みつばち

今年初のみつばちの一枚。

ape

「雪晃木(せっこうぼく)・Snowberry」の花。こんな小さな花にもミツバチたちが好きな花粉が詰まっているんだね。Snowberryは、とても頑丈な根でどんどん広がるので、庭に広まって欲しくはない草木の一つだけど。ミツバチが群がって花粉を集めている様子を目にすると、裏庭の奥のSnowberryには手をつけないでおこうかな、って思ってしまう。

ミツバチの数が激減しているのは、世界的に大きな問題。少しでも彼らの喜ぶ草花を植えようと心がけてます。数年前から庭に来るミツバチの様子を写真に収めたりするようになり、そうやってハチのおっかけをしているとどのミツバチがどんな花を好むのか、どの時期にどの花に群がるのか、といったことにも気づくようになった。去年は全体的にうちの裏庭にやって来た数が少なかったような気がした。それで気になってネットで色々と読んでいると、カナダの中部でも前年度よりもずっとミツバチの数が減ったといっていた。varoa mites が原因であったり、農薬や品種改良をされた植物の影響であったり。

ミツバチの生態やその社会性は複雑で神秘的な一面もある。時間ができたらミツバチの本をもっと読んでみたいと思う。そうそう、以前、ミツバチに関する「TED」トークを見ていて聞いたんだけど、ある種のトマトの受粉をすることができるのは「マルハナバチ・Bumblebee」だけなんだって。彼らの羽の振動は、音楽でいう「Code C」と同じで、その振動でなければ受粉できないんだって。マルハナバチを見るたびに、「Code Cの振動なんだね」と見つめてしまう。

P1120423

今年は去年よりもたくさんのミツバチに出会えますように。

*おまけ:また失敗のシナモンバン…

あーん(涙)。また失敗した〜。ふわふわのシナモンバンにならなかった〜。

cinnamon_bun

膨らみ足りない。バターと砂糖のけちりすぎ。クッキーみたいになった〜。うえ〜ん。

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「みつばち」への10件のフィードバック

  1. 私たちが普段目にする蜂たちも、どこかの養蜂場から来ているんだってね。
    普段目にする蜂も、野生の蜂はほとんどいないって聞いてビックリ。
    ホント、蜂がいなくなってしまったら、大変な事になるんだよね。

    うちの小さなベランダだけれど、せめて蜂が好む植物を植えたいなと思っています。

    1. Sachieさん、こんにちわ!
      そっかぁ。この辺りには個人でミツバチの巣を庭においている人たちがいるから、そいういうところからやってくるのかな。それとも、もっと遠いところからはるばるやって来るのかな。
      ミツバチたちを眺めていると、本当によく働くなぁって感心するよ。花粉袋がいっぱいになっても、まだ必死で集めていたり。
      どうか、間違って農薬がかかっている草花に行きませんように、っていつも思う。
      Sachieさんのベランダの花にもミツバチやってくるのかな? 

  2. papricaさん、マルハナバチの振動、知らなかったです、
    すごい、神秘だね。
    私も蜂の写真撮るの好きなのだけれど、撮るだけでなく、これからは、ちゃんと観察してみます。
    最近、わたしのまわりで養蜂を始める人が増えてて、私も勧められるのだけれど今は無理ー
    シナモンロール仕上がりは別ものでもきっとお味は美味しいでしょ、美味しそうに見えるよー☆

    1. pot-eriさん、こんにちわ~。
      そう、私も「Code C」の話を聞いた時は、なんて神秘的なんだろうって感動たよ。
      自然にあるものを眺めていると、なんてうまく調和を保っているんだろうって思います。
      そうそう!ご近所さんでもプチ養蜂をしている人がいて、興味津々。やってみたいなーって思う反面、始めたら私もきちんと面倒を見てあげないといけないし、自信なくって。
      シナモンロール。。。うーん。なんだかシナモンクッキーっぽくなっちゃった。もっとふんわりしたシナモンロールが食べたかったのにー。
      また気を取り直して挑戦しまーす!

  3. 野菜や花を育てていると、小鳥や色んな小動物との触れ合いがあるんですね。そして、それらを目にする人の興味を惹きつける。そういうことが重なって知識も増える。更にものの見方や考え方に影響を与えたりもする。人間の思考にとって環境が与える要素は大きいですね。
    北陸の山の中で写真を撮っていると、羽音がしてハチが寄ってくることが何度かありました。都会に暮らす私には単なる脅威か邪魔者でしかありません。貴女のように優しい目線でいられないのは日頃の環境の違いかも知れません。

    1. ヤングさん、こんにちわ!
      そうですね、私もこちらに住むようになってから、特にブログを初めてカメラを持ち歩くようになってから、周りの生き物たちの生態に注意を払うようになりました。
      そう思うと、ファインダーを通して普段の生活を見なおしてみるのって、新しい発見につながるんですね♪ 
      ミツバチはすぐ近くまできても、私を刺したりしないから可愛らしいです。一方、スズメバチたちは怖いー。それに、ココにはあまりいませんが、蚊や蝿は… 優しい目線では見られないです(笑)勝手なものですね。

  4. はろー、気持ちのよい日曜日をお過ごしかな。
    snow berryの和名、初めて知りました。素敵な名前。日本語って漢字の組み合わせでなんともいえないニュアンスが出せるよね。

    蜂はほんとに減ってるらしいね。去年イギリス行った時に見たTVのドキュメンタリーでは、サイダリーのオーナーがリンゴの受粉のために大量の蜂を確かトルコから輸入していました。世界的な問題なんだね。しかし蜂の写真が撮れるってすごいよ。バンブルビー(いつも思うけどかわいい名前)の振動?波動?の話し、面白い!わたしもこれからcode Cの振動に耳を傾けたいと思います。

    Vic Festは楽しかったけど、日が陰ってからはけっこう寒かった。わたしはジャケット着て、スカーフぐるぐるしてました。夫なんてトゥークかぶってた、ははは。でも夏には一度は屋外で音楽聴いて踊れると嬉しい。

    うちの芍薬は薄いピンクです。実はpapricaさんちみたいな濃いピンクか、やはり白の方が好き。うちのは元々あったやつなのでね、好きな色を植えればいいんだけどさ、ははは。
    うちの夫はガーデニングの仕事をしてるんですわ。彼は植物と庭が大好き。そこはほんとにぶれない。なので家を買った時も、家というより土地と(住宅地の割には庭が広い)、グリーンハウスがあることに惹かれて選んだと言っても過言ではない。さらにラッキーなことに以前のオーナーさんがirrigation systemをすでに敷地中にめぐらせていたので、夫はその一部を利用してベジガーデンに水をひいたと、そういうわけなのです。
    でもねえ、この辺(エスクワイモルトのロックハイツという大きな公園の近く)は鹿との戦いが大変でねえ・・・涙。数年前にディアフェンスを建てたんだけど、いやあ、あれはほんと重労働だった。papricaさんちは鹿はどう?Gusが追い払ってくれる?

    1. mkさん、コメントありがとうございます。
      週末ってどうしてあんなに短いのでしょう… 気づいたら日曜の4時で、ちょっとブルーになったり。
      mkさん、イギリスにも行かれたのー?いいなぁ。そうそう、世界的にミツバチの数は激減しているんだよね。普段、当たり前にしてスーパーで買っている野菜や果物が食べられなくなったり、受粉されるべき時にされないで途絶えてしまう植物もでてきたりするって。mkさんの旦那様、ガーデニングのお仕事をされているの?! すごーい!いいなっ。
      だったら、お庭に巣箱をおいて養蜂されてはどうでしょう? 草木に詳しい旦那様、頼もしいなぁ。

      mkさん、プログラマーなのね。コードCの勉強されているんだー。うひゃー。使えるスキル、素晴らしいです。
      あ、はい、この辺りも鹿でますよっ。今年はまだ鹿の被害にあってないけど、狸が… 彼らは手強いです。。。

      1. いやいや、プログラマーじゃないよ。仕事は民間会社のファイナンス部で働いてるよ。(受けてるコースもそれ関係)

        ガーデニングに詳しい夫と働くのはね、いいようで難しい。だって要求が高いんだもん。わたしは全然初心者なのにねー
        狸はうちもいます。住み着いてる。よくコンポストを荒らされます・・・・

        1. mkさん、おはようー
          ほほぅ。民間のファイナンス部? かっこいい〜!仕事関係でコースをとったりするのですね。C言語、頑張ってくださいね!
          そっか。プロのガーデナーだもん。やっぱり、適当でも楽しめればイイ、っていうのはプロ意識に反するんですよね。そういう時はもう、全部お任せしちゃいましょう。
          うちの相方は庭のプロでも何でもないけど、彼には彼なりのこだわりや美意識(?)があるから(らしいです)、彼が手をかけるエリアっていうのがキープされていて、そこには私はなにもうえちゃいけないんですよー。ま、そうやって、テリトリーを分けている方がわかりやすいです。
          タヌキの害は… たまりませんよね。鹿よりも厄介です。

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