フジツボ(Barnacle)は見たことありますね。
岩場に行くと、表面にいっぱい山形の貝殻のようなものがへばりついていたりする。アレです。船の表面や、港などでは木や鉄の杭の表面などにもへばりついて群生しているの。あぁ。。。気持ち悪い。ああいう風に小さいものがぐわ〜っと集まっているのって、視覚的にダメ。蜂の巣、湿疹、蓮の実、同じようにビジュアル的に受け付けない。小さいころ、岩場で滑ってこけて、フジツボですぱっと手のひらを切ったこともある。あぁ〜、ダメダメ。
なのですが。一ヶ月ほど前に海岸を歩いていたとき、ふと見つけたのが「フジツボの殻」。それがとってもきれいに見えて。拾ってもって帰ってきた。
ちいさな火山の様で。妙に惹かれて。フジツボが死んで、岩場から剥がれ、海岸に打ち上げられて太陽の下で真っ白になったもの。
フジツボって、見た目が気持ち悪いだけではなく、その生態がとても「インタレスティング」。それを神秘的ととるか、奇怪ととるかは、人それぞれですが、私は「きもちわるーいっ」って思いながらもコワイもの知りたさでちょこちょこ生態チェックをしてしまったタイプ。
ぐぐったら断面図なんかも出てきますが、コレ(↓)はとても分かりやすく説明してくれている。と思う。
フジツボって、カニなどと同じ甲殻類。でも生まれてしばらくはプランクトンのようにフラフラ漂っているんだって。しばらくして定着する場所を見つけて落ち着いたら、一生そこにへばりついて暮らすんだよ。ヤドカリのように引っ越したり移動したりできない。あの小さな山形の中に、これだけ(↑↑)の構造が組み込まれている。動けないフジツボたち、何故にあんなにもたくさんより集まって暮らしているのか不思議でしょ?
フジツボは雄雌同体なんだって。つまり、一個体の中にオスとメスの性器があるのね。上の図でも「Penis」と「Ovary」があるでしょ? だったら自分で自由に好きなだけ子孫を増やして、それであんなふうに群生していそうなものなんだけど、そうじゃないんだよー。雄雌同体なのに、時期が来るとPenisをぐんぐん伸ばして、近くにいるフジツボさんとわざわざ交尾する。その長さは体の何杯も伸びるらしい。そして、メスの役を請け負ったフジツボさんは、子供(プランクトン)を生むんだそうです。
ふむ。。。フジツボが餌をたべている様子(足と呼ばれている部分をしゃかしゃかと出したり引っ込めたりして、周りに浮遊しているプランクトンをかき集める)なども、検索すると結構でてくるのですが、やっぱりビジュアル的にだめ〜。
だけど、彼らの生態や体の仕組みは、ちょっと面白いです。
岩に張り付いて生きているものは、見るとぞっとするんだけど。
死骸には惹かれるワタシ。
フジツボって、平均寿命はどれくらいなんだろうね。
と、思いながら今日も海岸を歩き、一つ見つけました。
知らないことって星の数ほどあるんだな。さっとネットで検索して、フジツボの生態について知ったり動画まで見ることができる時代。便利なものです。
と、全く、どうでもよいことなのですが、真っ白のフジツボの殻がとてもきれいなので紹介してみたくなりました。
秋の雲。
小さいからって、バカにはできない。
タンカーとか大型客船も、フジツボのせいでスピードや燃費性能がおちる。とるコストもすごいらしいよ。
きょうの海と空いいね。
いつもうらやましい。
asoboさん、こんにちわー。
へぇっ!そうなの?フジツボが船体にくっついているせいで、スピードが落ちたりするんだ! びっくりです。
ほんと、彼らはしっかりと根を下ろす(?)から、少々のことでは剥がれ落ちないよね。大変だ。。。
二日前のこの空、秋っぽいでしょう? 今日は曇り。3連休なのに天気予報はいまいちだよ。
そちらも少し涼しい風が吹くようになりましたか?
こんにちは!フジツボのことなど初めて知りました。面白いですね。私は、動かないフジツボは何とも思いませんが、同じ海岸で数多く走り回るフナムシのほうが嫌いですね。
要はルーム・シェアで同居はしてるけど男女関係はないということですね。ハンガリーでボクの生徒だった大学生の男女がルーム・シェアで住んでいましたが、その仲はフジツボ関係でした(笑)。
ヤングさん、こんにちわ!
あははっ。。。フナムシ。しゃかしゃかしゃかっと走り回るんですよね~。結構体が柔らかくて、ぱんっと弾いたら崩れちゃう、あれですね。
海岸で見かける分には大丈夫ですが、バスタブや風呂場に出たりすると叫びそうです。
ぷぷっ。フジツボな関係。いいですね~それ。フジツボ夫婦、も意外に多そうですね。。。
papricaさん、こんにちは!
いいですね~『ふじつぼ話』 ためになります。
papricaさんのブログ こういうところが何とも好きっ(^^)v
怖いもの知りたさでググるところが、papricaさんらしいですね^^
何にでも好奇心を持つってことは、若さの秘訣らしいですよ。
岩に張り付き状態にはゾッとして、死骸には惹かれるというくだりには大笑い!
つぼ にハマりました^^
何でもすぐに調べられるいい時代になりました。。。
ぐおんっ ぐおんミキサーで美味しいの作ったらまたアップしてくださいね♪
それとGUSくんの後ろ姿にはノックアウトでした。
人の後ろ姿はもちろん、動物さんたちの後ろ姿の写真ってほんとに可愛いものですね。
sankichipippimeguさん、こんにちわー。
ふと調べてみてびっくりするような事実ってありますよね。色々と見ていると、フジツボの殻を外した体だけの図、なんかもあり、小さなエイリアンの様で異様でした。殻がなかったらそのまま泳いだり歩いたりしそうだなぁ、と思ったり。
フジツボについて少し知ってからは、岩に張り付いている彼らを見る目が変わりましたよ(笑)sankichipippimeguさんは、抵抗ありませんか?
あはっ、ツボにはまった、とはウマイですねー。
ミキサーでは、あのピザでデビューしたあと、クッキーを作って、昨夜はりんごのケーキを試してみました。混ぜるのが楽しいですっ。
いつも見てくださってどうもありがとうございます。
パプリカさん、
私も、てんてん系はだめです。あと、キーっていう金属同士のこすれる音とかも。草間彌生とかもギリギリ。フジツボかあ~。やっぱり海があるんだよね(当たり前か)。ここは内陸なんで海恋しいわ~。昨日、SYLLABUS送られてきて、すっごいいや~な気分になりました。学校いきたくないよ~。ぐすん。
Kumasakiさん、こんにちわ~。
でしょでしょ? てんてん一杯はダメー。ぞぞっとするぅ。
金属のこすれる音はOKヨ。爪と黒板のきーっ、も苦手な人多いよね。草間彌生!あはっ、そういえばそうだねぇ。でも彼女の平面作品なら大丈夫。私はたぶん、てんてん、ブツブツの一つ一つが立体的に密集しているのがダメみたい。わはは
フジツボ、送りましょうか?
おおーーー、シラバスかぁ。また始まるねぇ。大学のキャンパスも人増えてきたよ。来週が怖い。とっても。。。
今回は何をとるの?
やほー。
今回はconsulting と categorical data analysis です。
最初の方はoral exam あるらしいから、きんちょー。はぁ~だよ。
kumasakiさん、おはよう。
へぇ。コンサルティング?! データ分析? 名前からして難しそう。。。コンサルティングにも色んな分野があると思うけど、kumasakiさんのはサイエンス系のだよね。
すごいなぁ。えらいなぁ。こつこつと積み上げていくところ、素晴らしいよ。
頑張ってねっ!
フジツボの断面図まで登場したこの投稿、笑いながら、でも「こんな構造だったのか…」と、口をあんぐり開けて読みました。
いやぁ、mouth、stomach、intestine、anus等々、私と共通の器官があんな殻の中に詰め込まれていたとは!でもせっかく雄雌同体なのに、わざわざ別の個体と交尾するなんて不思議だねぇ。ちょうど交尾の時期に行き当たったら、まじまじと観察してしまいそう。
私は視覚的にぞわぞわするのは、上述のヤングさん同様、フナムシだなぁ。裸足で歩いている時に、岩一面を覆っているフナムシ軍団を見かけると、ガラにもなく悲鳴を上げてしまいそう。
mhさん、こんにちわー!走ってますかー?ずいぶん涼しくなってきたから、こういうのってランナーには理想的な気候なのでしょうねぇ。
断面図、いいでしょ?わかりやすく図解されていて、コレはキープ!って思っちゃった。
そうそう、あのちいさな一つ一つに、これだけの器官が組み込まれていて、食べて排泄してパートナーを探してってことやってるんだよー。面白いよね。
オス、メスのどちらにもなれるわけで、ある時はオスとして男性器をぐんぐん伸ばしてメス(オス活動していないフジツボさん)にコンタクトするんだよ。いや、オス活動していてもメスとして受け入れられるのかなぁ。その辺のタイミングはわからないデス。。。
うっ。裸足で歩いている時にフナムシかぁ。それはキツイっ。フナムシの生体、調べてみます?
今まで フジツボに特に興味を持ったことがないですが~
そういえば 不思議な生命体ですね~
ヤドカリみたいに そこに転がっている殻にはいるのではなく
カタツムリのように 自分で殻も作っているのですね。
papricaさんの画像のように
こうやって 単体として眺めると
なかなか風流な形ですねえ。
富士山の形が 名前の由来なのでしょうねえ~
日本版ウイキによれば
(東北地方では大型種のミネフジツボをツボガキと呼び、食用とする。)
たしかにネットでも販売されてるサイトが見つかりました。
結構高値です。1kg(10~15個)7500円。
なんでも食べられるものなんですねえ (ё_ё)
Nonさん、こんにちわー。
不思議ですよね。とっても。そもそも、プランクトンみたいな幼生が、きちんと殻を作って定着するっていうのもすごいです。どれくらいの速さで一箇所にへばりつくことができるのか、も気になりますねぇ。
以前、フジツボ苦手なんだと友達にいったところ、彼女が「でもあれは食べられるんだよ。珍味だよ」って言ってました。本当なのですねぇ。
あんなに小さい体の、どの部分を食べるんだ!って思ったけれど、大きなサイズのフジツボもいるんですね。
今でさえ、サザエの壺焼きを喜んで食べますけど、子供の頃は気持ち悪い~って叫んでました。きっと、なれるとフジツボも難なく食べちゃうようになるのでしょうか。。。
藤壷とは関係ないけど、お引っ越し、ご苦労様でしたー。
ワードプレス仲間が一人減って残念。。
papricaさん、新しいブログでもマイペースで頑張ってね〜。
ゆきさん、こんにちわー。
え? 引っ越し? って、いつの話?
2年ほど前に自分でサーバースペースを契約して、そちらに移ったんだよ。でも、使っているのはWordpressのテンプレートだよっ。
あ、購読リストには出てこないようになってるのかなぁ。私の購読リストにはYukiさんのはちゃんと出てるよ♪
なので、ワードプレスよ~。
じゃ私、2年前の記事を二日前に見たんだ!(爆)
どうして〜??夢?(笑)
ゆきさん、謎がとけたよ!
以前のwordpress.comの方から、今の.comの方に自動転送の設定をしていたんだけどね、有料だったので今年は「もういいやっ」ってはらわなかったんよー。
そのせいで、期限が切れた二日前に、wordpress.comの方のアドレスをクリックすると、最後の記事が(引越しします!)が出てきたというわけでした。
お手数ですがリンクアップデートお願いします〜。ややこしくってごめんなさいネ。
ほんとうだ〜白い火山みたいね♬
前に海へ行った時 よく貝殻を拾ったけど、必ず入ってました、
フジツボが〜〜〜♫
そう、知らない事って たくさん有りますね
最近、ヤングさんのブログを見てビックリした事は
世界には珍しい秘境が かなりある事!
早速、本を取り寄せました♬
何事にも好奇心があるのは、とっても良いことだそうですね
v(^_^v)♪
ハナマメハハさん、おはようございます!
でしょう?貝殻の中に混じってますよねっ。 私の行く海岸では、あるスポットにはちらほら落ちてるんですけど、どこにでもあるってわけでもなく、見つけると嬉しいです。
ヤングさんのあの世界の秘境の写真集、素晴らしいですよね。見ているだけで心がとろけそうでした。
ああいう写真を見ると、地球って本当に綺麗なところなんだなぁと実感します。いつまでもこの姿をとどめていて欲しいですね。
そちらも少し過ごしやすくなってきたそうですね♪