かもです><。
    こうして味付けをするんですね^^
    生地だけでなく、中身も作るなんてさすがねぇさん!!
    薄い『ナン』みたいなかんじでしょうか?
    ハチミツを付けてハニーな感じもどうでしょう^^

    1. フォレさん、こんばんわ〜。
      カリフラワーって、昔は嫌いだったけど、今は好きで生で食べます♪
      こうして細かくほぐしてしまって、スパイスで炒めたら、カリフラワーだってわかんないよ。
      私のこの生地は、ほんとにシンプルだったので、ナンよりも…お焼き、みたいな感じかな。
      今度は油を練入れて作ってみたいなー。

  2. 素朴だけど、とってもおいしそう~♪ クミン、ガラムマサラ、にんにく・・・あー、もう香りが想像できて、夕食を食べたばかりだけど、お腹がすいてくるわ~w いつか作ってみよう!
    バングラディッシュ、なんか行ってみたくなってきた~。^^

    1. echaloterさん、こんばんわ。
      うん、本当に「素朴」という表現がピッタリ。噛めば噛むほど美味しい、モノでした♪
      冷めても結構美味しくって、相方はスナックとして翌日食べてました。
      バングラデシュ、私もいつか、妹たちと一緒に訪れてみたいと思ってます♪

  3. キャー美味しそう!
    明日の休日はコレに決定~♪
    そういえば学生時代足繁く通っていたインド料理屋さんがありました。そこのチャパティも美味しかったなぁ。
    ご家族でインドへ移住したとかで今はありませんけど。
    カリフラワー、大好きなお野菜のひとつです。
    スパイシーな蒸し焼きは私もよく作ります。
    生のカリフラワーにお塩もいいですよね〜

    @バングラデッシュといえば・・・
    紅茶が美味しそう♡

    1. chanchanさん、こんな素朴なモノのこんな写真に、きゃーの反応、ありがとう〜♪
      そうなんよね〜、やっぱり、インドの人のつくるチャパティって、おっいしいっ!
      ちょっと焦げた感じもいいんよね〜。残念ながら、ビクトリアには美味しいインド料理屋はありませぬ。
      私もカリフラワー大好きなんです。洗って、そのまま生で食べてます。
      でも、こうしてスパイスで味付けするのも美味しいですね♪

      母はバングラデシュの紅茶が大好きでしたねー。ダージリンだったかな。
      混じりけのない、ふつーの紅茶を好んで飲んでました。

  4. こんにちは。
    これ、美味しそうー
    UAE滞在中にお料理を教えてもらった先生はバングラデッシュの方だったのですよ〜!papricaさん、小さい頃にいらっしゃったんですねー。がんばったんだけれど、結局、ありがとうも、バングラデッシュ語でわからんまま終わりました。
    中に具をいれて焼くんですねー。美味しそう。
    このごろ、バラータ焼く練習するのを忘れてたので
    久々に作ってみようかな〜
    ↓ってか、papricaさんマメですね!ヨーグルトも完成したのですねーすごいな。
    わたし、まだ玄米で作れてない。。。まだケフィア(ヨーグルト菌)のチカラに頼ってます〜(汗)

    1. kotoriさん、こんばんわ!
      ほんと?!UAEのお料理の先生が、バングラデシュの方だったなんて、びっくり!
      小さかったけど、記憶が鮮明でね、いつかまた訪れてみたいんだな〜。
      Kotoriさんの、あのめちゃくちゃ美味しそうなバラータ、ぐぐっても出てこないバラータ。あ、でも、今気づいた。
      バラータとパラタ。似てるよね。似てるー!
      ヨーグルトを混ぜるものや、ギーを折り込む物など、仕事の合間に色々と調べたんだよ…火付け役はKotoriさん。

      豆乳ヨーグルトね。あはは。しつこいでしょー? 食べ物のことになると、頑張ってしまいます。
      こっちではケフィアが見つからなかったよ。プレーンの豆乳ヨーグルトも見つけてませーん。それで、普通のヨーグルトスターターを使ってみました。
      発芽玄米は、私にはムズカシすぎました〜。

  5. こんにちは。
    へー、カリフラワーをホロホロにするとは初めて!
    焼きたてはスパイスが香っておいしそう!!!

    バングラディッシュに住んでおられたとは
    珍しいですね。

    小学校の頃の社会の授業で
    自由にテーマを決めて調べるという課題があり、
    私はなぜか飢餓について興味をもって調べ、
    「バングラディッシュは洪水が多いので、農作物が育たない」
    と知りショックを受けた思い出があります。
    1度行ってみたい国なので羨ましい限り!

    1. Yuiさん、こんばんわ!
      うん、このホロホロカリフラワー、なかなか美味しかったよ。
      ミンチみたいにしてベジなお料理に使えるかも。インドのお料理で、こうしてカリフラワーを使うこと多いらしいです。
      父が教師をしていて、3年間バングラデシュに住んでました。
      モノがないところだったから、両親は色々と工夫をしなきゃいけなくて大変だったみたいだけど、私や妹は遊びの中から色々と学びました。
      私が住んでいた当時は大きな洪水はなかったけど、乾季に野原だったところが、雨期には大きな池になってましたヨ。学校のプールにはカエルが泳いでました♪
      私もいつか。妹たちと一緒に訪れたいです。

コメントは承認後に表示されます。