無添加ビーツチップスと久々にこねないパン

この間お友達が「コレ、美味しいよ」って持ってきてくれた「ビーツチップス」。

Drop'n Mad Beets

Hardbite っていうカナダのブリティッシュコロンビア州のブランドの様です♪ HardbiteのポテトチップスはLifeStileっていうオーガニックのお店で見たことがあったけど、ビーツははじめて! ビーツの他にもニンジンとパースニップが新製品で出ているらしい。

Drop'n Mad Beets

材料は、ビーツ、キャノーラオイル、サンフラワーオイル、塩。 ビーツの甘みが生きている。

Drop'n Mad Beets

きれいなビーツ色。

畑にまだビーツ眠ってるんだけどな。こういうビーツチップ、自分で作れたらいいのになー。どうやったらこんなふうにからっと揚がるのだろう。まったく油っこくなくて香ばしい。ビーツ独特の土臭さ(?)もない。コレは美味しいぞ。

18時間ねかせて、とっても久しぶりにこねないパンを焼いたよ。らくちんっ!

こねないパン

焼き上がりにはぱちぱちという「天使のささやき」(?)が聞こえてきた♪

私の朝ごはんは、ココ数ヶ月はずっと果物(今はリンゴとバナナ)とヨーグルトと少しのメープルシロップ。なので、パンを食べるということが殆どないんだけど、焼きたてのパンはやっぱり美味しいネ。バターだけを付けてぺろりと二切れ食べましたー。

毎日テレビやネットのニュースはパリで起きたテロ事件の報道であふれている。その数日前にベイルートで起きたテロ事件についてはほとんど聞かない。空爆に寄って廃墟となってしまったシリアの様子は探さないと見当たらない。難民を今後どのようにして受け入れていくのかが討論されている。遠くカナダの平和な島に住んでいても、今起きていることを冷静に客観的に見つめて、意見するということがとても難しい。ダライ・ラマは「Stop just praying. Work for peace, and don’t expect help from God and governments. …Solve it yourself because you created it in the first place.」と言っていた。本当だ。

自分がムスリムだったらどんなに複雑な立場におかれることだろうと思う。道を歩くのも不安になるんじゃないか、自分がしたことではないのに常に罪悪感を感じてしまうんじゃないかって。「私はムスリムです。でもテロリストではありません。信じてくれますか?」というメッセージをかかげ、目隠しをして通り過ぎる人に問いかけている彼。

暴力に対する暴力や思想に対する思想をなしにして、Hugすることができたら、認め合い許しあえるんじゃないかなって、そんな気持ちにさせてくれたシーンです。

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「無添加ビーツチップスと久々にこねないパン」への14件のフィードバック

  1. ステキな映像を見て涙がでた。
    ぼくもこの街に飛んで行きたくなった。
    Hug♥

    1. asoboさん、こんばんわ。
      うん、私もぽろぽろと泣いてしまった。
      この映像はストックホルムでのものだけど、彼はNYや他の街でも同じことを訴えているみたいです。
      私からもHug。

  2. 涙がでたヨ。
    この青年も苦しんでいただろうし、この行動にもどんだけ勇気が要ったか。すぐ飛んでってハグしたいと思った。
    通り過ぎた人の中に、身近な人が犠牲になった人はいなかったかろうか。自分がそうだったらハグできるかなあ。
    いずれ、人の愛とか優しさ思い遣りの気持ちってのは、この地球を包み込むだけ大きい。そう思える動画でした。紹介ありがとう。

    1. にそ丸さん、こんばんわ。
      私も、自然と涙が流れました。愛情やいたわりや優しさって、実はとてもシンプルに表現できるものでありシェアできるものなんだなって。
      人種や思想や年齢性別関係もないですね。通りゆく人が彼にHugしようと歩み寄ったのは、この青年が身体ひとつで両手を広げていたからですよね。私に彼と同じことができるだろうかと、やっぱり考えてしまいました。

  3. オランド大統領の一連の発言や行為を見ていると、本当に
    911直後のブッシュ大統領と同じで、それが理性的であることを
    誰よりも好むフランスで起こってることが自分にはショッキングでした。
    ちょっと前にジハーディ・ジョンがドローンで殺害されて、彼に殺された
    アメリカ人青年のお母さんが、彼を殺してくれなんて頼んでない!
    殺された息子はきっと、ジハーディ・ジョンと友達になろうとするような
    子供だったと訴えたのを思い出します。

    テロの犠牲に遭った直接の人間でもなく、汝の敵を許せと言うのは
    おこがましいけれど、アメリカ人青年のお母さんのような、本当の
    意味での広い心、寛容な気持ち、間違いを犯す人間という生き物に
    対する慈しみを持てる強さがほしいなと強く願います。

    それと同じく、テロリストと同じ宗教を信仰するというだけで、憎まれ、
    差別されたりする不正も許したくないですね。この動画の青年たち、
    hugで応えた方々を見習いたいです。

    1. 真木さん、こんばんわ〜。
      そうですよね。。。 真木さんの意見に同感です。今日、フランス語の先生と少し話をしていたのですが、彼の親友の友達の3人が今回のテロに巻き込まれて命を落としたそうです。それでも、その先生もお友達も、暴力に対して暴力で自分の国を閉ざしてしまうことには賛成出来ないと言っていました。北米のマスコミは決してはっきりと指摘しないけれど、中東のバランスが崩れて今に至ってしまったのは、そもそも誰の仕業なのか。その先生も、フランスという国は、ずっと長い間、中東アラブの国々やイスラエルやアフリカ諸国との関係をそれなりに保ってきたって。今回のことで、北米と同じように「白黒」の報復手段しか選べない立場に置かれてしまったって。それが何よりも悲しいって言っていました。

      キャンパスでみかけるムスリムの人たち。どんな気持ちなんだろうなって思うよ。どうなんだろう。
      せめて、自分の身の回りの人たちや生きものたちに、笑顔で接していきたいなと思いました。

  4. こねないパンは
    かためなのかな~?

    私も朝はヨーグルトとバナナ・りんごだけです。
    でもパンは大好きなので
    家で食べるランチは ほとんどパンです。
    今はオーブンがないので 自分で焼けませんが
    焼きたてパンの あのいい匂いが懐かしいです。

    テロの目的は何なのでしょう?
    自分たちの世界にする為なのでしょうか?
    理解不能ですが
    世界中の人が協力して 
    こんな悲劇は なんとかしてくい止めないといけないですね。

    1. nonさん、こんにちわ!
      こねないパンの生地はゆるめですが、焼き上がりのクラストはぱりっとしてますヨ♪
      焼きたてのパンはたまりませんよね〜。ただバターをつけただけでも、とーっても美味しい。こねないパンは発酵時間が長いからか、何も混ぜていないけれど良い風味がでます。

      テロの目的、私も考えたことがあります。彼らに一つの土地なり国なりを譲り渡し、一切干渉しないという提携を結んだとしたら、彼らは残りの国々に手出しをしなくなるのでしょうか。そうだとしたら、いっそのこと与えてしまって、テロの国として自給自足で自立してやっていけばいいのに、って思ったりします。残虐な行為にたいして、爆撃などのような力でしか対応できないという現実にもどかしさを感じます。

  5. パプリカさん、

    恥ずかしい事だけど、このポストを見てからニュースを調べました。パプリカさんの言うように 、政治や思想で正当化される事ではなくて、人間愛を根源に世界の人たちが理想に迎えるといい。そして一人一人の理想に、他人の幸せを願う余裕もあるといい。

    私のいた大学院では、利己的な人が多くてとても嫌だった。論破するスキルはあっても、自分の生徒やクラスメイトに思いやりのない態度をとったり言葉をあびせたり。。。私達はなにを学びにここまでやってきたんだろう、、ってよく思ってました。もう卒業したけど、まだトラウマです。

    私もいつも、こっちの人と会う時、緊張しているよ。自分の下手くそな英語に辟易されないか、その事に自分は傷つかないか、ちゃんと聞き取れるか、いつも緊張している。たまにわざと、おどけてみたり。

    アフリカンアメリカンの男性は、トラブルに巻き込まれないように、きっと白人の住宅街には近寄らないよ。地域によっては、ベトナムやメキシコからの移民や二世だったり。自分の祖国を失った人って一杯いると思う。

    Peanutsの漫画に、Violet がCharlie Brown に自分のお父さんの自慢をする一節があ角ね。「ゴルフがうまくって、etc… 」って。Charlie Brownはそれを聞いて、「僕のお父さんはゴルフも下手だけど、僕がお父さんの働く床屋さんに行くと、必ず笑顔で大歓迎してくれる。仕事中には嫌なお客もくることもあるのに、、、。 」って言うんだよね。みんな自分の尊敬するお父さんがいていいし、全員がNo. 1で比べる事じゃないって意味だと聞いたよ。それを思い出したよ。

    ミシガンは初雪が積もってるよ。来週半ばにはまた気温が上がるみたいだけど。とても好きな静けさです。よい週末を!

    1. kumasakiさん、こんにちわ〜
      私たちのように凡人で、大した権力も財力もない人たちにしてみれば、どうしてこんなに難しい状況になってしまったのか、血を流す解決策しか見つけられないのか、本当にわからないよね。私にとっては、どうしてアメリカという国は他国に乗り出して行って、他国の上空にステルス戦闘機を飛ばしたり、爆弾を落としりできるのか、それが許されるのかがわからないよ。つい1ヶ月ほど前には誤って赤十字の病院を爆撃して、罪のないひとたちを殺してしまったというのに、メディアではその後の責任問題についてはほとんどとりあげなかったし。あの人たちの命は話す価値がないのかって思う。
      kumasakiさん、大学院も卒業したんだねっ!すごいよ〜!! おめでとうっ。よく頑張ったよねぇ。辛いこともたくさんあったんだ。。。アメリカっていう国では、kumasakiさんのクラスメートのようにがつがつと自分のことだけを押し通していく人格ではないと、生き延びていけないのかもしれないよね。テレビやネットのニュースを見ていても、アメリカでマイノリティとして生きていくのって難しいなって思う。黒人が白人地域に近づかないっていうのもわかる。いつ警察に一報いれられて、パトカーの窓からバンバンって撃ち倒されるかわからないもん。
      Peanutsの漫画、懐かしい〜。そういうエピソードが書ける時代もあったんだねぇ。最近さ、気持ちがざわついているからか、瞑想とかヨガとかもうちょっと頑張ろうって思うヨ。

      雪が降ってるの?? あぁー、いいなっ。ビクトリアは今年は雪降ってくれるかなぁ〜。 出勤しなくていいのならどっさりと降ってほしいなぁ。きれいだもんね♪ 風邪ひかないように気をつけてねー。

  6. ビーツチップス美味しそうー、papricaさんレシピ開拓してくれたら私も作りたい。
    自分で作った野菜で作ったチップスだったら本当に安心して食べれる愛のこもったおやつになるね。
    この一週間、ラジオから耳を離せない。フランスで暮らす私にとっても、最初の事件直後からオランドのスピーチには疑問を感じています。
    私には彼がセリフを読んでいる様にしか感じられない… ニュースだって都合のよいことしか流れないのだものね、やるせない気持ち。
    papricaさんの居るところは島だったのね、どおりでいつも海風を感じる美しい景色ばかりなのか納得♪

    1. poteriさん、こんにちわ!
      ビーツチップス、とっても美味しいいよっ。口の中が真っ赤になるけどー。スライスして油で揚げるだけでこんなにカラッとするのかなぁ。。。揚げ物って普段しないので、抵抗ありです。オーブンでできるといいのにね♪
      パリのテロ事件が起きたとき、ふとpoteriさんのことを思いました。poteriさんのところは大丈夫だとしても、きっとお友達でパリに住んでられる方がたくさんいるよね。
      この間、南仏出身のフランス語の先生と話をしたんだけど、本当に悲しそうな目をされていたよ。アメリカのように、全てを白と黒で分けてしまわないといけなくなるのかなって。ヨーロッパの国々は、アフリカ、アラブ、イスラエルに隣接していて、それでもそのデリケートなバランスを今まで何とか保ってきたのに。大きなことはできなくても、身の回りの美しいものや優しい人たちを大切にしていきたいよね。

      そうよー、ココは島です。私の住んでいるところは島の南端なのー。

  7. 素敵なものをシェアしてくれて有難う。わたしも同感。暴力で暴力を防ぐことはできないと思う。綺麗事かもしれないけれど、力では負の連鎖は止められないと信じたい。

    1. Sachieさん、どうもありがとう。
      本当にそうだよね。わたしも、きれいごとかもしれないけど、って思いながらも、やられたからやり返すを繰り返していたら、私たちは怯えの中でしか生きていけなくなるって思ってしまう。
      ガンジーが言ってたよね。目には目を、では、そのうちみんなの目が見えなくなってしまうって。