はい。そうなのです。昨日も一昨日も、今日も明日も、ビクトリアの家におります。
愚痴っぽい投稿になっちゃうので、流してくださいねー。
でも、聞いてっ!!!
お題のとおり。
旅には行けませんでした。
涙。
いやぁ。今回はかなりショックで立ち直るのに2日かかった。
簡単に言うと、天候不良のため目的地への便がキャンセルされたから。
今回の小旅行は、バンクーバー島の北にあるTofinoで3泊の予定だった。はぁ。。。こうして今言葉にして書くのも、まだ辛い。
ビクトリアからトフィノに行く人たちは、大抵が6〜7時間車を走らせる。同じ島にあるんだもん、車で行きゃぁいいのだろうと思う。でも相方に運転させるのは怖いし本人も「無理」って言ってた。私もそんなに長時間運転したことがないし、トフィノの近くは細いうねうね道が続くそうで自信もない。ひとりでゆっくり行くなら話は別だろうけど、相方とチューイを連れて7時間も慣れない道を運転するというストレスに絶えれないと思った。
でも、トフィノに行きたいなー、みんなで行けたらいいなーってずっと思っていた。調べていたらビクトリアのハーバーからヘリジェットが飛んでいる!ということを見つけて、コレなら行けるかも!と。予定を組んだ。ヘリジェットはビクトリアからバンクーバー(リッチモンド)まで20分。そこで20分休憩して、そこからトフィノまで50分。実際に乗っている時間は1時間ちょっとだし、チューイもなんとか大丈夫だろう。ヘリジェットからの景色、特にバンクーバーからのインレット上空はきれいだろうな〜ってときめいていた。
出発当日の月曜日の朝、チューイと長めの散歩をしていてふと「霧が出てきた。。。」と、嫌な予感がした。
出発する半時間前にヘリジェットからメッセージがはいり、「今現在は予定通り運行ですがWeather Aleartが出ています」という連絡が入った。マジかよ。。。やめてくれ。。。
電話するも、もちろん繋がらず。タクシーでヘリジェットの乗り場まで行った。私たちの便は予定通り午後1時発だった。でも、シアトル行きやバンクーバーダウンタウン行きはキャンセルや遅延の知らせが出ていて、チェックインカウンターの辺りはかなり混み合っていた。
小さなスーツケースひとつを引きずり、チューイのクレートを担ぎ、チューイを引き連れ、相方はとにかく椅子に座らせ、、、もうこの時点で目が回りそうでした。チューイはそばにいるニンゲンみんなに尻尾振って飛びついてるし、クレートのドアがぱたぱた開き出すし。自分には手が4本あるんじゃないかと思うような技であれやこれやをさばいて、とりあえずチェックイン。カウンターのお姉さんが「トフィノへの便がバンクーバーから飛ぶかどうかは、バンクーバーに行ってみないとわかりません。もしキャンセルになったら、折返しの便が出ます。」と。。。
とりあえず行くか。。。
ビクトリアからバンクーバーまでは晴れてたのヨ。
クレートの練習をしていたけれど、本番では「いやだよいやだよ」とぐずったチューイ。オシリから無理やりクレートに押し込んで搭乗。笑。
まぁ。クレートに入ってからもしばらくはきゃいんきゃいん鳴いてた。乗っているひとたちに「すんませーん。始めてのことなので。。。」と謝る私たち。でも、ヘリジェットが離陸するとぴたっと泣き止んでこの通り↑↑ 見えるところにクレートを置いてもらえたのは良かった♡
なにせ小さなヘリジェット。大きな飛行機についているような「レーダー」がないんだって。だからパイロットは空路がきちんと見えないと飛べないんだそうです。
20分の上空で「あー、カミサマホトケさま、雲を吹き飛ばしてくださいませ。私たちを安全にトフィノまで連れてってくださいぃー」ってお願いしていた。
バンクーバーリッチモンドに着き、トフィノ行きのチェックインをするためにカウンターに行ったところで、もうわかった。私たちと同じ便に乗っていた若いカップルの落ち込んだ顔、カウンターのお姉さんの「申し訳無さそうな」顔。
誠に申し訳ありませんが、トフィノの天候不良のためキャンセルになりました。ビクトリアへの折り返し便は5時45分(4時間後かよっ!)です。。。とな。
若いカップルは新婚さんだったのかなー。ビクトリアを観光して、ヘリジェットでトフィノに行って、っていう予定だったみたい。彼のほうが「ビクトリアに送り返されても困るんだよっ。別便でトフィノにいくオプションはないのか?」と鼻息を荒くしていた。
私たちはもう帰るしかないということで、後回しにされまして。待っている間にトフィノのホテルに連絡し、行けなくなった事情を説明した。
宿泊まで24時間をきっているので、返金はされない。とのこと。ゼロよ、ゼロ。全てパー!3日分すべてっ!
鼻血出そうだった。。。 トフィノは僻地だから、ぎりぎりになってキャンセルされても別の客を迎えることはほぼ無理だから、、、責任取ってね、という理由。そういうことはキャンセルについての説明には書かれていたしわかっていたけれど、天候不良やでっ!私らのせいとちゃうやんっ!!!
もう、ショック過ぎて。残念な気持ち、ショック、悔しさ、憤り、疲れ、、、足元で笑いながらグイグイくんやってるチューイ、疲れた顔した相方(にスニッカーズバーを与える)。なんか泣きたいけど泣くに泣けない疲労感。
一本早い午後5時の便に空席がでたので、それでビクトリアに戻ってきた。
私たちは45分早くビクトリアに帰れたけど、、、私たちのスーツケースは間違って後の便に入れられまして。「すみません。。。明日とりに来てもらえますかね。。。」となっ!
家に戻り。なんか、色んな感情(ハッピーではない感情)が溢れてきて、誰かを責めたかったのだろう。相方を責めた。ごめん。何ヶ月も前からひとりであれこれ計画して、これなら相方でも大丈夫だろうかと準備してきただけに、なんか悲しくて悔しくって。
今回のこの「行けなかった旅」で学んだ・気付いたこと。
- トラベルインシュアランス(旅行保険)には入っておこう。どんなに短い旅であっても。
- 私はストレスに弱い。極度のストレスの元に置かれると自分のことで精一杯。人の世話はできなくなる。
- トフィノにヘリジェットで行くのにはリスクがある
- チューイはよく頑張った。ストレスを感じても笑っていてえらい。
- タクシーのアプリは良い。正確にオンタイム。
- パニックになったときには、ソフトな落ち着いた声で話すと自分も落ち着く
- ひと・イヌを連れて旅するのは大変
- 「こんなに私は頑張ったのに」って押し付けがましくなるのなら、最初からやるな(←私への教訓)
いやほんと、自分のキャパシティの小ささを思い知らされた。
ホテルはね、一歩譲って(?)一日ずらして3泊しに来ませんか?っていうオファーを出してくれた。でも、翌日、同じことをリピート・ワン・モア・タイム!する気力がわたしにはなかった。相方はもちろん「無理」って言ってたし、チューイにとってもかわいそう過ぎる。払い戻しは一切できないので、クレジットカード会社に問い合わせて「保険」の申請をすることをおすすめします、ってホテルのひとが提案したので、翌日その手続で銀行に行き、電話をし、オンラインであれこれ書類を送り。。。完了。いくらかでも戻ってくるといいけど、あまり期待はせずにいようと思う。
2日たち、ようやく気持ちが落ち着いてきた。とんぼ返りさせられたけれど、帰ってきて「ほっ」とできる家があるのはありがたいなぁ、と思えるようになった。あんなストレスを感じてクレートに押し込められてヘリジェットにのせられたというのに、チューイはケロっとしてその夜もご飯をしっかり食べて爆睡。翌日も、くらーーーい顔をしている私を見て「さんぽいこ。」と笑っていて。全く何事もなかったかのように。
それがえらいなぁ〜って感心した。イヌだから、なんだろうけれど、「ニンゲンってなんでこんなにややこしくて面倒くさいんだろ」とも思った。
チューイの可愛かったシーン。
家を出る3時間ほど前から、玄関脇に置いたクレートにはいってスタンバイ。笑
おいらもいくんでね。
とでも言わんばかりに。行く気満々、準備万端だったのでしたー。笑。
まぁ。トフィノは今回ではなかったのかな。また、いつか。仕切り直して行けたらいいな。
すごく残念で、自分に置き換えてもショックで立ち直れなさそうな出来事の話なのに、「鼻血出そうだった。。。」のところで、思わず吹き出しちゃった。
ごめん、papricaさん。
なな艸さん、おはようございます♪
私もようやく、客観的に見て「ははは」とから笑いできるようになりました〜。二日ほどはフリーズ状態で、感情を処理するのに疲れました。
いやぁ、こんなこともあるんですね。お天気はどうしようもない、安全第一、っていうのはわかるんです。ただ、ホテル代が全額パーっていうのが、、、今もキリキリしますぅ〜
翌日はワシワシと庭いじりしましたよ!!
うーん、とっても残念だったね。なんだか考えただけで悲しくなるよー。来年の春にでも行かれるといいね。
そんな時は庭いじりとチューイの散歩で気分転換ができますように。ねぇ、信じられる?あと少しで9月も終わるよー。
Sachieさん、こんばんは!
聞いてくれて(読んでくれて)、どうもありがとうね♡
ちょっと落ち着いてブログに書き出して、すっきりしたよ。
そうなのっ!とんぼ返りさせられた翌日は、ずどーんと落ち込んだんだけど、チューイと歩いてその後がっつり庭仕事したよ。汗流して!不思議よね。土いじりしていると、気持ちもほぐれてくるんだもんねー。
9月があと4日で終わるなんて。信じられなーーーい!
ブログが更新されない間、きっと今ごろ旅行を楽しんでおられるんだろうなー と思っていたのに、行けなかったとはーー。まさかでした。でも、papricaさん、気分が悪い時の自分の感情をしっかり分析までしてすごいです。それと、チューイのシンプルさに、えらいなぁーと言いながら、犬だからなんだろうけど(笑)って! ウケました。確かに犬だからなんだろうけど、力がもらえますよね。犬の存在、すごいなーー
なぜか、思っていた場所に行き着けないってこと、ありますよね〜 きっとそのうちトフィノ行ける日がきますよ! お疲れ様でした。
ボーダさん、聞いてくださってありがとうございます〜。
久しぶりに大きなショックを受けました。準備をがんばった分、楽しみにしていた分、振り子の揺れ(?)も大きかったというか。
ふへ〜っと凹みました。でも、二日ほどたつと「今回のこの時期じゃなかったんだろうなー」っていう気もしてきました。あの新婚さんみたいに、天候がどうであれ「なんとしてでも行くしかない」状況と比べたら、私たちはほっとする家に戻ってくることもできたわけだし。
チューイはえらかったです。笑。本当に、今回はチューイの脳天気で前向きハッピーくんの性格に救われました。「今」だけなんですよね、イヌって。
はい、また気を取り直していつか、トフィノに行きまーす!
ああ、残念!Floaot plane, helijetは天候に左右されるものね。旅の途中で悪天候で身動きがとれなくならずによかった~、と思えば高額なホテル代も代償としてよいかも(と無理矢理ポジティブにね♪)次回の旅を楽しみに過ごしてね
Cecileさん、ありがとうございます〜♪
フロートプレイン、九月後半はやっぱり避けるべきでしたね〜。
でも、本当に。Cecileさんの仰るとおり!トフィノから帰ってこれなくなっていた可能性も大!でした。だから、Comfyな家でのステイホームバケーションも良かったのかなって、今日になってようやく思えました。
いやーーー、しっかしホテル代は痛いっ。帰った日は板チョコ一枚、狂うように食べましたよー。アルコールに手を伸ばさなかったのは偉い、私!笑。
そうですよね。次回がありますよね!
わーん、そうだったんだ!涙
それはショックだったね……しかもホテル代。1日目は24時間切ってて返金不可だったとしても2日目以降は返金してくれてもいいんじゃない?と思ったよ。
そういえば、わたしも10年以上前にそういうことあったの。一人旅でアメリカに行くつもりで、成田に行ったら、空港カウンターでなんとわたしのパスポートが電子化されてないから乗せられないって言われてさ……。アメリカは、911後だったか、電子化されてないパスポートを受けつけなくなったから、飛んでも入国できませんよって。もう頭が真っ白になったよ……。旅行会社を通して取ったチケットだったけど、1円も返金されなかったよ。周囲は、旅行会社にも責任があるから返金を要求するように言ったけど、燃え尽きてしまって戦う気力がなかったわ。いくら損したんだろ、覚えてないけど。わたしは一人だったのでまだ良いけど、papricaさんは相方さんとチューイも連れていて、バンクーバーまでの道のりだって大変だったから尚更ショックだよね・・・。わーん。ハグハグ。でも、とりあえず道中でみんなケガや体調不良もなく無事でおうちにたどり着けてよかったわ。いつかもっと良いタイミングで素敵な旅ができますように。
Umiさん、こんばんは!
ホテル代、ひどいよね。カナダでも有名なホテルでねー、ずーっと旅行もしていないし、ご褒美ということで奮発しようって決めたんよね。いいホテルだから、ピックアップもしてくれるしサービスもいいだろうから、相方と一緒でも安心かなって思って。そーれーがーよーっ!!! 友だちや家族や同僚に話しても、それは酷い!って言うし、ホテルのサイトでオペレーションディレクターのコンタクトを見つけたので、メール送っちゃった。リファンドは期待していないけれど、あまりにも酷いって。
で、Umiさんっ!私もパスポートで同じ経験したことあるっ。シアトル経由でカリフォルニアに行くときに、シアトルで引っかかってねー。相方と一緒だったので、カリフォルニアの義姉さんが州のお偉いさんかだれかに連絡して(すごいよね)、Temporary passみたいなのを翌日発行してもらえるようにしてくれたんだよー。でもソレを翌日の列車の出発ギリギリに受け取りに行かなくちゃいけなくて。。。あのときも髪の毛がごそっと抜ける思いをしたわ… Umiさんは1円も返金してもらえなかったの?!アメリカにも行けなかったの?? 話を聞くだけでもぞっとする。。。
お天気は誰にもどうにもできないし、それは仕方ないって思うんよね。ただ、こういうハプニングがあると、旅行のたびにもんのすごく身構えてしまうようになるんよねー。いやぁ、相方+チューイを連れてっていうのは疲れた!!