週末より。Fall Collection.

きらきらな快晴の秋の日が続いているビクトリア。秋の光の収集、楽しんでます♪ 週末辺りから少し下り坂だっていうし、夏も短ければ、こんな風な最高の秋の日も長くは続かないもの。しっかりと吸収してま〜す。

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実は先週末の土曜日は、私たちの住んでいる地域の区長さんが主催した集まりに、わざわざ大学まで行ってきた。ビクトリアは年々人口が増えていて、地価もまだ上昇している。若い世代が家を買えない現状です。それを理由に、好ましくない開拓・改築がどんどん進んでいる。味のある小さな古い家を取り壊し、敷地ぎりぎりまで馬鹿でかい家を建てるディベロッパーたち。フォーリンバイヤー(多くは中国人…)も増えてきている。私たちの住んでいる地区は、お年寄りが多くて古い家も多い。ゆったりとした敷地に建つ家もたくさんある。ディベロッパーたちはコレを放ってはおかないわけ。今の区長さんは金儲け主義なもんで(←なんでこの人が当選したのかわからないっ)、まぁ、聞こえのいい理由をつけて「Infill Housing」を推し進めているのです。一つの家を2つや3つに分けたり、土地を分けて家を建てて売ったり。必然的にこの地区の密度が上がるんだけど、そうすることで若い世代が住めるようになる、っていっていた。嘘ばっかり。このミーティングでは「今日はとにかく皆さんの声を聞きたいだけですよ。何も決まったわけではないですから」って言ってたけれど、区長さんたちが何をしたいのかというと、こういうInfill Housingを地区の条例で認めてしまえば、土地をばんばんスライスして家を増やせるわけで、つまり戸数が増えればそのぶん税金もかき集められる、というわけ。

ゴンザレスビーチ
iPhoneで撮ったの、コレ。スマホカメラの性能も良くなったもんだ。

そういう背景が分かっている人たちがたくさん集まっていたので、ミーティングはかなり「熱かった」。こういう集まりに行ったのはこれで3回め。私は多分、集まった人の中で一番若かっただろうし、たった一人のアジア人だったよー。そう、まだまだ白人のお年寄りが多い地区なのです。私的には、現状維持でこの地区の良さを保って欲しいな。

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話はそれちゃったけど。そんな集いのあと、Gusを連れて散歩。

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G:なにかんがえてんのー?

。。。と見上げるGus。色々と思い巡らしてしまった。

ここでは「蜘蛛」や「蜘蛛の巣」も秋の季語。どこからともなく蜘蛛たちがたくさんでてきて立派な巣をはる。

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みえるかな?白い蜘蛛。

ベースメントにも、大きなものが現れるヨ。この辺りでよく見かけるのは「ウルフスパイダー」か「ホボスパイダー(Hobo spider)」。どちらも家の中の小さな虫を食べてくれるし、ニンゲンに害を与えることはないので私は気にならない。けど、蜘蛛の巣がね〜。ドアを開けたところに大きな巣を作ってくれたりすると気づかないもんでさ。朝一番に顔全面で蜘蛛の巣を破ってしまったり。あまり気持ちのいいものではないです。

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大学の秋学期がスタートして、今日で一週間!キャンパスの若い学生さんたちを見ていると、わくわくする。でも、一気にキャンパス内の人口が増えたもんで、そのバイブレーション(?)に疲れている自分。まだ火曜日なのに、週末が待ち遠しいな。

あ、そうだ。週末にひとつ試してみた「パリパリ・フォカッチャ」。ブログのお友達のtomさんafricaさんが、す〜っごい美味しそうに作られていてね。おふたりともお料理のプロだから、私にもできるかどうか聞いたみたら、伸ばすのを気をつけて sinomaiさんのレシピを基本に作ればいいとのことだった→レシピ☆

パリパリ フォカッチャ

何かが違う。。。失敗。春の終わりににんにくの芽のペーストを作って冷凍していたのがあったので、それを間に挟んだ。パンの部分が全然「ぱりっ」としてないやーん。ふむ。頑張って伸ばしたのにな〜。もっともっと薄くしなきゃいけないのかな。味は悪くはないんだけど、食感がね。。。なんていうか。「ダンボール」みたいだった。

なんでかな〜。相方はペーストの味がにんにくすぎるから嫌。と言って食べてくれなかったので、私一人でダンボールフォカッチャを消費することになってしまった。味は悪くないのになー(私的には)。

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相変わらずの、ハッピーGusちん。「ぼくちん、だんぼーるたべるよー」とでも言ってそうな笑顔。。。

happy autumn collection☆

 

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「週末より。Fall Collection.」への4件のフィードバック

  1. こんにちは、papricaさんが住んでらっしゃるところも英国と同じ問題が起こってるんですね。
    やはりこちらでも特にロンドンは外国人(そちらと同じで中国人です)が投資目的でどんどん住宅を購入するので値段が高騰して若い人たちが買うことが出来ません。それで家が足りない、足りない、って問題になってるんです。そんなこと言うなら外国人に家を売らなければいいのに、と夫は言うのですが、国としては外国からのお金の流入を当てにしているのでしょう。悪循環です。
    最近では英国特有のシステムであるグリーンベルト(開発を許さない緑地帯)を潰して家を建てられるように法改正しようという動きも出ています。
    不都合なことは改めるべきだと思いますが、私もpapricaさんと同じく、良い伝統はなるべく残して欲しいと願います。

    ↓大きなトマトですね~!あまりにも立派なので食べるの躊躇しちゃいますね!

    1. Saoriさん、こんばんわ♪
      そちらでも同じ状況なのですね。。。 ロンドンの地価(物件)の高騰はとんでもないっていうのは聞きますが、その原因がココで起きているのと同じだということは知りませんでした。海の向こうのバンクーバーなんてもっともっとひどいんですよ。中国のお金持ちはとにかく中国内に自分の資産を置いておくことに不安を感じているので、なんとしてでも海外に出て投資することで資産を守ろうとするんですってね。カナダの移民法も変わって少しは厳しくなったらしいですが、ちょっと前までは家を買ったりビジネスに投資すると高ポイントがもらえて居住権を得やすくなっていたそうです。
      ほんと、誰に売るかを選べばいいのに、って私も思います。が、結局はお金なんですよね。。。
      「アジア人」にのっとられてしまった様なバンクーバーのあちこちから、このビクトリアに越してくる白人さんもいるそうです。この辺りはまだバンクーバーのようにはなっていないから、というのが理由で。今回のこの「Infill Housing」を合法化するよりなによりも、まずは今ある条例の建築基準法を見なおして、フォーリンバイヤーたちがめちゃくちゃな家を建てたりするのを取り締まって欲しいです。

      p.s. Saoriさんのスコットランド旅行記、楽しいです〜。あの「すんごい行きたそうなおトイレのサイン」、ツボでしたよ。両手叩いて笑っちゃいました〜。

  2. ビクトリアもそうなんだ。
    日本はもっとひどいよ。大手ゼネコンが目を付けると、あっという間に隙間のないくらいに家が建ち並んだり、大きいコンクリートの塊みたいなマンションが建ったり。小高い丘なんか、家が建ちすぎてぼくの目にはスラムに見える。
    それにしても、ビクトリアの空気はきれいだね。
    日本は美味しい秋の果物が出回り始めたよ。少し前にイチジクのコンフィチュールを作った。そろそろ、洋ナシのもつくろうと思っている。
    イチジクと洋ナシのは、とても評判がいい。ミカンやリンゴ(紅玉)もそろそろ出回りそうなので、ちょこっと忙しくなりそうです。

    1. asoboさん、こんばんわ〜☆
      そうなの?? 日本でも同じなんだね… 日本の都市なんかでは、ココみたいにミーティングで話し合いなんてないよね、きっと。住民だって建築の基準法に詳しい人だって少ないだろうし。
      こちらでも、敷地いっぱいいっぱいに馬鹿でかい家を建てる人たちが増えてきているんだよ。。。こじんまりとした家々の並ぶ通りに、突然大きな箱のような家がそびえたったり。開いている土地を放っておかないのがニンゲンなのかな〜って悲しくなるよ。

      いちじくと洋なしを使ってコンフィチュール? 美味しそう〜! 親戚の方にプレゼントするの? asoboさん、お仕事だってすごーく忙しいのにホント、まめねぇ〜♪ おいしいものを作ったり美味しいコーヒーを研究したり、感心しちゃうよ〜。